「それでも、生きていく」バッド・ルーテナント septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
それでも、生きていく
渋い
重い
スッキリ晴れやかになる映画ではないな
~~~
予告編からは
コミカルな内容かと思っていたのですが、
渋みのあるニコラス・ケイジが満載になっていました。
犯人逮捕
警部補昇格→警部昇格
愛する女性が新たな命を宿す
しあわせは一瞬の幻
いつも残るのは孤独だけ
出世しても
家庭的な幸せに恵まれても
けっして満たされることのない喪失感
それでも彼は生きていく
生への執着もみせる
死んでるように生きている
そこに生の煌きはみられなかった
☆彡 ☆彡
ニコラス・ケイジが
そこにいるだけで漂う存在感
練りこまれた脚本
隙のない演出
ラストに浮かべた笑みは
未来への希望だったのだろうか
未来への絶望だったのだろうか
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