劇場公開日 2010年12月18日

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「クオリティはなかなか」最後の忠臣蔵 grassryuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0クオリティはなかなか

2011年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

映画としての完成度の高さに感心しました。
ちらほらと指摘されているようですが、カメラアングルが微妙で巧妙、勧善懲悪お涙頂戴これみよがし的に接写のオンパレードなんて皆無、淡々としたやや引いた位置取りが観る者にとても安心感を与えてくれます。

役所浩司さんもよかったが、佐藤浩市さん光りました。
世俗と隔絶したお嬢様役を好演、桜庭ななみちゃん、ひょっとかすると化けるかも。

大向こう張った時代劇とは一線を画する、溝口~小津テイスト溢れる好作といえましょう。

grassryu