ナイト&デイのレビュー・感想・評価
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楽しいっすよ。
トム・クルーズも米国ではとても人気がなく、過去の人になっておりますが、世界的にはまだまだいけるのでしょうね。サイエントロジーにはまって以来、米国ではファンというだけで頭の中身が疑われてしまう彼ですが、この映画は最近のコメディー路線をさらに進化させた本当に楽しい荒唐無稽のコメディー映画です。難しいこと言わないで、ポップコーン片手にげらげら笑いましょう。
キャメロンも賞味期限ぎりぎり(切れている?)といったところですが、あのアヒル口は健在でまだまだかわいいっす。とはいえ、黄金期であれば、この2人で軽く100万ドル超えだったんでしょうが、今回は76万ドル止まり。賞味期限は否めませぬ。トム・クルーズもこのままコメディー路線を突っ走ってほしいものです。と思いきやMI4を撮影中とか。やめときゃいいのに。
「おちゃらけジェームズボンド」
一言で言えば「おちゃらけジェームズボンド」という感じ。
全体を通してリズム感とテンポがあり、かるーくストーリーが流れていく。トムは相変わらずキザな役だし、キャメロンも元気いっぱい跳ね回っている。
ストーリー主体は「アクション」×「コメディ」×「ラブストーリー」という要素なのだが、「この映画を見せたいターゲットは誰で、どの年代、性別を狙っているのかはっきりしない作品だなぁ」という感想が第一。良く言えば全体受けする映画とも取れるわけですが・・・
アクション自体はとても新鮮な感じを受けるものが多かったと思います。「そりゃないだろ」って突っ込みはしてはいけない映画です。
ラブストーリーも感情移入するほどの作りこみ具合ではない。007のボンドのようなキザな台詞を平然と言ってると思えば、とたんにオチャラケに走ったりするので、「うーん」と唸ってしまう。途中移動するシーンをハショる為に睡眠薬で眠らせたりして起きたら「はい、移動完了です」となりますが。これをテンポがいいと感じるか、微妙だと感じるかはあなた次第です(笑
(ブラピ主演のスナッチ見たことありますか??そこで使われた時間短縮の手法のほうが僕は好きでした。)
かるーくスカッと爽快な映画を求めている人にはとても向くかもしれませんね。デートムービーなんかにも雰囲気に害がなくていいかもしれません(笑
一人で見に行ったりする映画にはお勧めしませんね。見終わった後に余韻に浸れる映画ではないと思いますので。
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トム・キャメロン素敵です
うっとりですな。
トムかキャメロンディアスお好きな方は是非
お金かけてるし まぁ面白いけど 薄い映画であります。
こういう映画には
そろそろ主演の2人も 世代交代なのかなぁと思えるお歳と感じました
チャーリーズエンジェル3あるとしても
キャメロンディアスは出ねぇだろうなぁ 1の頃の水着姿が懐かしい
おもしろかったです。
キャメロンは眠らされるが、こっちは眠るヒマがない
でたらめな展開である。つまらないというのではない。まるで手品でも見ているような、突拍子もない、強引で目くらましな展開なのだ。
常識を覆すほどのエネルギー革命をもたらす発明品を巡って、追われるものと追うもの、闇商人まで絡んだスパイものなのだが、舞台はヨーロッパ中の観光スポットを駆け巡る。なんだ007のノリかと思われるかもしれないが、それは大間違い。危機一髪、ここでどうしようってな都合が悪くなると、いきなりキャメロン・ディアスが眠らされて、その隙に次の舞台にドーンと移動してしまう強引さだ。観てるこっちもキャメロン・ディアス状態で、何が何だか分からないまま誤魔化される。それがちっとも不愉快じゃない。これは手品というしかないでしょ。
