ガリバー旅行記 : 特集
今年もやってくるゴールデンウィーク。数々の計画を立てている方も少なくないかもしれない。しかしながら、実際の遠出は時間と費用、そして体力も使ってしまいがち。「もっと手軽でたくさんの経験ができるものはないんだろうか?」というあなたには、4月15日から公開の「ガリバー旅行記」がおすすめ。ミニチュアサイズの人々が暮らす“異次元の王国への冒険旅行”を映画.comがご案内します。
映画ファンの“ゴールデンウィーク旅行”はこれにキマり!
「ガリバー旅行記」観光ガイド!
■ツアーガイドを務めるのは映画.com!編集部がオススメする絶景スポットはココ!
うだつの上がらない新聞社の郵便係ガリバー(ジャック・ブラック)が、ミニチュアサイズの人々が住む国に迷い込んでしまったら? 世界中で愛され続ける名作が、最新VFXと3D映像で“現代版ガリバー”として復活! 彼を待ち受ける驚きのシチュエーションの数々は、大人から子どもまで、冒険ゴコロをくすぐられるのは確実だ。そんな「ガリバー旅行記」の絶景ポイント(見どころ)はこちら。ビックリして笑って最後はためになる! ノンストップの不思議体験を満喫しよう!
【絶景スポット1】ジェットコースターよりもスリリング!──巨人vs小さな人々のスペクタクルなアドベンチャー!
ガリバーが迷い込む不思議な国が、中世の王国の様式を持つリリパット王国。そこに暮らす人々は、わずか身長8センチほどのミニチュアサイズ。“巨人”として街を練り歩くガリバーの姿は怪獣特撮映画さながらで、リリパットと敵対するブレフスキュ国の大艦隊を相手に繰り広げるバトルもスリリング! ガリバーと彼らの身長差が生みだすスケール感のギャップが、まさに絶景だ!
【絶景スポット2】動物園や水族館よりもビックリ!?──リアルな3D映像で迫力の展開を体験!
「ガリバー旅行記」はデジタル3D上映(2Dも同時上映)。リアルな立体感と質感で不思議世界への没入感が最高なうえに、現実では味わえない驚きの展開を体験できる。なかでも、ガリバーが“魔のバミューダ海域”に繰り出してリリパット国へ流れ着く一連のシーンは必見。小さな人々の国に迷い込んだガリバーを臨場感たっぷりに観たいなら、3Dがおすすめだ!
【絶景スポット3】親子体験教室よりも人生を学べる!?──口ばっかりの意気地なしが真に成長!
ビックリやハラハラだけが「ガリバー旅行記」の魅力ではない。根底には、“成長物語”がしっかりと描かれている。口ばっかりで意気地なしだったガリバーが、身体の大きさをいかして王国のヒーローとなるものの、浮かれすぎてお調子者ぶりがエスカレート。そんな彼が挫折を乗り越えて体の大きさだけでなく、心の大きさを持った真のヒーローになれるのか!? 人生を学べる感動ストーリーなのも絶景だ。
■百聞は一見にしかず! ガリバー驚きの冒険旅行を予告編でチェック!
■大きな荷物もパスポートも要らない!
必要なのはチケットと、作品をより楽しむための7つのトリビア!
荷物もパスポートも持たないで、身体ひとつで奇想天外な冒険旅行に出かけられるのが「ガリバー旅行記」の大きな魅力。そのまま大冒険のツアーに旅立ってもOKだが、作品にまつわる情報をあらかじめ仕入れておけば、体験に深みが増すのは間違いない。
ところどころに散りばめられた小ネタを探すのも本作の楽しみのひとつ。出かける前に下記のトリビアをチェック。さて、あなたはいくつ見つけられるだろうか?
●「タイタニック」
ガリバーがリリパット王国で作らせた“ホームシアター”で、自分の身の上話として上演させる元ネタ。「アバター」のジェームズ・キャメロン監督の97年作品で、アカデミー賞11部門を受賞。
●「スター・ウォーズ」シリーズ
“ホームシアター”上演劇の元ネタのひとつ。ジョージ・ルーカスを製作総指揮に、77年から05年までで描かれた全6部作。劇中で登場するのは、エピソード5「帝国の逆襲」(80)の例のワンシーン。
●「ガリバー旅行記」ジョナサン・スウィフト
アイルランド生まれのイギリス人作家、ジョナサン・スウィフトが1726年に発表したファンタジー小説。外科医であるレミュエル・ガリバー(のちに数隻の船長)の冒険旅行記という実話体裁となっていて、「リリパット渡航記」「ブロブディンナグ渡航記」「ラピュタ、バルニバービ、グラブダブドリッブ、ラグナグおよび日本渡航記」「フウイヌム国渡航記」の4篇から成る。「猿の惑星」(高貴な動物が人間を支配)、「天空の城ラピュタ」(宙に浮かぶ島ラピュタ)のルーツにもなっている。
●バミューダ・トライアングル
フロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ三角形の海域で、歴史的に船舶や飛行機、もしくは、その乗務員のみが消えてしまうという怪伝説で知られる。通称「魔のトライアングル」。ブラックホール説、宇宙人説など、その原因には諸説がささやかれている。
●「アバター」
ガリバーがニューヨークを懐かしんでリリパット王国に作らせた、“タイムズスクエア”の看板元ネタの1つ。ジェームズ・キャメロン監督による3DCGと実写を融合させたSF超大作。「タイタニック」が持っていた世界興行収入記録を更新した。
●「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」
看板元ネタの1つ。ヒュー・ジャックマン主演。「X-MEN」の人気キャラクター、ウルヴァリン誕生の秘密を描くSFアクション。
●「キャッツ」(CATS)
看板元ネタの1つ。都会のゴミ捨て場に集う猫たちを描いた世界的大ヒットのミュージカル。アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲と台本を手掛け、トニー賞7部門を受賞。