「セックスをする相手はいるのか?」ソーシャル・ネットワーク shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
セックスをする相手はいるのか?
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映画「ソーシャル・ネットワーク」(デビッド・フィンチャー監督)から。
冒頭「話が飛んでついていけない」という台詞をメモしたほど、
テンポよくストーリーが展開する。
フェイスブックが、これほど普及したポイントがいくつかわかった。
「友達の情報がみられるサイトを作ろう」が発端であり、
「大学の社交(ソーシャル)の全てをネットに持ち込むんだ」と意気込む。
「交際ステータス、興味あること、セックスをする相手はいるのか?
みんなが何より知りたい情報だ」と語り、
「その情報の中心が『ザ・フェイスブック』なんだ」と根底に流れている
考え方がわかったのは、とても有意義であった。
また「シンプルで、派手でも下品でもない」サイトのデザインに、
「サイトに商品広告はダサイ」「広告はクールじゃない」と言い切る。
こうした視点で、自分も参加しているフェイスブックを眺めてみたら、
確かに、私の社交(ソーシャル)の部分が、浮かび上がっていた。
ただ「セックスをする相手はいるのか?」って情報は、
今の大学生には知りたい情報かもしれないけれど、大人の私たちには
どうでもいい情報である気がしている。
まぁ、ビデオテープもインターネットも「アダルト」がなければ、
こんなに普及しなかっただろう、という人もいるから、
なんでも爆発的に広がる時は、こうした「エッチネタ」は大切な要素、
そう思って、気になる一言に採り上げた。いかがだろうか?
P.S
「『ザ』」を取れ」というアドバイスが、ターニングポイントかな。
「ザ・フェイスブック」と「フェイスブック」、シンプルさは明らかだ。
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