「生きてた方がいいよ」酔いがさめたら、うちに帰ろう。 コロ助さんの映画レビュー(感想・評価)
生きてた方がいいよ
劇中に出てきたアルコール症センターに家族が入院し、退院後僅か半年で他界した。
そんなワケでかなり感情移入しながら見たけど、患者同士の自治会や体験発表とかが意外と細かく描かれててちょっとにやけた。
アルコール依存性の映画って海外では普通にあるけど、邦画では少ないと思う。
過剰な飲酒が死に直結する事や依存性の世界を知らない人達にも見て、知ってほしいと思った。
「生きてた方がいいよ。どんなに惨めな人生でも生きてた方がいい。」
世間一般ではアル中のダメ人間でも、家族にとってはたった一人の大切な存在。
永作博美演じる妻の言葉が、家族の気持ちを素直に表わしていたと思う。
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