ソーシャル・ネットワークのレビュー・感想・評価
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フェイスブック創業者のプライバシーも公開、クールな映画
映画「ソーシャル・ネットワーク」(The Social Network)を有楽町マリオン9F(東京・有楽町)の丸の内ピカデリーで観た。世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェイスブック」の誕生をめぐる人間ドラマ。
満席だった。映画の面白さもさることながら、今をときめくフェイスブックへの関心の高さも人気の秘密なのだろう。
映画のカタログに「YOU DON'T GET TO 500 MILLION FRIENDS WITHOUT MAKING A FEW ENEMIES」とあるが、この映画はまるで、ライバル企業がフェイスブックのネガティブキャンペーンをするために作った映画のようだった。映画冒頭の彼女との会話のシーンで、観客は、フェイスブック創業者の「頭はいいがくどい性格」に辟易する。
その後も、「こんな人があの、フェイスブックの創業者なのか?」「あのナップスター創業者がフェイスブックにこんなに関わっていたのか」と驚きの連続。
フェイスブックの急成長神話の裏側をエンターテインメントとして楽しめた。
プライバシーを公開するフェイスブックの創業者だからこそ、ここまで自分をオープンした映画を容認できたのかもしれない。
天才も人間
ハーバード大学に通うモテないオタクの天才くんが、
世界最大のSNS『Facebook』の創設者となって、得たモノ失ったモノは…?
実在も実在、まだまだ現役26歳の億万長者の姿を描いた、ほぼまっさらノンフィクションの作品。
たった7年前の、いち個人の事を映画にしちゃうなんてホットだわね〜!奥さん!
…とはいってみたものの、
主人公のマーク・ザッカーバーグなんて人を全く知らなければ、『Facebook』って?えへッ?
っていうくらい、何にも解らないオイラ。
ただでさえ、コンピューターやら経済やら全く疎いもんだから、
興味のある人の『ドップリ感』と比べたら、オイラはきっと20%くらいのもんだったろうな。
でもね、面白かったんだよね。
青春映画っていえるかな?そんな視点で。
自分の才能にこの上ない自信を持ちながら、それ以外には自信を持てない自分にも気付いている。
でもそれを認めたくないから、ますます自分の世界に没頭していく…
お金や名声を求めるワケではなく、
ただ、自分の才能をもっともっとカタチに表す事、
そうして生み出した物が認められて成長していく事だけに、
悦びを感じるようになっていく…
それを満たしてくれる、ビジネス相手のオトナ達との関わり…
そんな興奮の中、彼の胸の奥には何かどんよりとした虚しさが常にまとわりついていたんではないかな?
とか、
親友を傷付け裏切る結果になった事に対しても、申し訳なく思う気持ちはあっても、
自分の思いや考えをどう表現したらいいのか『正解』が出てこない、コンピューター相手なら完璧な『正解』を出せるのに…
決してそれを口にはしないけど、自分には『大事なものが欠けている』って感じ始めた、
けどやっぱり、自分の否を認められない弱さから、更に自分の才能で武装を固めていく…
彼の中にあった葛藤は?
脳みそとココロのどちらに、より重くのしかかってきたんだろう?
なんて考えてみたりしてね。
それでもって、主人公マークを演じたジェシー・アイゼンバーグって俳優さん!
これまでじっくり見たことがなくて、そのお陰で無駄にイメージがついていなかったからもあるんだろうけど、
ぴったしハマり役だと思いましたのコトよ!
理屈屋さんで傲慢でイケスカナイとこが目立ちはするが、
ホントの悪いヤツじゃない、純粋で不器用で、時に無邪気、
でもやっぱり何考えてるかよく解んなくて、どこか気味悪い…
どの表情を雰囲気をとっても、もうマークでしかなかったもん!
