「演技が映える!」最後の忠臣蔵 凡打さんの映画レビュー(感想・評価)
演技が映える!
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アクションシーンがほとんどないため、役者の人たちの演技がとても映えていました。どのシーンをとっても素晴らしかったです。
改めて役所広司という俳優のすごさを実感しました。
他の役者さんたちにもとても目をひかれました。
「忠臣蔵」に詳しくない自分は、討ち入りから何年もたったのに、切腹しなければいけなかったのかと思うと同時に、新たに大切な人を作り、その人と幸せに、自分が育てた子の将来を見守るという選択はできなかったのかと思いました。
しかし、嫁入り行列のシーンでもわかりましたが、それだけ大石という人は素晴らしい人間だったのでしょう。
全体を通して静かな作品ですが、それによって登場人物たちの心情が浮き彫りになったように思います。そして役者の人たちの素晴らしい演技や、カメラワーク、音楽によってとても美しい映画になっています。最後までとても楽しめました。
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