ソーシャル・ネットワークのレビュー・感想・評価
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青春の勢いと、ビックになるほどに失うものと
この映画のキャッチコピーが好きでした。
6億人と友達になったら、たった1人の親友を失った?的な。
天才だし、変わり者で、決して善人ではない彼がよく描かれています。
この監督さんって、セブンとか、ゴーンガールとか、サスペンスの印象が強いんだけど、それぞれのサスペンスが素晴らしいのは、登場人物の描写が的確だから。
その意味でこの映画は、ピカソのデッサンみたいな?、素手力を垣間見ました。
天才×陰キャの最悪の組み合わせ
世界一のSNS、Facebookを作った実在の人物マークウォールバーグの半生を描いた作品。
ハーバード大学2年のマークはある日ガールフレンドのエリカにこっ酷くフラれ、その鬱憤を晴らすために持ち前のプログラミングのセンスを駆使し、校内のパソコンにハッキングして女子生徒の顔写真を集め、女の子の格付けサイトを学生らに一斉送信。拡散に次ぐ拡散により校内のサーバーはダウン。マークは一夜にして学校中の女子生徒の嫌われ者と化す一方でそのプログラミングのセンスに一目置かれ、ボート部のウィンクルボス兄弟らから女子学生と知り合うことを目的としたサイトの立ち上げの協力依頼を受ける。
天才に陰キャを混ぜた最悪タイプの人間にオタクと小バカにされる要素たっぷりの早口をジェシーが見事に表現。冒頭のエリカとの会話のシーンだけで確実にこいつはめんどくさいと感じた笑。さらにその後のSNS(当時はブログ?)に鬱憤晴らしまくる姿や仕返しの仕方に引く笑。
一方でそのセンスを駆使し、Facebookの前身となるサイトの立ち上げに貢献しようとするも独自でソフトの開発に没頭し、依頼主のウィンクルボス兄弟らと一切の関係を断つ。
その理由が誘った際に君の名誉挽回にもなると言われたからだという器の小ささと根に持つ性格を露呈し、さらに引く笑。
実在かつ健在の人物をこれほど悪印象で描いていいのかと感じるほどの表現だったがマークザッカーバーグ本人的には悪くないらしい。この発言から見る辺りジェシーが演じた図太さもあながちウソではない気がする笑。
というわけでジェシーアイゼンバーグ大嫌い映画笑。初見がこっちじゃなくてよかった。ヒゲだろうがハゲルーサーだろうが変な頭だろうがこの人は好きだな。
最後Facebookで元カノのエリカに友達申請して何度も更新している姿がすごく印象的。きっとFacebookの立ち上げを通してもう一度エリカに振り返ってもらいたかったんだろうなって思った。不器用な天才の孤独な背中がすごく切なく見えた。
どうでもいいけどショーンパーカー演じたジャスティンティンバーレイクの方が実際のザッカーバーグに似てるじゃねと感じた。
ドキュメンタリー調なのかと勝手に思ってたけど
かなり面白かった!!
あっという間に終わってしまった。
ドキュメンタリー調なのかと勝手に思ってたけど、
そんなことはまったくなかった。
エドゥアルドのつらい立場は見ていて胸がつまりそうだった。
自分の居場所を確保するために頑張って、でもそれが裏目に出て足を引っ張って、最後は肩書にしがみつくも裏切られ。
側で支えるべき彼女が最悪だったこともエドゥアルドの運のツキ。
ただ話し合いの途中で友達だから、といってマークがエドゥアルドを擁護している場面もあり、ビジネスが絡まなければ、親友であった影が見えたりもした。
2011/1/21 @多摩センター
ギラギラの臨場感
このジェシー・アイゼンバーグなる俳優。マーク・ザッカーバーグ本人知らないから似てるとか似てないとかはわかんないけど、気難しい天才役がしっくりくるという点、ベネディクト・カンバーバッチ級。どうやったらあんな演技ができるのかね? すごい早口で眉間に皺を寄せてほとんどアイコンタクトを取らなくて、頭の中を無数のアイディアや思考が猛スピードで駆け巡ってるんだろうなぁ、凡人とは世界の速度がまるで違うんだろうなぁ、としみじみ。
ナップスターの創始者ショーンは、おそらくマークが初めて出会った自分より賢い人間で、しかもすでに大きな成功を収めている。惜しげもなく武勇伝の数々を披露するショーンに、転げ落ちるように心酔していくマーク。そうだよね、そりゃそうなるわな。爆音が響くクラブであのシーンを録ったのは、ショーンに出会う前の世界がいかにつまらなくて色のない退屈なものだったか、強調されているような気がしたYO!