この不愉快に思うか、リズミカルな魔法と思うかは、個人差があるところだが、なんにでもツッコミを入れたがる御仁には無理とだけ言っておきたい。
突っ込むならいくらでもネタはあるよー。トムは背中に磁石でもついてるのかと思えるほど、車の屋根からぜーったいに落ちない!(笑)
こんなこんなのでたらめな展開も、まともに観ていられるのは、トムとキャメロン、ふたりの魅力と貫禄勝ちだ。爽やかな瞳と笑顔がちょっと褪せてきたトムとはいえ、ほかに誰がこんな脳天気なヒーローを演ります? ちょっと目尻のシワが・・・と気になってきたキャメロンにしても、こんな巻き込まれ方のヒロインを演れる女優といったらほかにサンドラ・ブロックぐらいでしょ。でも、トムとのベストマッチを考えたらキャメロンに軍配だ。
ここにピーター・サースガードというシリアスな悪役をタネに仕込んだから、手品が失敗せずにすんだのだ。
トムが駆るバイクの上で、キャメロンが逆乗りで後方の敵を銃撃するアイデアは、「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」で、ピアース・ブロスナンとミシェル・ヨーがすでに披露ずみだが、トム&キャメロン組の方がスピード感があってセクシーだ。
アメリカも男女逆転現象が起きているのか、土壇場の危機を乗り越え、最後においしいところをさらっていくのは女なのだ。そういや「Mi:III」もそうだった。
瞬間移動(笑)
なんにも残りませんが(笑)
自分の中には最低
トム・クルーズによる「トム・クルーズ映画」
以下twitter(@skydog_gang)への投稿に加筆――
物語はあって無きが如し。2時間ひたすらトムクルのキラキラスマイルを観る為に作られた久々のスター映画。ただ、良作ながら照れ隠しか時代に媚びたか「トム・クルーズによるトム・クルーズ映画のパロディ」という体(てい)になっていたのが残念。純粋なスター映画の再臨・権威復興を望みたい。
――本当に、「正しいトム・クルーズ映画」っていうのは、トム・クルーズのスターぶりにアテられる為に行くような、観賞後「トム・クルーズかっこよかったね」以外の感想が出ないような、そんな映画でいいんですよ!
演技は俳優であればできるけど、「スター映画」は「スター」にしか作れないんだから!
言ってしまうと、予定調和的作品
トム・クルーズとキャメロン・ディアスと言うゴールデンコンビに依るエスピオナージ風ラブコメディ。
キャメロン・ディアスが、ラブコメの女王の貫禄たっぷりの演技を見せます。もっとも、女性にこう言う事を言うと反発を食らうかも知れませんが、引きの映像ならば全然大丈夫ですが、アップになると・・・。キャリア的には、そろそろ彼女も、次の得意分野を開拓すべきではないかと。
トム・クルーズが演じるロイ・ミラーは、超人?(笑) まぁ、この手の作品の場合、超人じゃないと務まりませんけどね。
ピーター・サースガードが良い演技しています。『ジャーヘッド』の時も思ったんですが、彼って、何か冷たい目をしていますよね。逆に言えば、裏切り者を演じるため、冷たい目の演技をしていたのかも知れませんが。
基本的に、予想通りに進むストーリーです。終盤、ロイの真の姿?が明らかになり、「えっ?」と思わされますが、それは目眩ましでした。薬でジューンが寝てしまって物語が一気に進むと言う作り方は、若干如何なものかと思いますが、ラブコメですからねぇ。あまりうるさい事は言わないことにします。って言うか、この手のラブコメには有りがちな、終盤に同じ様なことが、別の形で使われたりしますが。
タイトルの、ナイトはいいとして、もう一方のデイの意味が分かりませんでした。もしかして、KNIGHTとNIGHTを掛けているのでしょうか?
