劇場公開日 2011年7月29日

  • 予告編を見る

「映像の迫力に加えて脚本も改善してきた」トランスフォーマー ダークサイド・ムーン Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0映像の迫力に加えて脚本も改善してきた

2013年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

単純

興奮

総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:65点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )

  物語の設定が最初にしっかりと説明されているし、目的達成のための謀略が含まれていたりして、以前の作品と比較して脚本はずいぶんとまともになってきた。国家や社会のためにみんなで勇敢に戦いましょうというアメリカらしさが物語の根底にはあってその意味では単純だが、気楽に観る娯楽作品としてはその単純さは悪いものではない。
 そしてやはりこの作品の売りは映像の派手さと迫力だろう。もともとは日本のおもちゃにすぎなかったものが、ハリウッドの一流どころが制作するとこれほど凄い映像になる。登場する金属生命体がやはりおもちゃのようなのはあまり好みではないが、中盤から絶え間なく続く戦闘とたくさんの金属生命体や乗り物の映像は、長いし忙しすぎて疲れも感じるが面白い。ただ赤や黄色といった色がはっきりしているもの以外は敵味方がわかり辛いのは難点。

コメントする
Cape God