劇場公開日 2010年2月13日

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「【”海に行けば良かった・・。”ヤアヤアヤア!ナチスゾンビのヘルツォーク大佐が、雪の下から300人の部下を率いてやって来た!ナチスゾンビVS医学生たちの壮絶な殺し合いを描いたスプラッターホラー。】」処刑山 デッド卍スノウ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”海に行けば良かった・・。”ヤアヤアヤア!ナチスゾンビのヘルツォーク大佐が、雪の下から300人の部下を率いてやって来た!ナチスゾンビVS医学生たちの壮絶な殺し合いを描いたスプラッターホラー。】

2024年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

単純

興奮

ー 今作は、ヒジョーにオモシロ怖いゾンビスプラッターホラーである。実際にナチスは第二次世界大戦時にノルウェーに乗り込んでいる訳だが、それがベースとしてあるのか、医学部生達が山小屋に浮かれてやってきた際に、謎の男がやって来て”昔に起きた事”を語るシーンから物語は始まるのである。
  ”ヘルツォーク大佐に3年蹂躙されたが、住民達が蜂起し奴らを始末した・・。”
  だーが、ヘルツォーク大佐率いる300人の大隊は、雪の下でゾンビ化して眠っていたのである。ー

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・序盤は大体のホラー映画の如く、おバカ医学部生達の浮かれた姿から始まる。だーが、山小屋に謎の男が現れ、過去にその地で何が起きたかを語る所から、一気にホラーシーンに突入していくのである。

・トイレでセックスしているおバカ男女に襲い掛かるナチスゾンビから始まり、最初はゾンビはチラッとしか映されない。だが、山小屋には次々にゾンビが襲来する。
 医学部生達が、ヘルツォーク大佐が住民から略奪したお宝を見つける所から加速度的に残虐シーンが描かれる。

・特に、医学部生がスノーモービルの駆動部でゾンビの顔をぐしゃぐしゃにするシーンでは、ノルウエーの民は歓声を上げたそうである。
 だーが、ゾンビたちも逆襲する訳であるが、流石医学部生である。傷口を針で縫い(凄く痛そう)、ゾンビに咬まれた腕を切り落とし、キッチリ傷口を火で焼いて止血するのである。
 今作が単なるゾンビにヤラレルパターンでないのが、面白さの所以であろう。医学部生達は、極寒の雪山で必死にゾンビに抗うのである。
 けれども、劇中で一人の学生が”海に行けば良かった・・。”と呟くシーンは笑えたなあ。

<そして、その様子を高台から睥睨していたヘルツォーク大佐は、自らが率いる300人のゾンビ大隊を雪の下から蘇生させるのである。
 今作は、ナチスゾンビVS医学生たちの壮絶な殺し合いを描いたスプラッターホラーなのである。
 それにしても、第二作を観ていたとはいえ、爽やかに晴れ上がった日曜日の朝に、今作を楽しく鑑賞している私はどこかオカシーのだろうか?”ハイ、オカシーです。”
 続編、第二作もお勧めであるよ!じゃーね。>

NOBU