ソーシャル・ネットワークのレビュー・感想・評価
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Facebookを知るきっかけになる作品。
堅苦しい映画ではなくて、FBのはじまりからを知れる結構な良作。
自分はこれから結構FBを使用しはじめたようなものかな。
切なくなる
世界早口記録保持者?(笑)のジェシー・アイゼンバーグが気になり、どうしても観たくなった。
オタクっぷり最高で、なんだかわからないけど、前半はずっとにやけしまった。
後半から笑えなくなったのは、お金と引き換えに大切なものを失っていくから。
観ていてとても辛くて切なくなってしまった。
「僕は誰のことも嫌いなんかじゃない」
これは真実なんだろうね。
とても良い映画でした。
最後の、リロードキーを押すシーンが切ない。
若かりしジョセフ・マッセロ。今とあまり変わらない?(笑)
双子のボート部、イケメン過ぎ。「親戚か何か?」という天然な質問に吹いた。一人二役って…CGなの?
知的好奇心をくすぐる
「Facebook」創設期の話。
当時の世界事情やネット環境、ビジネスシーンなど、様々な時事ネタや専門用語の応酬で、全部意味を理解できるわけではないが、マークことジェシーアイゼンバーグの淀みないセリフが聞いているだけで心地よい。
ジャスティンティンバーレイクとの邂逅も、天才同士の会話に聞こえて楽しい。
対比にはなるが、ガーフィールドとアミーハマーが段々ヘタレになっていくのは少し可哀想。
ソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・...
ソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を、鬼才デビッド・フィンチャーが映画化。
21世紀はどの様な社会であるのかを提示して見せたところに大きな意義がある
フェイスブック
207ヵ国、2億人が利用しているとラストにテロップが出る
本作が製作された2010年当時の数字だから
現在はもっと拡大しているだろう
本作は2003年の秋から物語は始まる
つまりそれ以前にはフェイスブックは存在していなかったのだ
ついこの間のように思える人もいれば、もしかしたらまだ生まれていなかった人もいるかも知れない
物心がつくかつかないかの人も大勢いるだろう
生まれた時からフェイスブックがある時代
インターネットは25年ほど前に爆発的に広まったインターネットの特徴である網の目状に情報を網羅できる様にはなった
しかし、その特徴を活かして人々を網の目状に結びつけることをこのフェイスブックが初めて実現したからこのような急速な大成功を収めたのだろう
もちろん2007年のiphoneの登場によって加速したのは間違いのないことだろう
若い人は主人公達がスマホを持っていないことを奇異に思うかもしれない
そんな時代だったのだ
ネット上に人間関係のネットワークをアップロードする
この単純な発想が一体何故、どこから、どのように生まれたのかは序盤で描かれる
マーク・ザッカーバーグ
フェイスブックの創始者がもちろん主人公だ
まるでアレキサンダー大王のような英雄譚
何もないところから世界最大の帝国を一人の若者がたった数年で打ち建てる
そのような物語かというと同じ様で全く違う
本作がどこまで事実に基づいているのかはわからないが、噂で聞く通りの人物として描かれる
日本で言えば東大と慶応を合わせたかのような全米一の名門ハーバード大学に通う稀代の天才プログラマ
しかしその実態は人間的には未成熟な、ただのオタクだと
主演のジェシー・アイゼンバーグは本人にとても良く似ており物真似芸を見ているかのようだ
このような性格の人物に面識のある人ならあるあるシーンの連続だろう
冒頭の話があちこちに飛び全く噛み合わない会話は経験した人も多いだろう
頭が良すぎて同時に複数の思考が彼の中で展開されていて、直線的な思考と会話しか出来ない会話の相手が彼にはスローモーションの様に見えているのだ
だから退屈であるし、相手に対して無自覚に見下した言動をとるのだ
社会に対しても同じ態度をとるから、世間からはなんと尊大で不遜な人物だと見えるのだ
では彼は決定的に悪い人間なのか?
