ソーシャル・ネットワークのレビュー・感想・評価
全179件中、41~60件目を表示
Facebookは今や
おじさんおばさんのツールになっているというのは本当ですか??
もう10年近く前の映画になるんだなぁ。
SNSを取り巻く環境は日々進化しているので、今観ると多少古さを感じるかしら?と思いましたが、当時感じたスタイリッシュさはそのままでした。
なんか全体的にマーク、性格悪いなぁ…って思うのですが嫌いになれないんですよね。
人としてどうかはともかく言ってることは正論だし正直に話しているだけ。
身近にいたら嫌なやつ〜って思いそうだけど側から見る分にはその変人っぷりも全てがクール!
(実際のマーク・ザッカーバーグとは違うところもあるみたいですが)
そうそうこの映画、ハンドメイズ・テイルのニックが出ていた!!
ニックファンなので嬉しかったです。
学生起業家の参考になる、かも?。
一言。「想像した展開とは、ちょい違ったけど」。
◎よかった点◎
・私がFBを始めて7年位。その始まりの舞台裏が興味深い。
ハーバード大って、秀才というか難しい大学のイメージだったけど。
主人公のちょっとした失恋が発端なんて、若いなあ。
・学生起業ビジネスものとしても、いくつも見所あり。
ただコードを書いていればいいんじゃない、資金だって必要。
得るものも失うものもある。
それが彼らには後から分かるのが、皮肉。
・大学の仲間内のサイトから、どんどん広がり複雑な面を持ち始めるところ。
「本当に主人公がしたかったのは、これなの?」と、ついつい親目線で見てました。
△いまいちな点△
・FBが成長していく時間軸の中に、訴訟問題が随所に挿入されていくので。
わかりにくいのが正直。
・サクセスストーリーかな?と思って見始めたので。
ちょっと肩透かし。
といいつつも、あっという間の2時間弱。
つまり見応えはあった、ということかな。
ジェシー・アイゼンバークが、主人公にぴったりでした(結構好き)。
⭐️今日のマーカー・ワード⭐️
「この世界は先駆者が勝つ」by主人公。
人を突き動かすのは失恋?
切なくなる
知的好奇心をくすぐる
21世紀はどの様な社会であるのかを提示して見せたところに大きな意義がある
フェイスブック
207ヵ国、2億人が利用しているとラストにテロップが出る
本作が製作された2010年当時の数字だから
現在はもっと拡大しているだろう
本作は2003年の秋から物語は始まる
つまりそれ以前にはフェイスブックは存在していなかったのだ
ついこの間のように思える人もいれば、もしかしたらまだ生まれていなかった人もいるかも知れない
物心がつくかつかないかの人も大勢いるだろう
生まれた時からフェイスブックがある時代
インターネットは25年ほど前に爆発的に広まったインターネットの特徴である網の目状に情報を網羅できる様にはなった
しかし、その特徴を活かして人々を網の目状に結びつけることをこのフェイスブックが初めて実現したからこのような急速な大成功を収めたのだろう
もちろん2007年のiphoneの登場によって加速したのは間違いのないことだろう
若い人は主人公達がスマホを持っていないことを奇異に思うかもしれない
そんな時代だったのだ
ネット上に人間関係のネットワークをアップロードする
この単純な発想が一体何故、どこから、どのように生まれたのかは序盤で描かれる
マーク・ザッカーバーグ
フェイスブックの創始者がもちろん主人公だ
まるでアレキサンダー大王のような英雄譚
何もないところから世界最大の帝国を一人の若者がたった数年で打ち建てる
そのような物語かというと同じ様で全く違う
本作がどこまで事実に基づいているのかはわからないが、噂で聞く通りの人物として描かれる
日本で言えば東大と慶応を合わせたかのような全米一の名門ハーバード大学に通う稀代の天才プログラマ
しかしその実態は人間的には未成熟な、ただのオタクだと
主演のジェシー・アイゼンバーグは本人にとても良く似ており物真似芸を見ているかのようだ
このような性格の人物に面識のある人ならあるあるシーンの連続だろう
冒頭の話があちこちに飛び全く噛み合わない会話は経験した人も多いだろう
頭が良すぎて同時に複数の思考が彼の中で展開されていて、直線的な思考と会話しか出来ない会話の相手が彼にはスローモーションの様に見えているのだ
だから退屈であるし、相手に対して無自覚に見下した言動をとるのだ
社会に対しても同じ態度をとるから、世間からはなんと尊大で不遜な人物だと見えるのだ
では彼は決定的に悪い人間なのか?
