「爽やかで見やすい」イヴの時間 劇場版 kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)
爽やかで見やすい
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。劇場版になる前、それぞれのエピソードをWEB配信していた頃から鑑賞していました。今回は劇場版として久しぶりにイヴの時間を見ました。
アンドロイドが浸透して間もない時期の、多分日本が描かれています。それぞれのキャラクターの背景が各エピソード毎に描かれています。そんな中で主人公であるリクオは人間とアンドロイドの違いや、家のアンドロイドであるサミーが命令していない行動をしり、驚き、葛藤していきます。
自分としては、最終話の真崎とテックスの話がとても好きです。ロボットやアンドロイドに対して斜に構えていた理由が判明した中で、テックスと真崎が和解、最後はちょっとした笑いで落とす。話の中身も好きですし、構成も完璧だと思います。
基本的に話の中に悪者が出てこず、葛藤の中にも爽やかな空気感があり、とても見やすい話だと思います。以前、吉浦監督は「いつになるか分からないが、続編を作りたい」と言っていたので、続編が作られることを首を長ーくして待っていたいと思います。
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