「ウルウル度が足りないよ~。」長ぐつをはいたネコ りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
ウルウル度が足りないよ~。
あの生意気でクールなプスが好きで見に行った。
お子様とその親御さんがたくさん来られていた。
帰りの出口で、お子さんのお婆さんらしき人の感想は、
「子供向きで、私は退屈かと思っていたけれど、面白かったわ」だった。
プスの生い立ち、長靴をはいている理由、お尋ね者となっている理由等、丁寧に描かれていた。
幼い頃のプスは、めっちゃ可愛い。
幼なじみのハンプティとのこと、雌猫キティとの出会いとロマンス、悪いヤツとの戦い、冒険など、子どもさんでも楽しめるように、作られていた。
でも、プスの必殺技である「黒目を大きくしてのウルウル目」が、イマイチだった。
ウルウル度が足りない。
それが不満だった。
竹中直人さんの吹き替えは、完璧だと思う。
彼のおかげでどんなに楽しい作品となっていることか。
でも、プスは「怪傑ゾロ」の猫バージョンなのだから、アントニオ・バンディラスの声でも見たかった。
キティの声も、サルマ・ハエックの声で聞いたみたかった。
ラテンテイストなんだから、余計にそう思った。
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