「よくわからない「ザ・ウォーカー」」ザ・ウォーカー KGRさんの映画レビュー(感想・評価)
よくわからない「ザ・ウォーカー」
クリックして本文を読む
デンゼル・ワシントン、ゲーリー・オールドマン、ミラ・クーニス、
ジェニファー・ビールズ、マルコム・マクドウェル。
**
時代は不明、場所はアメリカ。戦争が終わって少なくとも30余年。
一人の男(デンゼル・ワシントン)が、旅を続けていた。
この後、長く男の名前が明かされることはないが「男」では書きづらいので、
エリ(ELI、英語読みではイーライ)と書く。
すべての文明が崩壊した世界。
エリは死体をおとりに猫を狩り、不逞の輩はあっさり切り捨てるような男。
一冊の本を後生大事に持っている。
エリはある町を仕切る悪役、カーネギー(ゲイリー・オールドマン)に、
本の正体を知られるが、それこそカーネギーが長年追い求めている本だった。
そして、その本を巡って壮絶なバトルが始まる。
果たしてその本は、エリの目的は何なのか。
**
本の正体は容易に想像がつくし、そのこと自体が物語の謎というわけではありませんが、オチは意外。
私自身はそれになんの思い入れもないので、どこまで大事なものかの実感がない。
エリ(イーライ)がなぜ使命を与えられたかはよくわからない。
Kマートの店員に過ぎないと言うと語弊があるが、
一般人のエリがどうやってあれだけの能力を身に着けたのかは疑問が残る。
**
ジェニファー・ビールズはずいぶん印象が変わりました。
出ているとき気が付かなかったので、
マイケル・ガンボンの名前をクレジットに見たときはちょっとびっくり。
しかも、フランシス・ド・ラ・トゥールと「ハリーポッター」の校長コンビとは恐れ入った。
ラスト近くマルコム・マクドウェルの登場でクレジットに名前を探したが見つからなかった。
(IMDBによればノンクレジット)
コメントする