劇場公開日 2010年12月18日

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「今年一番の作品に出会えました!!」最後の忠臣蔵 jsadさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0今年一番の作品に出会えました!!

2010年12月3日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

大石内蔵助率いる赤穂浪士の討ち入りで生き残った二人

互いに生き残ったゆえの辛い生涯

同じ苦しみを堪え、16年間生き続けてきた二人が再会する。

武士の揺るぎない忠誠心

与えられた使命のために生き、
使命を果たしたのち、抜け殻のように逝く

武士の生き様は実に簡潔明瞭

けれど、そんな使い捨てのように見える彼らにも

生きた証し、想いはそれぞれ持っている。

観終わって、今の日本にこの時代のまっすぐな忠誠心のカケラでも

まだ残っているだろうかと感じました。

全く別の世界のことのようだけど、これはここ日本で起こった事なんだと考えると

なんだか信じられなかった。

役所さんの演技、スクリーンで見たのは初めてでした。

最後の切腹シーンとか、回想している時のアップの表情

黙ってても語りかけてきます!!!!

この作品は絶対に見たほうがいいです

後味はうまく言葉にできないけど、

見た人の現在の立場によって感じ方は様々だと思います。

母、父、子

それぞれで感じる所があるような気がします。

何度もいいますが、

これは是非みましょう

絶対です!

jsad