劇場公開日 2010年9月17日

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「今でもジュリアはプリティウーマン」食べて、祈って、恋をして メイばばさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0今でもジュリアはプリティウーマン

2010年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

ジュリア・ロバーツの最初にヒットした映画「プリティウーマン」を友と観に行った時、
私は不幸な状態でした。友が言った。「この映画を観ると皆優しい気持ちになれるんだって」と。。。
はたして、そう成れたか定かではないが友の心使いに胸が熱くなった事を思い出す。

あれから何十年経つのだろう。ふとこの映画観てみようと足を運んだ。
彼女が旅する動機の部分は解りにくいけれど、象徴しているのは恋した男に
染まっていくと言われたショックかな。
自分自身が行く先を見失っている時は、こんな言葉にも屈してしまう気持ち良く分かる。

旅にでて良い人々に出会い癒され成長していく姿は素敵で、
やがては自分では気づかない内に人を癒していく様は、
観ている私をも優しい気持ちにしてくれました。そして今の私はどうかしら?

旅に出ても求めなければ得られない。遭遇したチャンスは逃さない。
心にしみるバリの老人の言葉や、出会った人達の人生を否定せず寄り添うことで
彼女の生き方の参考になり、強さになっていく。

イタリアでの美味しいものの食べすぎは、身につまされましたよ。
私もメタボで好きな物を食べる時、罪悪感に苛まれると話すと若き人に
「そういう気持ちで食べるともっと肥る」と言われ笑いましたが、
リズの友人がジーパンのウエストのボタンを無理やり止めるところ、
思わず笑ってしまった。

この映画は大人女のおとぎ話かなー。

現実を考えればなんて贅沢なとか、こんなにうまく往くわけないよとかあるけれど、
私はこういう旅はなかなかできない。だったらリズとともに謳歌しょう。
それが映画をエンジョイする事。

私の大好きなデビットリーン監督の映画「旅情」は、
もっと切なくて寂しくて共感できたけれどね。

最後にジュリア・ロバーツは、自然体で魅力的でした。
故意に美しさを強調するわけでもなく、旅先の国にふさわしいファッションもいいし、
サングラス姿最高!それとなにより笑顔がいい。
観ている私にもたくさんの楽しい時間をくれました。

メイばば
Blueさんのコメント
2010年9月25日

まだ この作品を観てないのですが メイばばさんのレビューを読んで、ぜひ観たいと思いました! ジュリアは今でも 『プリティ・ウーマン』なんですね・*☆。 たのしみです!

Blue