『演じてる』って感覚は一瞬も感じなかった…凄いと思った。
それと、原語のまま理解できないのをこんなに悔やんだ事がないという程の、ハイテンポな言葉の応酬も面白かった。
聞いているこっちが呼吸ができなくなるかと思ったわ。
会話劇…っていうの?お見事(まぁね、字幕読んでたオイラが言うのもナンですけど)!!
あと忘れちゃいけないのが、まぁ敵役にあたるのかな…イケメンマッチョの双子くん。
結構アタマ働かせながら画面に集中してる中、
この『正統派ハンサム顔』『秀才』『ボート部エース』『おウチ裕福』『紳士的』な双子が、
なかなかソフトで上品な笑いを所々ちりばめて下さって、これも素敵なアクセントでございましたわ。
ラストシーンの締め方が緩かったのも、
映画で一回完結させちゃってなくて、そのまま『今』の『現実』に繋がってるって感じで、オイラ好きだったな。
ドキドキハラハラどんでん返しがあるワケでも、ネタバレ厳禁ってワケでもないから、
もう1回観てみてもいいな〜と思った。
きっと、今回は見逃したり理解が追いけてなかった部分に気付いて、心でももっと感じられて、もっと楽しめそうな気がする!
マシンガントーク
マークのマシンガントークのスピードで全編が進む。
彼女に振られたことがきっかけで、フェイスブックのもとになるサイトをつくっちゃうわけだけど、
そもそも彼女は、マークのどこに惚れたんだろう?
映画の中のマークは、イヤな奴にしかみえないんだけど。
人を無視して自分の考えだけをマシンガントークで話し続ける。
彼女じゃなくてもそばにいるのがいやになると思う。
たしかにフェイスブックで成功を収めたかもしれないけど、
はたしてそれは、自分自身をふくめ、みんながハッピーになれることだったのか?
周りとの訴訟も金銭で和解しただけで、根本的な解決にはなっていないと思うし。
この先もマークにはさまざまな問題がふりかかってくると思うんだが・・・
Facebook非協力。どこまでが事実?
全世界で5億人ものユーザが登録しているFacebookの創業にまつわる物語。しかしながら、制作に際してFacebook側の協力は得られず、どこまでが事実で、どこからが創作なのかが不明である。
この手の物語には、仲間内での衝突が数多く繰り広げられるものですが、Facebookの場合も例外ではありません。映画では、Facebook着想の頃の映像で始まっていますが、物語の作りとしては、今から過去を回想すると言う作りになっています。しかしながら、現在のシーンよりは、回想のシーンがメインとして描かれており、創業から今までほぼ時系列に描いていると見ても良いと思います。
基本的に事実を描いているので、あっと驚くような出来事は少ないですが、Facebookの未来を決めたのはショーン・パーカーとの出会いでしょうね。パーカーというIT業界の先達がいたからこそFacebookがここまで大きくなったのは恐らく間違いないと思いますが、また、それが故に、結果としてザッカーバーグは、友人であったエドゥアルドを裏切るような事になってしまったんでしょうね。
ところで、Googleを抜いて世界一のアクセス数を誇り、世界的にはFacebook全盛ですが、日本ではイマイチ。その理由は、Facebookが実名を基本としており、匿名を好む日本人の特性には合わないと言われていますが、どうなんでしょうかね?
映画の話に戻ります。結果として、ザッカーバーグは、数多くの友人を失いながら、巨万の富を手に入れた様な描かれ方をしており、ちょっと悪人過ぎる描かれ方をしています。新しいものを創り上げていくときには、少なからず周囲との衝突はありますが、人間的魅力のない人物に付いて行く人は少ないと思います。先にも記したように、この物語を描くに際してFacebookの協力は得られていないので、どの位まで真実に迫っているかは不明ですので、話半分と思っていたほうが良いのでしょうね。
全米映画批評家協会賞を始め、様々な賞を受賞したり、ノミネートされていますが、私的には、正直、そこまでの作品には思えませんでした。頭が硬くなってしまったんでしょうか? まだまだ現在進行形の話であり、物語の深みが足りなく感じました。もう少ししてからでも、映画化は遅くなかったのではと思います。
自分の中で、安易な感情が浮かんでこない。
安易な感情が浮かんでこない。
感動した!傑作だ!素晴らしい!駄作だ!ツマラン!