「シャーロック」でも「イミテーション・ゲーム」でも、主人公が恋する相手は、彼よりちょっと普通だけどそれでもやっぱりかなり変わってる人だった。でもマークが好きになったのはいわゆる凡人のエリカ、というのがちょっと面白い。最後の最後まで引きずってたしね。根本的に何がいけなくてフラれたのかわかってなさそうな感じがいじらしく思えた。
そして和解金の60億をはした金のように支払ったマーク。やっと彼がどんだけの大富豪なのかわかった。総資産5兆円?50兆円?史上最年少の大富豪とですもんね! こないだ「ウルフ・オブ・ウォールストリート」観たときもそういう感覚になったけど、凄すぎてなんかもうわけがわかんなくなる! 本当にネットビジネスって儲かるのね! 今更の気付き。形のある何かを売るわけじゃないから元金かからないし、クリエイティブな人にとってはアイディアは無限だし。夢見るyoutuberが増えるわけだね。子供がおもちゃで遊んでる動画をアップするだけで広告収入ものすごい入る世の中だもんね。面白いことできない、マメになれない私とは無縁の世界...
デビッド・フィンチャー監督の作品はけっこう観てるな! 「セブン(1996)」「ファイト・クラブ(1999)」「パニック・ルーム(2002)」「ロード・オブ・ドッグタウン(2005)」「ベンジャミン・バトン(2009)」「ドラゴン・タトゥーの女(2012)」。「ゴーン・ガール(2014)」もDVDに録画してある! これから好きな監督を聞かれたら、デビッド・フィンチャーって言えるかなぁ♪
かっこいい
そもそも天才の話が好きなので、
この映画は好きだった。
最初の会話シーンも、ならではの独特なキャッチボールの仕方。
頭いい人ってああいう話を前後に話したり同時にいろんな事考えてる印象はあるなー。
早口なのがまたいい。
突っ走ってくれ!
実際の話をここまで映画としてできるって凄いと思う。
音楽やカットの仕方とかテンポがダラダラしてなかった。
おもしろかった。
若者よ、早口であれ
登場人物たちが早口である。
しかも主演のジェシー・アイゼンバーグは早口が似合う。
あの少し尖った口が印象的な彼だが、その口があっているのだろう。
仲間や友達がいなくても金が入るのだから、
まぁー別にええんでねぇーの‥‥
これ感想です。
実際の本人を観ているから別に悲しんでいる様子でも無いし、結婚して子供も出来たらしいので、特にこの映画を見て感動とか、あんまりしませんでしたね。
しかし面白い映画ですので、是非是非
自分には難しかった
確かにFacebook創設者としての話はよく分かったのですが、ネットや経済に関して疎いので話してる事がよく分からないことが結構ありました。
主演のジェシー・アイゼンバーグは凄く良かったですね。多分セリフ覚えるの大変だったと思うのですが流石です!
オープニングが最高
あらすじを読むと眠たくなりそうなイメージだが、
編集が素晴らしくて、中だるみがまったくないので2時間があっという間。
カメラワークや音楽もかっこいい。
終始イヤ〜な人間のマークがラストに見せた人間くささにニヤッとする
良い作品でした
facebook関係の人間関係であったり、会社関連の話が時間軸の順に展開されていて、それに関連する裁判の話し合いが展開されていて、人物関係がとてもわかりやすかったです。
笑えるという面白さは無かったなのですが、何故か惹き込まれてしまいました。人間関係がとても表れていてとても良かったです。
観て損は無い映画でした。
不思議と引き込まれる映像
世界最年少の大富豪マーク・ザッカーバーグとFacebook誕生を描く。
複数の時間軸のエピソードが入り交じるプロットながら、非常に理解しやすい。
登場キャラクターの多くが畳み掛けるように会話する。
とりわけマークは、偽悪的で早口で、いかにもナードなキャラクター。
その対照に置かれているウインクルボス兄弟のマッチョさはとてもアメリカ的。
クラブ入会のための理不尽なマッチョ試験も。
UConnectとFacebookの関係の真実は分からないけど、Facebookという存在と、マーク・ザッカーバーグの信念が、アメリカらしいイメージ(スクールカースト、訴訟社会、麻薬、競争社会)と対照的に語られているように思える。
良かったところ
①ハッキングがリアル
②インターネットでの儲け方がわかる
この映画の最大の見どころは「フェイスブック」がいくらで売れるのか?ってところだろうと思う。
自分が作ったシステムが、世界を変えていく様子を見ていくのは楽しいだろうな。
一方で、本当に欲しかったもの(彼女の心)は手に入らないまま、という対比も、切なくて美しい。
最高のでした。
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