「何だこの妙ちきりんな映画は?!」麗しのサブリナ KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)
何だこの妙ちきりんな映画は?!
始まって10分でこれは駄作だと思ったから見るのやめようかと迷った。が、見てるうちにたんだもん妙ちきりんな術中にはまってしまった。ストーリーはかなり強引で妙ちきりんでいつパーになるかわからない綱渡りみたいな映画だった。それを俳優たちの絶妙な演技のコントロールでのりきった。脚本家も頑張った。オードリーには周りのものを最大限がんばらせる魔力かあるかのようだ。そしてこの作品もまたオードリー・ヘップバーンの美しくてしかもコミカルな持ち味がなければ絶対に成功し得なかった映画だ。ハンフリーボガートが本当にオードリーの魔法にかかってしまったように見えた。きっとあの男は一生彼女の魔法にかかり続けていることだろう。
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