どの感想も浮かんでこない。
圧倒的な言葉の洪水と、それに呼応(若しくは相反?)するスタイリッシュな映像の応酬。
ひたすら視覚聴覚触覚を嬲られ続けたみたいな。
目まぐるしい。
息継ぎができない。
箸休めも許されない。
気を緩めると場外に放り出される。
カークラッシュ、炎上、銃撃戦、絨毯爆撃…。どのアクションにも引けを取らない、むしろそれ以上に悠長な展開を許さない。
理論と罵声と賛辞と嫉妬と憤怒と欲望がひたすら駆け巡る。
気が付けば、幕が下りていた。
実際、筋書きだけを語ると、何てことはない話。
“ある天才青年”の成功の軌跡、彼を取り巻く人々・環境の、所謂「こういうことがありました」という至ってシンプルな内容。
それを、こんなスリリングにドラマチックに仕上げてしまうデヴィッド・フィンチャー…。
やっぱり、彼は凄かった。
では、これは惜しみのない賛辞?
うぅん…まだ、そこまで感情が追い付いてない。
疾走感溢れる傑作
世界最大のSNS FACEBOOK創業者マーク・ザッカーバーグの成功の裏表を描いた映画。
なのですが、単なるサクセスストーリーではなく、
オタクならではの欠陥、仲間の裏切り、周囲の嫉妬、成功したが故の金銭闘争などを織り交ぜながら、ネットメディアならではのスピード感を、会話の情報量、時代の栄枯盛衰、息もつかせぬ展開でスクリーンに表現した傑作。
成功物語は得てして後味悪いものも多いのですが、
本作に関してはラスト5分で表現される成功と引き換えに失った親友など人間味がそれを払拭しています。
The White Stripes、Super Furry Animals、The Beatles、John Lennonなど音楽が良いなーと思ってみていたら、
Nine Inch Nailsのトレントレズナーが音楽担当なんですね。
映画の疾走感が音楽と映像、編集によって絶妙に表現された傑作だと思います。
すべてを手に入れて、たった一人の親友を失った天才の話
mixiが流行り始めた頃、初めて使うそのシステムの面白さにすごくハマって、一日に何回も何回もアクセスしてしまいダメだこりゃ止まんないなんて話したのを思い出した。
普段から知っている友人もsnsを通すと違った一面が見えた。
疎遠になった友達と復縁することもあった。
snsでコミュニケーションを取ることで現実に会わずして関係や互いの理解を深めることもできた。
facebookの創業者マーク・ザッカーバーグは、若き天才プログラマーだがその実態は非社交的で友人も少なく、コミュニケーション能力の極めて低いオタク。映画の冒頭の10分間、恋人にフラれるシーンの会話で彼のその個性が強烈に示される。
"モテる奴"への嫉妬と羨望の入り混じった複雑な感情が、マークに、現在世界最大規模のシェアを誇るソーシャルネットワークサービスを開発させた。
マークや彼の周囲の雰囲気は、ハーバードのエリート集団だということを除けばいたって普通、どこにでもある大学生活だ。(同世代だからいろんなところにすごく共感した!!)
