「「恋は盲目」タイプの女性なら共感できる作品」食べて、祈って、恋をして RKさんの映画レビュー(感想・評価)
「恋は盲目」タイプの女性なら共感できる作品
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価値観は人それぞれで、物事の優先順位も違います。
本作品の主人公は、恋すると恋愛が1番上に来ちゃうタイプです。共感できる女性は少なくないのではないかと思います。
疑うことなく恋愛を優先してきたけど、ふとした瞬間に自分を相手に捧げすぎていたのではないか、ということに気付く。自分を取り戻そうと旅に出て、変化を受け入れること、過去の相手に祈りを捧げながら忘れること、を学ぶ。しかし、バリで出会った男性の深い愛情を前に躊躇する。また同じように、自分の中で調和を乱すような恋愛に身を捧げるのか?と自問する。ここで、師からの「sometimes to lost balance for love is part of living balanced life」という言葉が響く。
恋愛によって、一時は周りが見えなくなるけど、それでも自分のアイデンティティを保とうとする葛藤を美しく描いていると思います。
恋愛において、自分と他人をうまく切り分けて考えられたり、優先順位をつけて考えられるような人には、この作品は響かないと思います。
男性から共感を得るのも難しいのでは?と感じました。
理性抜きに、恋愛に溺れてしまいがちな女性には深く共感できる作品です。
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