劇場公開日 2010年12月4日

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武士の家計簿のレビュー・感想・評価

全89件中、81~89件目を表示

4.0目のつけどころがいい!

2010年12月8日
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鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

武士もサラリーマンと同じなんだなぁ〜というのが印象。現代にも通じる借金対策は見習うべきかも?
磯田道史原作のベストセラー「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新」を、森田芳光監督が映画化した異色時代劇。

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ルイス

2.5朝の連ドラのような出来

2010年12月7日
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鑑賞方法:映画館

笑える

刀ではなく算盤を武器に仕える下級武士『御算用者』に着目したテーマは興味をそそる。
貯蔵米の計算が合わないと、辻褄が合うまでとことん追求する算盤馬鹿の直之。お駒(仲間由紀恵)との間にできた長男・直吉が4歳になって“着袴の祝い”の祝膳では、経費を節約するため鯛の塩焼きの代わりに“絵鯛”を並べる。困惑する親戚・縁者の表情に笑えるが、一度決めたら恥も外聞もかなぐり捨てて事を実行する直之の芯の強さがよく出ている。愛用の品を手放したくないと駄々をこねる母・お常(松坂慶子)も可哀そうやら可笑しいやらで、さあこれからどうなる?と見入るのだが…。
事業仕分けもやるならかくあるべしと謳ったところまでは良かったが、その後、猪山家の家計がどうなったのかが今ひとつ不明である。倹約の数々は笑いを誘うが、その結果を知りたい欲望を満たしてくれない。
たしかに長男・直吉は新しい時代に於いて、頭脳を使う役目続きを読む

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マスター@だんだん

4.0本物の侍

2010年12月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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清水

4.0森田作品だねぇ^^

2010年12月5日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

刀ではなく、算盤で幕末を生き抜いた猪山家の家族の物語。
一見すれば抑揚のないように感じますが、そこは森田監督。
とうとうとしたストーリーの中に少しの振り幅を以って
コミカルなシーンも盛り込み、現在世代への忠告(警告)も盛り込み、
2時間20分という時間を飽きさせずに観させてくれています。
(かみさんはちょっと飽きてたらしい(笑)もっとコメディタッチと予想してたみたい…)

こういう時代劇は好きです^^

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昴 晃一郎

4.0武士もサラリーマン

2010年12月4日
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鑑賞方法:映画館

元は、茨城大学人文学部准教授磯田道史のノンフィクション「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新」。ノンフィクションの映画化にしては、意外に、物語に富んています。

物語は、堺雅人が演じる猪山直之の長男猪山成之の視点で語られていきます。まず最初に思ったのが、江戸時代末期の武士は、サラリーマンだったんだなぁと言う事実。戊辰戦争になれば、話は少し変わりますが、天下泰平の世の中では、我々現代日本人と同様、仕事場に通勤して、仕事をして、そして給料を貰う、そんな生活なんですね。当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、あらためて映像で見ると、認識が一新されました。

さて、堺雅人と仲間由紀恵の二人ですが、まだ老け役は難しいですかね。若い役であれば、特に問題はないですが、まだまだ本人自身が若いので、老け役は若干不自然に感じました。とは言え、演技自体は、特に問題はないと思います。続きを読む

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勝手な評論家

3.0大河ドラマなら良かったのに

2010年11月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

全体の内容は良かった
でも 一つ一つのエピソードをもっと描き込んで欲しかった
まあ 人の一生を一本の映画の中で表すのは難しいのかも
大河ドラマにしたらもっと面白くなるんじゃないかな

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好さん

3.5ほのぼのです。

2010年11月21日
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鑑賞方法:試写会

知的

時代劇に特有の太刀回りシーンは、ほとんどないです。
全体的にほのぼのしています。
時代劇の設定でなくとも楽しめる脚本ですね。

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ny152

4.0江戸時代の家計立て直し・・?

2010年11月10日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

知的

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tuba116

4.0メインとなるテーマが絞り切れていないところがちょっと惜しいところです。借金のある方には参考になる家庭ドラマでした。

2010年11月5日
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鑑賞方法:映画館

 下級武士の古文書から、このような人情味のあるドラマを紡いでいったことは特筆に値します。家族の群像劇を描かせたら、やはり森田芳光監督は上手いと思います。ただ昨年の『わたし出すわ』がかなり酷い駄作だったので、あまり期待はしていませんでした。
 本作は、猪山家三代にわたる家族に起こった出来事を、ユーモラスに描き、当時の下級武士の生活事情を再現していく点で、好感が持てました。
 但し息子の成之が明治になってから懐古する視点で綴られる本作は、エピソードの羅列が目立ち、メインとなるテーマが絞り切れていないところがちょっと惜しいところです。 たぶん言いたかったことは、蛙の子は蛙なんだということだったのでしょう。父直之の算盤バカによって、スパルタ教育で算盤を叩き込まれた成之は、父親のバカぶりに反発します。しかし気がつけば、自分も新政府軍で会計担当となり、父がやっていた仕事と同じ仕事をしていた続きを読む

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流山の小地蔵