それを天才が経験すると、こんなにも世界が違ってくるから驚く。
ノートの貸し借りのために、同じクラスを履修している生徒を参照できるCoursematch(コースマッチ)というプロジェクトを作り、気になる相手に彼氏がいるのか知りたがる友人を見てfacebookにステイタス機能を持たせるアイデアを出した。
そしてその才能と運命は彼を、一学生から史上最年少の億万長者へと導いた。
映画はもの凄いスピード感で進んで行く。超高層ビルを最上階まで直通で昇っていく高速エレベーターみたい。
インターネットの世界では頭に浮かんだアイデアやイメージを数分から数時間の間に実行することができるから、そしてそうしなければ競合に負かされてしまうから、あのスピード感は現実的だったんだと思う。
グンて雲も突き抜けて、チーンてドアが開いた時、あれ、ひとりぼっちだったね、みたいな感じ。
瞬く間にすべてを手に入れて、引き換えにたった一人の親友を失った天才大学生の言葉にならない数年間のお話です。facebookのサイト同様、シンプルかつクールな映画。
最後に、双子のウィンクルヴォス兄弟は最高です。
2位じゃ駄目なんです!
成功の表と裏をほろ苦い青春ドラマで彩った群像劇。
なんてことの無い物語なのに面白かった。
膨大な台詞で展開する会話劇を,
軽妙な編集と音と映像とキャラクターで引っ張る構成が抜群。
映画の醍醐味を満喫!
2位じゃ駄目なインターネットの世界の先進性を伝えると同時に,
その場かぎりのコミュニケーションは
気軽を売りに充実を手放していると知らしめて,
映画の締めに空虚な余韻を残す・・・。
ただの天才、ただのオタクそして、ただの裏切り者
先日フェイスブックについてウィキペディアを使って検索したところ映画で描かれていることの3分の1程度しか書かれていませんでした。フェイスブックが世界最大のソーシャルネットワーキングサービスだとか創設者が誰だったとか元々はフェイスマシュと呼ばれていた事等表面的なことばかりでした。そして、私自身もアカウントを持っていたこともありました。しかし、この映画がこんなにも面白いものだとは想像もしませんでした。なんと言うか1人でも多くの人に観てもらいたいそんな映画です。
本編では2003年から2004年に掛けてフェイスブックの創設者マーク ザッカーバーグのハーバード大学でのフェイスブックをめぐる人間模様とその後に起きた2つの法廷闘争が交互に描かれています。
注目は監督デビッド フィンチャーのテンポの良いストーリーの描き方とキャスト陣のがんばりです。それから、編集の事はよくわかりませんが上手かったと思います。
これまでサスペンス色の強かったフィンチャー監督ですが、最近は多彩なジャンルの映画に挑戦していますね。本作で特に上手く描かれていたと思ったのはマークと親友エドワァードーとの関係とそこに割って入るショーンの存在。世界最年少の億万長者の誕生には多くの犠牲があったということ辺りの描き方はあっぱれとしかいいようがありません。それから、主演のジェシー アイゼンバーグ(「ゾンビランド」、「アドベンチャーランドへようこそ」さらには「イカとクジラ」)のマークの役作り。脚本家のアーロン ソーキンの書くドラマや映画(海外ドラマ “ザ ホワイトハウス”に映画“チャーリー ウィルソンズ ウォー”)を観た事がある方ならわかると思いますが、とにかくしゃべるのがスピーディーでテンポが良くとても気持ちがいいです。本物のマークがああいうしゃべり方をするかどうかはわかりませんが、とにかくいいです。その他キャスト陣もがんばりました。例の双子やショーン役のジャスティン ティンバーレイクさらには新「スパイダーマン」を演じる事になっているアンドリュー ガーフィルド等よくがんばったと思います。
ただし、この作品には1つだけいらない要素があります。それはあの“チキン事件”です。アレさえなければもっと良い作品になっていたと思いました。しかし、これはとてもマイナーな指摘なのでこの作品の素晴らしさにあまり影響はありません。是非、パソコンがわからない人にも観てほしいそんな作品です。
現代を象徴し代表する1本
Facebookのログイン回数、片手で足りる程度。
ハマる気配など全くナシ。
ジェシー・アイゼンバーグとアンドリュー・ガーフィールド見たさに
鑑賞したのですが……。
オープニングで度肝を抜かれ、
最後まですっかり見入ってしまいました。
