昆虫物語みつばちハッチ 勇気のメロディのレビュー・感想・評価
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“みなしご”という言葉が差別用語扱いされて久しい
“みなしご”という言葉が差別用語扱いされて久しい。新劇場版リメイクはとうとうタイトル変更で“みつばち”とされてしまった。序盤でいきなり「飛べ飛べ~ハッチ~♪」と歌いだすけど、その後までカットされていた。
ミツバチの生態を知ったときには驚愕だったことを思い出す。なにしろ当時の小学生は皆『みなしごハッチ』の影響を受けていたのだから、王子という存在、すなわちハッチの存在自体が否定され、もしくはダメ雄蜂というレッテルを貼られる要らない存在となったのだ。その事実を知ってからは純粋に感動することもできなくなりましたが、やはりストーリーは感動的。小学生のときに最終回ではテレビの前で号泣したことを覚えております。
さて、このリメイクではアミィ(ウィルソン)という人間の少女が登場します。転校してきたばかりで友だちも出来ず、独りさみしくハーモニカを吹いています。そのため虫と喋れるという特技に気付き、ハッチとその仲間とも喋れることになるのです。基本的には寂しい少女の成長物語。ハッチの勇気の物語が主軸となる一方で、アミィの心情がクローズアップされることで昔とは別の感動をもよおしてしまうのだ。でもヤダなぁ。虫と喋れる少女。最後には虫の大群に助けられたりするシーンでは、実写だったらホラー映画になること間違いなしです!そうならないのは、かつてのアニメよりもデフォルメされ過ぎのキャラクターなんだろうな。可愛すぎ・・・
声優に芸能人乱用^^;
ココリコ田中臼田あさ美安田成美
本人以外の誰でもない
下手すぎて内容入ってこない
タレント人気で集客出来るもんなのかな?
不思議です。
テレビで観てたらそんなに批判もできないけど
劇場でお金払ってたら許せないよ!!
他の映画の吹き替えも声優の質が下がってるのが気になります。
んで内容は物語的には昔のハッチと一緒だが。しっとり感はなくポップな感じで音が浮きすぎててうるさい!!
幼稚園児ぐらいを対象にした作りではないでしょうか
かあさん欲しかろ、恋しかろ。
ゆっけぇゆけ~え、は~ぁっち、みつばちハッッチ~♪
とっべぇとべ~え、は~ぁっち、みなしごハッッチ~♪
今さらだが、ぶっちぎり原版のアニメ世代だった^^;
まぁなんとも残酷で悲しい世界観を持つ物語なのだが、
個人的に大好きだったのでよく見ていた。
今回リメイクと聞いて胸が躍ったが、詳細をよく読むと、
内容はまるで違う。これも時代だから仕方ないのだろうが、
なんか平和でみんな仲良し…という内容はどうなんだろう。
悪いけど昆虫は今だって、そんなこと思ってないぞ。(汗)
所々に昔を思わせる(当たり前といえば当たり前)昆虫間の
争いや弱肉強食を描いてはいるが、絶対敵のスズメバチを
はるかに上回る敵(?)という意味でも、姿ですら下半身しか
描かれなかった人間が、こんな仲良しパートナーに描かれた
ことがどうにも違和感^^;まぁ確かに今みつばちは大切なので
人間としても彼らを保護していかなければならないんだけど、
だからといって、往年の名作にこれだけ手を入れ題名を変え、
(おそらく使用できないタイトルの為)あのテーマすら流れない…
はじめて観る子供たちならいいとしても、「リメイク」を期待
する私のような年代からしたら…かなり残念な仕上がり具合。
まぁ決してつまらないとか下らないとか、そういう意味でなく、
すごく期待しちゃって、あぁ…残念…。という感覚なのだ。
物語の大筋は原版と変わらない。大きく違うのは人間の
子供と会話ができるということと、残酷な描写が取り除かれ、
姿も可愛らしく、何だか人面昆虫みたいなのも出てくる^^;と
いう、メルヘンモードが全開になったところか。
声優陣も良かったのだが、どうもひとりだけ(ゴメンなさいね)
主要昆虫なのにヘタクソで仕方なかったのが臼田あさ美さん。
あの役はちゃんとした声優にやらせるべきだったと思う。
たかが昆虫役、たかが子供アニメ、とアイドル路線に走ると
いつもロクなことにならないのにねぇ…。
ハッチが苦難を乗り越え、やっとママに再会できるシーンは
毎回ながら感動できる。そしてそこで気がつくのがハッチは
みつばち王国の王子さまだったことなのだ。よっ!御曹司!
責任感に押し潰されることなく、最愛のママに逢いたいが為に
危険を乗り越え、仲間と対峙しながら成長していく昆虫物語は
やはり素晴らしいメッセージ性を持っている。なので…。
今さら原版が云々、という間でもないのだろうが^^;それでも
ファンというのはいつまでも原点を忘れたくないものなのだ。。
(最近の竜の子プロ、頑張ってるなぁ。続々と映画化されてる)
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