劇場公開日 2011年11月11日

  • 予告編を見る

マネーボールのレビュー・感想・評価

全181件中、1~20件目を表示

3.5華やかな世界の日陰者。

2022年5月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

○作品全体
ブラウン管で見るヤンキース対アスレチックス戦から始まり、照明の落ちた球場でラジオ越しに観戦するビリー。メジャーリーグという華やかな舞台が中心にある作品で、その舞台にはいない、陰の物語として決定づけられる作品冒頭がまず印象に残る。
作品内での野球シーンは終盤のみ存在し、舞台として映されるのは球団事務所やクラブハウスの風景だ。そこで進むチーム編成の努力が、照明の落ちた球場や年季の入った蛍光灯の下で静かに彩られる。落ち着いたBGMもあって、作品に漂う独特な空気感がビリーの「したたかさ」にも思えるし、チーム編成上の冷徹な判断に対する「侘しさ」にも思える。陰の物語としての世界観の作り方というべきだろうか。この雰囲気がとても良かった。

○カメラワークとか
・影を作る演出がほんとに良い。階段下のスロープ、一人きりのトレーニングジム、ビデオ室、照明の落ちたグラウンド。ピーターやビリーがいる場所には影が多く存在する。縁の下の力持ち、といえば聞こえはいいが、チームが低迷すれば矢面に立たされるし、かといって功労者として評価されることは少ない。そして古い考えが蔓延るMLBの中で、ビリーやピーターの考えはインドアの日陰者として考えられている。こうした2人の立ち位置を描くのにあたって、自然と画面に存在する影だった。
・当時の実際の映像と繋ぎ合わせる野球シーンの照明がバラエティとかの再現ドラマっぽくてちょっとチープ。いっそ野球シーンは全て実際の映像だけで良かったのでは?と思った。作品全体は影の落とし方が凄く良かった分、なおさら浮いてる。

○その他
・ブラットピットのガッツポーズの仕方がちょっとダサくて笑った。子供っぽい感じ。『ホームアローン』のマコーレー・カルキンのガッツポーズを思い出してしまった。
・ピーター役のジョナ・ヒルは好きな役者だなあ。一見抜けてる部分がありそうで、芯はある。そういうキャラクターが良く似合う。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
すっかん

2.0野球の魅力

2025年5月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ジャックス•バロウ

3.0以前アマプラでながら見したのを思い出して再見したが、…

2025年4月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作マイケル▪️ルイス著マネーボールを読了済です。NHKプレミアムシネマで放映していたので、再度視聴し、今回で合計2回見ることになりました。が、原作にある、統計データ分析によるプロ野球に革命を起こした核心部分をほぼ省略し、ブラピ演じる主人公のGMの過去と現在を情緒的に描いた作品です。原作の面白さ、データ野球革命の凄さが全く描かれていないことが確認できました。残念な作品になっています。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
たけちゃん

1.5マネーボール理論は夢溢れるマジックなのか、ファンを欺くまやかしのトリックに過ぎなかったのか

2025年3月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
TRINITY:The Righthanded Devil

3.5職業の実態(意義)を知れる作品

2025年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

好きです。
(吹替版で視聴)

メジャーリーグにおいて選手が主役だとしても球団スタッフをはじめビリー(主人公)が務めるGMは裏側や裏方とは言えない大事な職業だったり役目だったりします。

裏側じゃなく中身・実態を描いた内容でとても興味深かった。
※実話を元にしてるそうだが実話は知らない

選手の評価を好き勝手語り合うシーンは「こんな感じで商品的な価値換算で選手を選択をしてるんだな~、自分はこうはなりたくない」と思ってしまいました(笑)

人には分岐点がありその選択によって当然未来は変わる。
選択した方より「しなかった方のほうがよかったのでは」と思うことも多々あるはずだ。
でも決断を道を進むしかない。
数々の分岐点を迎えた自分もそんな想いにさせられた。

そして娘の歌、良かった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ノリ

3.5勝負の世界

2024年12月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 4件)
りか

3.0ジョニーデーモン

2024年12月1日
iPhoneアプリから投稿

の過大評価には心底納得

コメントする (0件)
共感した! 0件)
dk

3.0ブラッド・ピットは役柄に合っていなかったようだ

2024年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ブラッド・ピットがブロデュースと主演だったが、プロデュースだけにしておけばよかったのにな、という印象だった。どうしても演技がうまいとは言えないために、ブラッドだけが浮き上がって見えるシーンがいくつもあった。他の男優をあげて、この人だったらよかったかな、と家族と話すのは楽しかったが。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
bakuchichi