お目当ての2人の演技はもちろんですが、
脚本が巧み。
ものすごい量の言葉が投げ交わされる会話を軸に
淡々としているんだけど、緩急がついたストーリーに圧倒されました。
高揚していく最中でのはずし方、
過去と現在とのスイッチのタイミングが絶妙。
そこに、ビジュアリストのフィンチャー監督が
魅せる画をつないでいくわけで。
ヴィクトリア・シークレット、ナップスター、フェイスブック
人々の心をつかむアイデアが生まれるきっかけって
意外にも同じであったりするんですね。
そして、時代が移り変わろうと
金、名声につきものなのは裏切り、孤独。
現代を舞台に普遍的な要素をまとめあげた
どこをつついても、
文句のつけようがない逸品でした。
大切な親友がいる人に観てほしい
もう4回も観てしまいました。
大切な親友がいる人は是非観ていただきたいです。
かつての親友が敵となった状況のなかでのマークザッカーバーグを描いています。
SNS創設の軌跡を描いた作品ですが、この作品が本当に描いてるものは人間誰しもに共通する“友情”と“愛”です。
だからこそここまで評価されているのでしょう。
自分も大切な親友を喧嘩で失った経験があります。
だからこの映画で描かれているザッカーバーグがよく理解できます。
たとえ喧嘩別れしても、ともに笑い合った彼のことは悪く思いません。
大切な親友がいる人、親友を失った経験がある人は是非観てください。
この作品の本当の良さが理解できるはずです。
テンポがいいです。
ちょっと、テンポが早いので、はじめの方は字幕で見るとちょっと、大変です。
でも、慣れてくるとテンポがあっという間にエンディング。
なかなかよかった~。
何かやろうとしている人は、ちょっとやる気と勇気がもらえるかもです。
良い映画だということは保証できる。
以下twitter(@skydog_gang)への投稿に加筆――
良い映画だということはわかったのだが、好き嫌いで言うと、好きにはなれなかった。
というのも、出て来る人物がことごとくスノッブな奴らばかりで誰の感情も理解できず、自分の気持ちとスクリーンとの距離が埋まらないのだ。
一応「時代の寵児も人の子」的な「人間らしい」要素はあるものの取って付けたような印象で、「天才の孤独」を描き出すまでには至らなかった感。
それでも、若き天才の単純な成功物語にもそれを貶める物語にもせず、グイグイ引き込まれる力強い映画に仕立てたのは流石。
CMやMV出身の監督にありがちな安直な表現には決して逃げないフィンチャーはやはり本物の映画監督。緑がかった「フィンチャー色」の画も美しい。
ジェシー・アイゼンバーグ最高!
今年のオスカー大本命。米国旅行の際に見ました。ちなみに通常料金で6ドル(500円。円高万歳)。まじで、最高でした。デビッドフィンチャーは前作のゾディアックに続いて、2作目のノンフィクションですが、前回同様、構成脚本ともに最高です。前作と違って興行的にも大成功。快進撃中です。IMDbも8.5の高得点キープ。
この映画の肝は、極めてアスペルガー的でオタで優れたハーバードの学生ハッカーで史上最年少の若い億万長者のマーク・ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグにあります。「イカとクジラ」見たときから、才能ある俳優さんだなー、と思っていましたが、それに加えて、この役ははまり役です。彼以外が演じていたら駄作になっていたでしょう。特にシャイア・ラブーフなんかも候補に挙がっていたそうですから、フィンチャーは本当によい選択をしました。あまりにはまっていて、今後の彼の俳優生活が心配になってしまいます。
ジャスティン・ティンバーレイクはナップスター(懐かしい!)の創始者を好演。いままで嫌いでしたが、この映画での演技は結構好きです。2000年代を生きてきた私を含めてオタの方々は、思い切り入り込んじゃってください。
絶対おすすめ!日本では3か月ほど待たなくてはなりませんが、素晴らしい2010年最高の青春映画です。10000円払ってでも見る価値あります。もう一回見てー。
追記
日本版のポスター見ましたが、ひどい・・・。意味わかる人いなくてもいいから元通りにもどして。ザッカーバーグが悪者みたいじゃないですか。
You don't get to 500 million friends without making a few enemies.