終盤で美しい若い女性顧問弁護士が帰りがけに、あなたは本当はそんなに悪い人ではないと語る
フェイスブックを拡大するにあたり、周囲の人間は彼に踏み台にされる
彼に馬鹿にされ、無視され、利用されるだけなのだ
彼と決定的に対立する大学の先輩兄弟は名門クラブの幹部で、伝統あるボート部の主力選手だ
身長も高く体格も優れており主人公とは大違いだ
親の持つコネも強力だ
つまり彼らは20世紀の古い価値観に生きている人物で描かれている
21世紀の価値観を体現しようとする主人公との対比を見事なまでのコントラストで描かれている
英国でのボート大会のシーンは正にそれだ
炎のランナーの様な服装をして、外国の王族とも会話をする
それらに彼らは人生の価値を見いだしているのだ
ご丁寧に彼らのボートにはポラロイドという前世紀のアナログ文化を象徴するスポンサーのロゴが貼られているのだ
主人公の理解者たる友人として最初に資金を工面してスタートアップさせ、CFOとして黎明期のフェイスブックを支えた人物も、主人公からみれば退屈でまどろっこしいのだ
だから彼は排除されてしまう
主人公が唯一、一目おくのはナップスターの創始者ショーン・パーカーだけだ
彼はマーク・ザッカーバーグに匹敵する知力を持っており、頭の回転速度をギアダウンすることなく猛スピードのまま会話を交わせる相手だ
彼らには自明のことを説明抜きでいきなり話して通じる相手なのだ
そして彼を圧倒するほどの意味のある内容を極めて簡潔に返すことができるからなのだ
それは主人公にはない事業化構想力であり
行動力とハッタリというべき胆力を手本として体現しているからだ
つまり21世紀の価値観そのものを体現している男だ
21世紀は知力によって何でもありの世界だ
ハッタリであろうと圧倒的なスピードで早くやったもの勝ちの世界なのだ
彼はそれを体現した人物なのだ
主人公はそれに魅了され彼を相棒に選んだのであり、それによって大帝国を打ち立てることができたのだ
そしてショーン・パーカーは人間的には堕落しモラルのない低劣な人間として描かれている
なにやら悪魔の誘惑によって、知恵の実を齧ったアダムとイブの様な話に見せている
主人公は大帝国を打ち建てるのだが、本当の動機であったたった一人の女性を振り向かせることは二度と叶いそうもない
楽園から永遠に追放されたのだ
ラストシーンは主人公がフェイスブックのある機能のボタンをクリックするシーンで終わる
つまりフェイスブックは彼の大帝国であるが、
同時に実は彼の犯した原罪を贖罪する為に建設された大聖堂であったのだ
本作は彼がどのようにフェスブックを打ち建てたのか、彼の人となりを描いて見せた
しかし本作の本当の意義とは、21世紀はどの様な社会であるのかを提示して見せたところにあるのではないだろうか
成功して得られるもの、、、
Facebookの創業のお話で、初めて見たときは大学生だったので、「よくわからない」が感想でした。
ただ、社会人になり、ある程度の経験を積み、 目標を持って働くようになってから、改めてこの映画を見た時に、感じるものが増えたと思います。
夢中になって何かを成し遂げる事、
その先に得られる成功と、人間の闇の部分。
そして孤独、、、
頑張っている人ほど共感が多い映画だと思います。
多少の脚色はあるが、見応えあり。
マーク・ザッカーバーグ自身の映画の感想を見てから、観ました。
天才=変わってる、少し可哀想な人生を送るという、脚色が強め。ですが、映画の世界観が好き出し、演技派が多く引き込まれて結構見応えがありました。
フィンチャーにしてはすごく微妙。 まぁそりゃただの実話を映画化した...
フィンチャーにしてはすごく微妙。
まぁそりゃただの実話を映画化しただけだからある程度の監督ならこうなるだろうなという作品。
ペラペラペラペラ早口で聞くのが面倒。
あとfacebook創始者の話に興味もない。
早口
冒頭の会話シーンからかなりの早口で驚く。性格悪いが頭の回転は速いんだなと思わせる。
予備審問(?)での回想という形なんだけれども、マークのエドゥアルドへの感情をあえてはっきり語らないところがミソで、複雑な人物像を作り上げている。
キャストをちゃんと見たら、元カノはルーニー・マーラだったと気づいた。これからリスベットやるのかー。
FBが日本で流行っている頃、(2011年?)に鑑賞したときは、特に...
FBが日本で流行っている頃、(2011年?)に鑑賞したときは、特に印象に残りませんでしたが、再鑑賞して、評価一転。
おもしろいよ!これ!演出が上手で、スピーディーで引きこまれます。
マークと、ショーンの会話(最初の会合、クラブでの会話)でショーンが早口で頭のキレの良さが伝わってきます。
物語の終わりも好き。
元恋人エリカのFBに友達申請して、何度も承認されたか更新ボタンを押しているところ・・。FBやったことある人なら、同じ経験があるんじゃないでしょうか?
余談ですが、FBって今でも若者はやってるんですかね。
最初は周りのみんなやってたけど、今はほとんど更新してないよ・・・・。
FBの前は、mixiが流行ってました。(その頃は招待制度)なつかしい。
意識高い系御用達!!
撮り方は良いと思いますが、内容と人物共につまらなかったです。いわゆる意識高い系御用達の映画ではないでしょうか。調べてみるとザッカーバーグはロックフェラーの孫という事で、約束された成功なのだと思います。学生なのに両親や家族が一切出て来ないし、お金の心配が全くないのも胡散臭いです。本作を観ても、結局どういう事なのか全く分かりません。
人物像には興味が持てず
Facebookは一切やっていないし何ら興味も無くフィンチャーが監督だから鑑賞。
「ゾディアック」も実話ベースだったが本作は現在進行形の実話でしっかりしたドラマも演出する手腕を発揮したフィンチャー。
至って普通の映画に成りかねない題材をちゃんとフィンチャー色に染めていると思うし飽きない場面転換での映像に興味心も持続出来る撮り方。
職業柄、冒頭のハッキングシーンが一番盛り上がった。 ベンチャービジ...
職業柄、冒頭のハッキングシーンが一番盛り上がった。
ベンチャービジネスの泥臭いところがよく出てる。
スピード感に圧倒されっぱなし
この映画の監督の作品のdvdはすべて購入してるし、そのうち5本は劇場で観ている。今海外の監督の中で一番好きかも。とにかくスピード感に圧倒されっぱなしだったが、程よく切ない場面あり、ザッカーバーグの尋常でない人柄の画が着方は最高に興奮した。残念ながら自分はアップルユーザーではないが、アップルにも興味津々になるほど素敵な映画だった。最高、興奮した。映画館を出た後もその余韻が残っていた。
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