ザ・ウォーカーのレビュー・感想・評価
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☆☆★★★ ※ 鑑賞直後のメモから 世界観や、デンゼル・ワシントン...
☆☆★★★
※ 鑑賞直後のメモから
世界観や、デンゼル・ワシントンの格好・戦い方を見たら。案外と永井豪の「バイオレンスジャック」辺りを下書きにしているんじゃなかろうか?…と、当てずっぽうで言ってみる。
予告編を見たら、世界には本が〝1冊しかない〟のか?って感じだったが。本自体はあるが、〝この本〟はないって設定でしたね。全く紛らわしなあ(苦笑)
ゲイリー・オールドマンが画面に初めて登場した時に読んでいたのが、「ムッソリーニ」だったから。謎の本の正体は《これ》か、ヒットラーの「我が闘争」か?とあたりを付ける。
しかし、流石にヒットラーだとすると道徳的に問題がありすぎるけど。
一冊の本を丸ごと暗記しようとするアイデアは、レイ・ブラッドベリ原作の『華氏451』のアイデアを丸ごと拝借したのだと思う。
2010年6月22日 TOHOシネマズ錦糸町/スクリーン1
ストーリーが面白い
キリスト教万歳をここまで全面に推す潔さがすごい。私は宗教に全く興味がないので宗教じみたものは気分が悪くなるんですが、これはあまりにも潔く宗教色を全面に打ち出したストーリーだったので、何かキリスト教を信じる人たちの事実ドキュメンタリーを観ているような感覚で、あーそういう人たちもいるかもね、とはっきり客観視できるくらい別世界のストーリーとして安心してストーリーにのめり込むことができました。
宗教はさておき北斗の拳やマッドマックスで慣れ親しんだ文明崩壊後の世界観が笑えて面白く、また圧倒的パワーで悪党を倒す主人公も面白かった。やり方が間違っているという扱いがされているボスも聖書の力を信じて命がけで聖書を盗みに行くあたり、憎みきれないかわいい存在で、全体的に刺激の多い作品でした。
宗教に耐性がない人、例えば中高生以下がこれを観ると、宗教にどう影響されるのかが心配なので1点減点の★4としました。これ以外の宗教や考え方がある事を知っている人は安心して楽しめると思います。
面白かった
面白かった。
最初、武器の神業で生き抜いていく普通の男のように物語が始まって引き込まれた。
悪人が使うととんでもないパワーを持つ。
救いが必要な人に使えば人を操れる。
宗教が戦争を起こすという人もいる。
本当にそうだ。
イーライは本当の信者だった。
最後のシーンで良い人の手に本が渡ってめでたしめでたし。
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自宅にて鑑賞。原題"The Book of Eli"。“イーライ”の役作りに約20kg体重を絞ったD.ワシントンが共同製作も兼ねている。『マッドマックス』シリーズ('79~)に代表される退廃した近未来が舞台。全篇を通し流行りの彩度を抑えた色調だがコレには意味有り。白兵戦シーンが良かった。オチはF.トリュフォーの『華氏451('66)』のバリエーション。ただラストは冗長で余分。“カーネギー”のG.オールドマンは流石でこのテの役が似合う。“ソラーラ”のM.クニス、若かりしC.リッチを彷彿させる。65/100点。
・初対面の際、手をチェックするのはカニバリズムのチェックか。“クラウディア”のJ.ビールスは女性らしい変貌に驚く。ラスト近くM.マクダウェル演じる“ロンバルディ”が書棚に仕上がった聖書を仕舞う時、傍にある本は『TNK(タナハ:ヘブライ語の聖書)』と読める。
・鑑賞日:2011年11月20日(日)
座頭の.....
ちょっぴり残念
世紀末ほにゃらら伝説
レビューで皆さん書いてるように北斗の拳感満載。
世紀末ほにゃらら伝説。
欧米のキリスト教の文化に根差した前提。
宗教感の違う僕には前提がしっくりこなかった。
聖書を守るためには主人公は躊躇い無く人を殺戮する。
最後に聖書の内容から主人公も気づくようだけど、欧米の歴史は宗教感の違いから殺戮を繰り返してきた。それを地で行く感じ。
その前提を置いておけばなかなかのアクション映画に思える。
リアル北斗の拳!?
物語としては楽しめるけど…
映像表現はすごくキレイだし、
シンプルだけど奥行のあるストーリーにも好感が持てる。
だけどイマイチしっくりこないのは、自分が日本人だからだろうか。
文明が崩壊して世界が混沌としたとき、拠り所とすべきものは…。
最近ネットで「日本人は聖書なしでどうやって倫理観を育むのか?」
というコラムか何かを見たけれど、
まさに(洋画である)本作では信仰心の象徴として聖書が重要な役割を果たす。
言ってしまえば、信仰心さえ途絶えなければ、希望も途絶えない。
とまで言い切るようなメッセージを発している。
そして当然、キリスト教こそ絶対で唯一。という無邪気な前提。
悪用しようとする人間には読めないってことにするなら、
もうちょっとパンチの効いたラストにしてほしかった。
「読める」だけでは意味がないよ的なのとか。
ストーリーも面白いし、映像・世界観もかっこいい。
だけど肝心のメッセージ性がちょっと独善的すぎるかな…というのが正直な感想です。
聖書っぽい
面白かったです、ある程度聖書知ってると尚良いです、よく評価で何年も歩いてたらアメリカ大陸横断できるだろって人いますけど、そう言う人は聖書の出エジプト記あたりから読んで下さい、約束の地の意味がわかると思います。
物足りない
素直に楽しめた。
いい映画。点字の本なら犠牲を払ってまで守らなくても良いのでは、という批判もありますが、敵の元には盲目の女性が居てましたよ。娘という弱味を握られてた状態なら、彼女、点字の聖書を読んでるでしょうね。ラストでは、娘も居てないしボスも弱ってるしで、点字読みませんでしたが。
もっとアクションに徹したらという評もありましたが、そうなると、この映画の本質からずれると思います。
この感じで良いと思いました。別にマッドマックス的な映画の二番煎じにする必要はないし。
今まで見てきたデンゼルワシントンの映画は全部好きですね。
個人的にはトムウェイツも見れたのもプラス。
映画はなるべく批判精神ではなく、素直に見るようにしてるので、楽しめました。
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