3.5スポーツビジネスを真正面から描いた良作だ。

2024年9月26日
PCから投稿

アスレチックスのGM、ビリー・ビーンが、他のチームからピーター・ブランドを引き抜き、セイバーメトリクスを採用して、2002年シーズンに挑む姿を描く。

ブラッド・ピットが、冷徹な判断力と熱い心を持ち合わせた主人公を、見事に好演。本作では、台詞が過剰にならず、簡潔な表現で、人間味のある関係性を描いている。チームよりGMに焦点を当てているのが、興味深い。

上映時間(133分)をやや長く感じたが、とても面白い映画なのは間違いない。日本でもようやく、スポーツ自体をビジネスとして大きなものにする認識が定着しつつある中で、実に興味深い作品だと思う。

統計学的な手法で、科学的な根拠に基づくチーム編成を導入し、現場との軋轢を生みながらも、結果を出していく姿を描いた実話物のドラマだ。スポーツビジネスを真正面から描いた良作だと思う。

コメントする 1件)
共感した! 8件)
岡崎仁

3.0GMの仕事をあらためて知れたが…

2024年9月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人的には野球はとても好きなのだが、本作にはあまり野球感を感じなかったため、すっかり後回しにしていた。
観てみるとやっぱり野球シーンが少なく、やっぱり残念。
GMの仕事をあらためて知れたのは勉強にはなったが、選手達はあまりクローズアップされていないため、野球好きには少々物足りなく感じるかも。
ブラピのちょっと乱暴な役どころも、スポーツマンシップ的にはどうかなとも思ってしまう。
比較的評判の良い作品のようだが、個人的には今一つ共感しにくかったのが正直なところだ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
いけい

4.0野球界の常識を覆し、貧乏球団が強豪チームへ

2024年7月31日
PCから投稿

興奮

幸せ

メジャーリーグの常識を覆した、真実の物語を原作とした映画。
主人公が経営危機に瀕した球団を再建する話で、華々しいメジャーリーグの裏側の戦いが生々しく描かれています。

限られた予算の中で、どうやって勝てるチームを作っていくか。
選手の強みを掛け合わせて、チームを勝利に導いていくこと。
今までにない新たな仕組みを取り入れ、決断したらそれを貫く度胸。
経営にも通じる学びが満載の映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
キムヒョンス(金賢守)

5.0ブラピ

2024年7月24日
iPhoneアプリから投稿

野球界で成功、勝つ為のマーケティング?
成功する為には色んな角度からのアプローチがあるのですね。
ピーターとの出会いが大きかった。
楽しめました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
alextm

5.03つのバクチに勝った

2024年7月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

知的

2011年公開のアメリカ映画。
マイケル・ルイスによるノンフィクション小説『マネー・ボール 』(原題:Moneyball: The Art of Winning An Unfair Game)を原作としている。

大リーグ(アメリカンリーグ)に所属する金欠球団オークランド・アスレチックスを題材にした下剋上スポーツドラマ。
実話をもとにしている。

監督:ベネット・ミラー
脚本:スティーヴン・ザイリアン、アーロン・ソーキン

【球団社長ビリー・ビーン】:ブラッド・ピット
【ビリーの片腕ピーター・ブランド】:ジョナ・ヒル
【アート・ハウ監督】:フィリップ・シーモア・ホフマン

野球ファン必見の1本。

脚本がとてもよく出来ている。
「セイバーメトリクス(≒ 統計学的見地から選手を評価する手法)」について詳しく作中で語られるわけではない。
せいぜい「◯某選手は出塁率が高い」程度までだ。
娯楽作品としては、十分だ。

大谷翔平のおかげで、大リーグ中継の機会が増えた。
OPSだのWHIPだの、見慣れない指標が画面に出る。
アメリカ人はデータが大好きだ。
ある指標と、得点や勝敗の因果関係を探っていく。

今は亡き野村克也さんが提唱した「ID野球」は、セイバーメトリクスとは違う。

ノムさんのは、状況ごとの心理的傾向値やあるファクトの発生頻度、
別の視点では言葉の定義に重きを置き、「シンキングベースボール」、プレイヤーに対して「考えてプレイしようぜ」というものだ。

セイバーメトリクスは、選手の特性を決定づける指標を定義し、それと勝利との有為な結びつきを仮説立てていて、プレイヤーというよりフロント、マネージャー(監督)が対象だ。
象徴的に語られるのは、「アウトにならなきゃ負けない」、つまり、「バントは愚策」とする考え方だろう。

