「ヘイリーちゃん、降参です。」トゥルー・グリット りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
ヘイリーちゃん、降参です。
14歳といえば、中学2年生か3年生。
中学時代の私なんて、高校進学のための勉強を少しと、クラブと、後はひたすら遊んでいたように思うな。
そんな年端もいかない少女が、父親の仇を討つ、なんてスゴイこと。
少女であることを活かして交渉したり、機転を利かせて行動したり、とても利発で好ましいマティ。
飲んだくれ保安官ルースターやテキサスレンジャーのラビーフに、真正面から立ち向かい、本気にさせ、大人の男達を奮い立たせ、復讐をする。
その様子は、とても好ましい。
ホントに、映画初主演なの??と思いたくなるほど、堂々としていて、時に可憐で、「降参しました」と言いたくなる。
せっかくの悪役のジョシュ・ブローリン、もっと悪く活躍?!して欲しかったな~。
ただ、難を言えば、母親が頼りなくて、弟が小さくても、残された家族で生きていかなくてはならないにしても、それだけではなく、マティが復讐を誓うまでの、心の動きをもっと見せて欲しかった。
3.5点か4点かで迷ったけれど、ヘイリーちゃんにプラス0.5点で、4点にしました。
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