「父との和解と恋心」ラスト・ソング kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
父との和解と恋心
ひと夏の恋物語になるのかと思えば、最後には父(グレッグ・キニア)との和解。そして、父が末期の肺がんであったことがわかる。教会を放火した犯人ではないかと疑いをかけられていた父親。ロニーは万引き犯と疑いを・・・
ウミガメの卵のふ化というモチーフがなかなか良かったし、映像も綺麗。『きみに読む物語』、『ウォーク・トゥ・リメンバー』などの泣ける作品を書いたニコラス・スパークス。ラジー賞候補にもなったようにロニー役のマイリー・サイラスの演技や雰囲気以外は本当に良かった。特にグレッグ・キニアの死にそうな顔。父親が死ぬんだろうなという予想は簡単にたてられたんだから、驚くような展開にするより最初に匂わせておいたほうが親切設計。
コメントする