劇場公開日 2010年11月27日

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「低予算映画なのに、ちゃんとVFXがあるぞ!」デイブレイカー みっくさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5低予算映画なのに、ちゃんとVFXがあるぞ!

2019年12月18日
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「吸血鬼は、SEXのメタファーである」と何かで読んだ。
でも、本作の吸血鬼はちょい違う。SEXのメタファーというより、人口増加、食料不足、環境悪化による生産量減少、あたりを描いている。
なので、吸血鬼モノではあるが、内容としては、ゾンビものに近い印象を受けた。
だからこそ、ラストで、治療法が明らかになる(吸血鬼から回復したヒトの血液が特効薬)が、それを培養して、ワクチンとしてバラまく、という結末にせず、戦いは続く、という結末にしたのかな、と。
つまり、現実世界の人類が抱えている問題は、そう簡単に解決できないんだぞ、と。

低予算映画なのに、主演3人は有名人気俳優だし、VFXあり、映像センスもGOOD、テーマも説教臭くない程度にある、ということで、なかなかバランスの良い作品だと思う。

みっく