「時をかける少女」時をかける少女 michiさんの映画レビュー(感想・評価)
時をかける少女
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“時をかける少女”は、勿論知っている、、、
つもりだったのに、実は覚えていなくて。。。汗
あれれれ、どうだったっけと記憶を辿りはじめたとき、
劇中で深町一夫がザックリ説明してくれたので
助かりました 笑
あまり期待していなかった反動か、
凄く面白かったんですーーーー
年とって、涙腺が弱くなったのでしょうか。
涙が止まらなくなり、自分でも驚きでした 笑。
特に、主演の仲里依紗ちゃんが自然な演技で
まさに21世紀の女子高生。
笑い、悩み、悲しみなど色々な表情を見せてくれて、
映画の世界に観客をぐいぐい引っ張っていく感じなんです。
それと70年代に青春真っ盛りだった溝呂木涼太。
演じたのは中尾明慶くんで、
彼は仲里依紗ちゃんと同年代なのに
この時代の大学生そのもの!
馴染んでいました~~。
この二人のキャスティングがピッタリで
一層、物語を盛り上げている感じ。
ジェネレーションギャップを上手く利用した演出も面白いし
オリジナルの続編として
素晴らしい構成になっているなと思いました。
特にハッキリと気持ちを断言するシーンがないのも
余韻に浸れる一因で、
その曖昧な感じはどの年代の人も
自分の青春時代を思い出すのではないでしょうか。
そうそう今回、またもや詰めが甘い、深町一夫 笑。
ま、彼のおかげで、あのラストへと流れていくわけですが、
人間の潜在意識って、とってもロマンチックだなぁと
柄にもない事を思ってしまったラストでした。
そして柄にもないといえば、オリジナルの原作者の筒井康隆さん。。。
あんなに強面なのにかなりのロマンチスト?
人間って、奥が深いです。
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