アンダンテ 稲の旋律
劇場公開日 2010年1月23日
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泣ける
真面目に親や先生の言うことを聞いて育った主人公が農業とそれに携わる青年に影響されて変わっていく姿を描く。自分がしていく事を自分で選ばず、流されている人は多いから、主人公の甘えのような引きこもりにも共感できる人も多いかもしれない。新妻聖子さんがエンディングを歌うシーンはカッコイイが彼女がミュージカル女優と知らない人には、「なんで主演女優が歌いだすの?」と驚く人が結構いた(笑)筧利夫のコミカルな演技と少々オーバーなストーリーに違和感はあるけれど、人間再生物語として十分観られる作品です。
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上映前に原作者の方のお話を聴けたのですが、かなり実体験が反映されているみたいです。食糧問題に関する部分は論理的に強引な印象もありましたが、主人公の精神的な部分に関しては過剰に説明的ではなく、「わかってもらいづらい」感がリアルな感じ。とはいえ和やかなシーンもあってバランスはいいかも。田んぼの風景が好きな人には特におすすめです。原作読むのは映画観てからがいいんじゃないでしょうか。
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