アクション全体がロマンスのためのマクガフィンとなっている作品ではないかと感じました。
たまには息抜きで、レビューもさくさくお手軽に書ける作品があっても楽しいものです。そのぶん、のほほんと映画のアクションに集中できますからね。そんなただただ楽しめるエンタテイメント作品が本作。
真面目にレビューどうしようかなぁと、緊張して画面に対峙するばかりでなく、まぁ~たまにはこんな作品で気晴らしするのも、映画の醍醐味と言えましょう。
とにかく作品は売れ線狙いなんです。主演はハリウッド屈指の人気者二人だし、いかにも、これがハリウッド映画だといわんばかりにど派手なアクションが満載。絶対に退屈はさせません。
舞台はアメリカに始まり、南海の無人島からアルプスを走るオリエント急行の車内、ス
ペインの闘牛場まで。カーチェイスありスカイアクションあり、爆走する列車内の格闘ありと、やりたい放題の展開。まるでアクション映画の名場面カタログ集を見ているかのようです。この何でもありのストーリーを通常のレビュー感覚で鑑賞したら、突っ込みどころばかりで、発狂しそうになるかもしれません。その辺がアメリカ本国での興行が大ゴケした要因でしょうけれど、絶対あり得ないシーンをこれ見よがしにスローモーションで描くシーンなど、確信犯的作りが目立ちます。これはアクション映画のパロディーだ思ったほうがいいのかも知れません。そんな意図に気づかれて見方を変えれば、こんなに楽しいアトラクションムービーはないかと思います。
本作を一口に語るなら、絵に描いたようなマクガフィン作品であるといえます。「マクガフィン」とは、何かしらの物語を構成する上で、登場人物への動機付けや話を進めるために用いられる、仕掛けのひとつ。登場人物たちの視点、あるいは読者・観客などからは重要なものですが、作品の構造から言えば、他のものに置き換えが可能な物をそう呼ぶます。これはヒッチコックがしばしば、自身の映画を説明するときに使った言葉です。
本作でもゼファーと呼ばれている物も典型的なマクガフィンといえます。ロイが敵から命がけで守ろうとする。それが何なのかは最後まではっきりしません。そんなゼファーの激しい争奪戦にすっかり白けてしまう人もいらっしゃることでしょう。だけどヒッチコックによれば、マクガフィンに過ぎないものに観客が気を取られすぎるとそれに続くサスペンスに集中ができなくなります。だから、マクガフィンについては軽く触れるだけで良いというのがヒッチコックの作劇術でした。これがわかると本作の見方もがらりと変わってくることでしょうね。
女性の方なら、ちょっと素敵なおとぎ話として、はまってしまうかも知れませんよ。何と言っても、主人公のロイは、謎だらけのミステリアスで、デンジャラスなハンサムボーイ。そんなロイにとたまたま偶然出会い、危険が迫る度に、ロイに薬を飲まされて意識を飛ばされるジューンはごく普通の平凡な女性でした。薬が切れて、意識が戻ると、別世界につれて行かれるジューン。まるで白馬の王子様が突如現れて、自分を遠くの世界に連れて行ってくれる(しかも、それがトム・クルーズだとしたら!)展開には、きっと多くの観客が感情移入して、胸をきゅんとされられるでしょう。クルーズは48歳、ディアス38歳という大人同士の酒落た恋の駆け引きも楽しいところです。
こうしてみるとロマンスの方は丁寧に作られていると思いました。ジューンに接近するロイは、いつも自然に繊細に懐に飛び込んでいるところにご注目ください。きっと彼女でなくても心を奪われることでしょう。揺れる女心も丁寧に描かれていて、彼女のジューンの心境の変化の様子がまた興味深いところです。
だからこの作品の軸足は完全にロマンスの方に置かれていると思います。ヒッチコックが語ったようにゼファーの争奪戦自体には、あまり意味がないのです。二人が出会い愛を深め合うための添え物にしか過ぎないのではないでしょうか。アクション全体がロマンスのためのマクガフィンとなっている作品ではないかと感じました。
アクションのトップヒーローと、ラブコメの代名詞ともなった二人ですが、そろそろ年齢的には、きつい年代に近づいてきました。それでも自虐的に自分の十八番を演じているのは、可笑しさすら感じさせます。だけど、それを大まじめに演じきるからこそ、このコンビならではの味わいが出ているのではないでしょうか。そんな味が、突っ込みどころ満載の本作のストーリーをユーモアに昇華させていると思います。それがわかる人は、なかなか大人の映画の見方ができる人だと言えるでしょうね。
追伸
いつも薬を飲まされて、気がついたら、勝手に水着姿にさせられていたことに憤慨するジューンでしたが、ラストには知らず知らずスパイのテクニックを覚えてしまい、ロイにギャフンと言わせるところが可笑しかったです。
ちょっとエッチなジューンの復讐内容は、ラストシーンをご覧になってください。
単純明快に欠ける。
面白さがとまらない♪♪♪
キャラクターが魅力的で、アクションが楽しい!
あまり激しすぎないのが逆によかったです♪
やや、脇役が弱い感と、何でもあり感はありましたが、
それでこそエンタメ作品!と、納得させてしまう作品でした☆
デートで見たら、すごく盛り上がると思います~vv
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