本作はバクチをうった。
原作がそうだから、とは思わない。
映画は創作できる。
本作もいくつか、事実と異なる部分がある。

球団社長(フロント)という裏方を主役にするというバクチ。
◆ブラピを配役してクリア。

セイバーメトリクスという専門的かつめんどくさい概念を映画に持ち込むバクチ。
◆見た目にもスポーツと縁のない、野球経験ゼロのインテリ君をセイバーメトリクスの象徴として際立たせてクリア。

実話とは言え、当時、スターもおらず知名度のないアスレチックスをメインにせざるを得ない博打。
◆幾人かの選手にスポットをあて、観客に感情移入させることでクリア。

大したものだと思う。
アクションが主戦場のブラピを、よく主役に据えた。

アカデミー賞6部門でノミネートされたのが本作の出来を表している。
野球好きは必見と言い切れるので、☆5.0

コメントする (0件)
共感した! 9件)
Haihai

2.0多くの人が知らない野球の醍醐味

2024年7月18日
iPhoneアプリから投稿

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
とみ

3.0ちゃぶ台返しや物に当たり散らす人は…

2024年7月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この作品は、キネマ旬報ベストテンで
「ゴーストライター」
「ソーシャル・ネットワーク」
「英国王のスピーチ」
がベスト3を占めた年に
第6位に選出されるという高評価ながら、
全く知らないでいた作品だったが、
昨年鑑賞した「カポーティ」の
ベネット・ミラー監督作品とも分かり、
興味が高まる中で初鑑賞となった。
しかも、「カポーティ」の
フィリップ・シーモアが監督役という
嬉しいおまけ付きだった。

アスレチックスには約50年前の
Wシリーズ3連覇の黄金時代をはじめとする
20世紀の輝かしい戦績があったが、
この作品はその後の21世紀に入ってからの
話だった。

現在下位に低迷するアスレチックスは、
21世紀に入って、この作品で描かれたように
幾度か地区優勝の栄冠は得たものの、
Wシリーズは元より、
リーグ優勝も果たせない状態にあるようだ。

この作品での統計学の活用というと、
野村ID野球が思い出される。
時代的には野村の方が先だが、
このGMが日本の野球からヒントを得ていた
可能性などはあるのだろうか。

この時代の一時的なチームの躍進は、
GM視点で描かれた。
しかし、実際は
チーム全体の工夫によるものだったろうし、
作品冒頭での
“野球の奥の深さには常に驚かされる”との
ミッキー・マントルの言葉もあるものの、
一方、野球は正に“マネーボール”の世界で、
ヤンキースやドジャースを見ても
分かるように、
実際は“金次第”の要素も大きく、
それだけに、“金次第を超える”要因で
この作品も受けたのだろう。

ところで、私はちゃぶ台返し等、
物に当たり散らす人間は好きではない。
(誰が片付けるんだ!、自分で片付けろ!)
これがドラマ化での設定ではないとしたら、
周りの方々にとって、このGMは
扱いにくい人物だったのではないだろうか。
作品の程度以前に
そんな好き嫌い感覚が頭をもたげ、
この作品の評価に影響したかも知れない。

コメントする 1件)
共感した! 4件)
KENZO一級建築士事務所

5.0忘れない為にレビュー

2024年6月25日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
個人的トップ映画100

4.0自信さえつけば本物になる

2024年6月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 13件)
こころ

4.0うん、よかった、

2024年6月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

登場人物も多くなく、話もわかりやすくてよかった。
結果を求められ、その評価、対価があるのはどの業界でも同じだろうけど、これも実話ということで見入って見られた。

個人的には、重要なサポート役、右腕となるピーターのポジションが好き。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
みけい

4.0見応えあり!野球ファンならたまらない作品

2024年5月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

幸せ

CSで録画視聴。
CSでたまたまブラッド・ピッド特集があり彼の作品が放送されていて、ブレッド・トレインは、映画館で観ているので、見逃したマネーボールを観た。
本作品は大リーグアスレチックスのGMビリー・ビーンが、プロ野球選手からGMに転身し、低予算で強い球団を作るために掟破りの独自理論を実践し始めたが。
見応え十分の作品だった。野球ファンならたまらない作品。弱小球団がどうやって低予算で強い球団を作るか。ワクワクしながら観たが期待通りだった。実話だと言うのだから更に驚く。面白い作品に出会えた。
ブラッド・ピットの作品ではマネー・ボールとブレッド・トレインが個人的には好み。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ナベウーロンティー

3.5野球をプレーするのか好きな名監督は東京メ◯ツの岩田鉄五◯なり♥

2024年4月10日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
マサシ
PR U-NEXTで本編を観る