アンストッパブル(2010)のレビュー・感想・評価
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トニー・スコットの列車映画
映画は列車を描き続けてきた。初期の映画は、運動を再現できるというモーションピクチャーの特異さを示すために運動する媒体を欲したわけだが、当時もっとも大きく速い運動する機械だったのが列車だった。以来、列車は映画を彩り続けてきた。トニー・スコットの最後の作品である本作は、そんな列車の運動性能を最大限に活かした作品だ。
何しろ、無人で走り出してしまった暴走列車が相手だ。そんな列車は手が付けられない。その運動能力が街を脅威に陥れ、二人の男が命がけで列車の停止を試みる。無人の列車という、人間ではない相手であるのが本作の面白さだ。人間のミスから生まれた事故だが、その運動性能は人間の手に負えるものではなくなってしまう。それを二人の男が身体を張って止めるというのが熱い。常に走り続ける列車を映すので、画面も常に躍動感があり、原初の映画の感動がほとばしっている。デンゼル・ワシントンが列車を屋根づたいに渡っていくシーンのスリルがすごい。バスターキートンの「大列車追跡」を思い出す。あれも時折列車が無人で走り出してしまうシーンがあった。
実話らしい🤔
ヒューマンエラーの末路
頑張るおじさんたち‼️❓
とっさの判断と決意の行動
暴走系
シンプルの極致
危険物を搭載した暴走列車を止める。それだけ。スピード感溢れる映像と俳優陣の力演で押し切る。実に潔い、そして面白い!
やっぱりデンゼル・ワシントンなんですよね。普通のベテラン機関士を違和感無く演じてる、説得力のある見事な演技です。あと、どなたかのレビューにも書いてありましたが、列車内の主演2人の映し方が印象的。ベテランのデンゼル・ワシントンは大半が後ろを振り返っており、ルーキーのクリス・パインは前を向いている。同じレールの上で積み重ねてきたキャリアを振り返るフランクとこれからの未来を見据えるウィル。何だか隠れた裏テーマがある気がしましたね。
でもまぁ、そんなことはさておいて、画面から溢れるスピード感と緊張感に身を委ねてトニー・スコットの遺作を堪能するのが正解かも知れません。オススメです。
Runaway Train
迫力ある画面と音 映画館で見るべき!?
迫力満点、本当にアンストッパブル。
貨物列車に近づくまでの雰囲気と貨物列車に追いついてからの主人公二人の雰囲気がコロリと変わる。
余裕のデンセルが少し慌てだし最後は自ら車両を飛び越えていくシーンは圧巻。
ブレーキをかけてはゆるめかけてはゆるめも正しい位置での操作で完璧。
二人の影に隠れていたけれどギリースが最後はナイス援助。
お互いの家族の事情もおりまぜて最後は無事、列車を止めることができた。
忘れてならないのはコニーのテキパキした裁き。
普段から危機管理訓練をしていないとできない。素晴らしかった。というか本部のおっさん連中が最低。解雇で正解。
この映画は映画館で見るべき映画だ。(自分は100インチスクリ-ンだったけれど)
それにしても列車を無人で走らせてしまった太っちょは事の重大さがわかっていない感じで軽かったなあ。
震えるほど泣いた
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