乱暴と待機のレビュー・感想・評価
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やられたっwww
事前情報の全く無い状態でなんとなくジャケットだけで判断してレンタルしました。
見始めて30分、、、めっちゃ面白いやんこれw。何このカオスさww。ナナセ役の美波が物凄く変な女でこんな奴が近所にいたら軽く名物女になってそう。小池栄子のヤンキーっぽい演技も凄くハマッてて良かった。他のドラマに出ている小池栄子は下手糞な演技で白けさせるが、この映画の役ではバッチリというか、「それ演技じゃなくて素だろw!」って感じだった。浅野忠信もまた変な奴で、「こいつ一体どうしたいねんw!」だったし、山田孝之のだらしない男の役も、「こんな奴いそうw」って感じだった。
半分程見た当たりで、これこのままの勢いで最後まで行けるのかな?ってちょっと思ったけど、そんな不安も何のその、この可笑しな4人は後半もしっかりと笑かしてくれた。
ただちょっと残念だったのがラスト。微妙だけど、ちょっと爽やかな終わり方しちゃうんですよね。どうせなら最後までとことん訳の分からないまま、グダグダで終わって欲しかった。でも不満点はそこだけかな。
ばかばかしい気分になりたい時にお勧めですw
奇妙で複雑でおかしな世界感
登場人物の4人 全て 役柄のキャラにあってて最高でした(>▽<*)!
特に奈々瀬(美波)と英則(浅野忠信)が私のツボを刺激(笑)
ストーリーも四角関係の行方をテンポよく描き、愛憎交わる奇妙な人間ドラマを繰り広げたシュールな世界感でした。
4人の頷きたい自分と、否定したい自分
ズルズルと泥沼化する4人の奇々怪々なキャッチボール模様をブラックな笑いと哀愁で描ききった物語。
覗く浅野に、苛立つ小池、ツマミ食いする山田、そして、挙動不審の美波。
頷きたい自分と、否定したい自分。
エキセントリックで滑稽でエグくて、淫靡な線に結ばれた4人の絆のルーツを紐解けば、新たな狂気が産まれていく。
過去の憎しみの真相が明らかになればなるほど、4人の今は複雑化を辿る。
呆気ない理由で人間は簡単に悪意を抱く。
露骨なうねりは今も昔も変わらない。
渦を巻いた憎悪は、周囲を道連れに呑み込み、更に大きな渦を作っていく。
憎しみの連鎖が唯一生きる希望と化した4人。
歪みこそ、面白いと言っても、呆れて笑わざるを得ない世界観に直結している。
4人とも最後まで共感できない。
したくもないのに、最悪な男女関係ほど覗きたくなる衝動。
愚かな本能同士のネチネチしたざわめき。
一概にオススメできない魅力がたっぷり詰まった何とも不思議な映画であった。
では、最後に短歌を一首
『復讐に 絆を求め 覗き部屋 レンズ砕けし 交わりのあと』
by全竜
じわじわくる…
とにかく芸達者な4人のかけあいが面白くて面白くて笑えます。(映画の中の)本人たちはものすごく真剣。でもなぜか笑ってしまう。なんでそんなに笑えるのかはもう見てくださいとしか言えない。
特に男性にオススメです。コメディ映画以外であんなに男性の笑い声が聞けた映画は久々でした(あれ?これコメディ映画?恋愛映画だと思ってたけど違うのかな)
もちろん女性にもオススメです。見終わった後に友達と男女の愛の形について真剣に語りたくなります。多分。
カオス
小池栄子、山田孝之は夫婦で、
たまたま引っ越してきた先に、
小池栄子の高校の頃、大嫌いだった同級生・美波がいて、
山田が浮気しちゃって、
美波と同棲?していた浅野忠信が変態で、
もうむちゃくちゃでばたばたなコメディ。
ありえない展開なのに、
妙にリアルで、
迫力ある演技が混じって、もうカオティックな世界観。
4人しかほぼ出てないのに、
すごい映画だった、、、
本谷さんらしい話だなぁーと。
ひたすら笑っていた。
劇場で声を殺して笑った。
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