「おもしれえじゃねえかコノヤロウ!」アウトレイジ シネマニアV3さんの映画レビュー(感想・評価)
おもしれえじゃねえかコノヤロウ!
「最終章」前のおさらいとして2度目の鑑賞でした。
ヤクザ作品も北野武監督の映画も初めてだったのですが、、、なるほど、こういう感じか。面白えじゃねーかコノヤロウ!w(しょうもない便乗、大変失礼致しました) ヤクザの印象に対して自分はだいぶ勘違いをしていたことに気づかされました。この世界で大河、時代劇のような頭脳戦、心理戦が関わってくるとは!
策略、罵声、ヒソヒソ悪巧み、バイオレンス、裏切りの連続。普通の道とは外れているとはいえ、侍時代の道理や下克上などの古き日本らしさがヤクザには残ってるようにも感じました。(まあ悪いものの方が多く引き継がれている気はするけど。あくまで1作目だけを見た時点での話!) 所々の会話劇もときおりビクビクしながら楽しんで見ました。もう面子が...緊張感も落ち着いた感も醸してて良かったです。
ただこれちゃんと集中して見ないとそのキャラの考えや行動の真意がわからなくなっちゃうんですよ!初見はすぐには理解できませんでしたw まあ、最近は説明ばっかの邦画が多かったので画で見せて観客にも考えさせるスタイルの邦画を初めて見ました。「語るより魅せる。」こっちの方が映画らしいと思うし、そうあるべきだと思います。だから正直難点というわけではありません。
なんとなくで言うべきことではないですがw、世界の北野と呼ばれる所以が伝わってくる作品でした!
85点!
さあ、次は「ビヨンド」!
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