終盤で美しい若い女性顧問弁護士が帰りがけに、あなたは本当はそんなに悪い人ではないと語る
フェイスブックを拡大するにあたり、周囲の人間は彼に踏み台にされる
彼に馬鹿にされ、無視され、利用されるだけなのだ
彼と決定的に対立する大学の先輩兄弟は名門クラブの幹部で、伝統あるボート部の主力選手だ
身長も高く体格も優れており主人公とは大違いだ
親の持つコネも強力だ
つまり彼らは20世紀の古い価値観に生きている人物で描かれている
21世紀の価値観を体現しようとする主人公との対比を見事なまでのコントラストで描かれている
英国でのボート大会のシーンは正にそれだ
炎のランナーの様な服装をして、外国の王族とも会話をする
それらに彼らは人生の価値を見いだしているのだ
ご丁寧に彼らのボートにはポラロイドという前世紀のアナログ文化を象徴するスポンサーのロゴが貼られているのだ
主人公の理解者たる友人として最初に資金を工面してスタートアップさせ、CFOとして黎明期のフェイスブックを支えた人物も、主人公からみれば退屈でまどろっこしいのだ
だから彼は排除されてしまう
主人公が唯一、一目おくのはナップスターの創始者ショーン・パーカーだけだ
彼はマーク・ザッカーバーグに匹敵する知力を持っており、頭の回転速度をギアダウンすることなく猛スピードのまま会話を交わせる相手だ
彼らには自明のことを説明抜きでいきなり話して通じる相手なのだ
そして彼を圧倒するほどの意味のある内容を極めて簡潔に返すことができるからなのだ
それは主人公にはない事業化構想力であり
行動力とハッタリというべき胆力を手本として体現しているからだ
つまり21世紀の価値観そのものを体現している男だ
21世紀は知力によって何でもありの世界だ
ハッタリであろうと圧倒的なスピードで早くやったもの勝ちの世界なのだ
彼はそれを体現した人物なのだ
主人公はそれに魅了され彼を相棒に選んだのであり、それによって大帝国を打ち立てることができたのだ
そしてショーン・パーカーは人間的には堕落しモラルのない低劣な人間として描かれている
なにやら悪魔の誘惑によって、知恵の実を齧ったアダムとイブの様な話に見せている
主人公は大帝国を打ち建てるのだが、本当の動機であったたった一人の女性を振り向かせることは二度と叶いそうもない
楽園から永遠に追放されたのだ
ラストシーンは主人公がフェイスブックのある機能のボタンをクリックするシーンで終わる
つまりフェイスブックは彼の大帝国であるが、
同時に実は彼の犯した原罪を贖罪する為に建設された大聖堂であったのだ
本作は彼がどのようにフェスブックを打ち建てたのか、彼の人となりを描いて見せた
しかし本作の本当の意義とは、21世紀はどの様な社会であるのかを提示して見せたところにあるのではないだろうか
成功して得られるもの、、、
多少の脚色はあるが、見応えあり。
フィンチャーにしてはすごく微妙。 まぁそりゃただの実話を映画化した...
フィンチャーにしてはすごく微妙。
まぁそりゃただの実話を映画化しただけだからある程度の監督ならこうなるだろうなという作品。
ペラペラペラペラ早口で聞くのが面倒。
あとfacebook創始者の話に興味もない。
早口
FBが日本で流行っている頃、(2011年?)に鑑賞したときは、特に...
FBが日本で流行っている頃、(2011年?)に鑑賞したときは、特に印象に残りませんでしたが、再鑑賞して、評価一転。
おもしろいよ!これ!演出が上手で、スピーディーで引きこまれます。
マークと、ショーンの会話(最初の会合、クラブでの会話)でショーンが早口で頭のキレの良さが伝わってきます。
物語の終わりも好き。
元恋人エリカのFBに友達申請して、何度も承認されたか更新ボタンを押しているところ・・。FBやったことある人なら、同じ経験があるんじゃないでしょうか?
余談ですが、FBって今でも若者はやってるんですかね。
最初は周りのみんなやってたけど、今はほとんど更新してないよ・・・・。
FBの前は、mixiが流行ってました。(その頃は招待制度)なつかしい。
全179件中、41~60件目を表示