数人の敵を作らなくては5億人と友達にはなれない。
こっちのほうがよくないですか?
きっと別のコピーの英語のPunk Genius BilionaireのPunkを「危ない奴」って訳したのでしょうけど。Punkにはもっと無鉄砲なならず者的な意味があるはずです。
実名使いが リアルに見せる
最初の場面で あたまがクラクラするくらい 早口 & ボキャブラリーの多いマーク(主人公)に圧倒されました。
天才って、やっぱり 変わってる。。笑
Facebook の創設者:マーク・ザッカーバーグの半生を描いた 作品。 実名使いで、ストーリーをリアルに見せていました。
弱冠26歳の半生だと 映画にするには短い気がしますが、たくさんのことが マークを中心にどんどん動いて 作られて・壊されて・次へのステップを見つけて進んでいくのは、実際に起こったことだと信じがたく そこが見どころだと思います。
エンディングは(私は)物足りない気もしたけれど、そこから 現在(2010年)につながっていると思うと、また面白い。
帰宅して、名前別に(実在の)人物たちを検索して 「この人なんだぁ。。」と また感動してみたり。
主人公のマークを演じたジェシー・アイゼンバーグ。 彼、良い俳優さんです。
『ハンティング・パーティ』でも 『ゾンビランド』でも、オドオドしてるけど 笑いのつぼを押さえつつ キャラクターを印象付けるジェシーの魅力が出ていましたが、今回は… ジェシーで適役だったけど、彼自身の魅力は 半分だったかなぁ。 人間ドラマなので 笑いも少なく、私が見たいジェシーじゃなかったかも。。
でもマーク・ザッカーバーグという人を よく表現してたと思います。
マークの親友・エドゥアルドを演じた アンドリュー・ガーフィールド。 注目したいイケメン☆
友人想いで やさしいエドゥアルドを、繊細な演技で 魅せてくれました。
次は『スパイダーマン・リブート』で主演 張るそうです、楽しみ♪
マークにFacebookのアイデアをあげた(盗られた?)同級生・ウィンクルボス兄弟(双子)を 一人二役で演じたアーミー・ハマー。
いやぁ騙されました、てっきり “双子のイケメン”だとばかり。。 二役、なかなか良かったです。
でも 今考えれば 声がやけに太い(ぼんやりしてたり)、兄弟のやりとり(一つの画面にいるとき)に 微妙な間があるのは このせいなんだと 後で納得。
ま、演技よりも 彼のイケメンぶりに 注目ってことで。 ちなみに 実在のウィンクルボス兄弟は、ゴッツイです。
ナップスターの創始者の一人・ショーン・パーカー役に ジャスティン・ティンバレーク。
似てるかも(実在人物に)。。かなり遊んでる人 なんですねぇ。 ちょっと悪の部分もあるショーンの設定ですが、演技が 足りなかったかな。。
どうせならクラブシーンで 一曲歌ってほしかった(笑)
個人的に注目したい人物が、弁護士の卵役?・マリリンを演じた ラシーダ・ジョーンズ。
彼女、本物の【ハーバード大卒業生!!】 マークにやさしく声をかけるところが 印象的。
『コップアウト』では トレーシー・モーガンの奥さん役をしてました。
トビー・マグワイアのフィアンセ。 お父さんは 歌手のクィンシー・ジョーンズだそうです。
ぶっちゃけ コンピューターを使わない人には 理解不能です。 経営(経済)が分かる人には、かなり面白いと思います。 Facebookの内容は 知らなくても平気だけど、複雑なストーリーをちゃんと追えるように (話が前後することが多いので)集中しないと、“糸が切れた凧状態”になるので 要注意。
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