「賞味期限」バイオハザードIV アフターライフ isleさんの映画レビュー(感想・評価)
賞味期限
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人工的な映画の世界感に見事にハマっていたミラ・ジョボビッチ。
マネキンのような人工的な美しさとセクシーさを兼ね備えて、
非現実的なところで非現実的なアクションを繰り広げる醍醐味。
バイオハザードシリーズは、ストーリーではなく、シーンを、カットを楽しむ映画。
都会、地下、草原、建物、船内とバリエーション豊かなロケーションは大歓迎。
話のつながりよりも絵柄優先OK、
マトリックスの亜流表現だろうが、3D技術でも
投入できるものは全てぶち込んで、
地下本部、海岸のヘリ、監獄のシャワー室などお膳立てはこれまでのシリーズ通り。
それが…、「アリス、老けちゃったなぁ」が第一印象。
アラスカの飛行機の間を歩くアリスは「ヒロインか?」と疑うほど醜い。
顔のシワ、それで険しい表情をすると、悲壮感すら漂う…。
セクシーさの欠片も感じられない。
当然、製作側の方が良く把握しているわけで、
クリス&クレアや最後まで生き残る生命力溢れるセクシーなキャストが脇を固めるてバランスを取る。
一番の見せ場は、シャワー室で水しぶきの中で戦闘するクレアだったりする…。
敵キャラやアンデッドに強烈な個性もなく、ホラー本来の怖さもなく、
印象的なシーンも無かった。何を観に行ったのか…。
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