劇場公開日 2024年12月13日

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バグダッド・カフェ 4Kレストア版のレビュー・感想・評価

全97件中、1~20件目を表示

4.0居場所を見つけた

2025年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

あまりにも有名な主題歌、Calling you。
映画本編よりも大きな存在になってしまったように思う。
この曲がなければ、この映画はこれほど有名になることは無かったでしょうね。それほど曲の持つ力が強い。それを再認識した。

ストーリーには特別な捻りはない。
斜めのカットとか、光とか、印象的に挿入されるブーメラン。当時はそういうシーンが斬新だったのだろうか?
ブーメランは、上手に投げれば元の位置に戻ってくる。主題歌とともにこの映画のテーマを表す重要なアイテムだと思った。

偶然見つけた自分らしく生きられる居場所。
客人来たりて気づいた自分たちの可能性。

偶然の出会いがお互いの人生を変えていく。
ミステリアスで郷愁を誘うCalling youを聞きながら観る現代のおとぎ話。

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TS

3.0なるほどの良作

2025年4月14日
iPhoneアプリから投稿

この作品の存在自体を知らなかったのですが、観てみたら「あー確かにこりゃ多くのファンに愛される作品だな」と思いました。一貫したテンポがあって、セリフのセンスも良いです。ただ作品の構造を深く考察してみれば、なんて事もない話を見せ方で乗り切ってるというものですね。低予算ながら絵作りで見せ切ってる作品で、アングルとか「絵」をたのしむ作品だと思います。ただ、30年以上前の作品であるため、今となっては当時のミステリアスさは薄まってると思いました。家で観るBGMとしては最高だと思います。

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zippo228

3.5良いけど、

2025年4月10日
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鑑賞方法:映画館

>1989年大反響となりミニシアターブームの象徴となった不朽の名作が4Kレストアで再び甦る!!
とあったがそこまでとは思わなかった、当時の雰囲気がどうだか思い出せないが。
ショータイムで歌うトラック野郎を見た時、あーこの人も気のいいトラック野郎ではなく
映画俳優なんだなと現実に戻され白けてしまった。
ああいう演出はせず、そのまま寂れたカフェの冴えない連中で通してほしかった。

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寝巻

4.036年後のリベンジ

2025年4月6日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

幸せ

初めて投稿します。学生時代バブル中、この映画の評価が高くて、音楽・アート・映画に感性を揺さぶられていた時代でしたが当時の私は寝落ちする程全く味わえませんでした。美女や強いヒーローもいないし、どこに感動、映画的カタルシスが有るのか?記憶も曖昧なまま、今回映画館に。デブの白人おばさんとヒステリックな黒人おばさん、男は大体ダメならやつばかり舞台は汚い田舎のモーテル…でも何⁈なんて魅力的な人達なんだろう!途中マジックのシーンが長いのはしょうがないけど、あのシンボリックなcalling youとチャーミングなドイツ姉さんがグイグイとみんなを巻き込む!
年月を経てこの良作にどっぷり浸かれてサイコーでした。自分はどの配役のタイプかなと考えました。恐らく少し拗ね気味に楽しい場所から敢えて去ってゆくタトゥー姉さんかなぁ…

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げどしー

3.5人々を惹きつける人柄

Kさん
2025年3月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ハイウェイ沿いにあるモーテル兼カフェ。
そこは個性を受け入れてくれる場所。
この部分が私の中ではかなり響きました。

ヤスミンがとにかくチャーミング。
最初のイメージで決めつけてはダメ。

友情を築いていく過程に感動。
絆が生まれる瞬間にさらに感動。

ヤスミンの幸せも、もしかしたら⁈
…ちゃんとオチがありました笑👰‍♀️💐

それぞれの特技を活かしたミュージカルに拍手。
「ラスベガスのショーなんか目じゃないぜ」
お客さんの言葉に納得です。

心が癒され、温かい気持ちになりました。

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K

5.0映画って本当にいいですね。

2025年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

予備知識まったくなしでの鑑賞。
いやー、ほんとうにいい映画。大満足です。

でも、何がすばらしくて、こんなに、感動するのかよくわからないので、
もう一度、劇場に足を運んでみようと思います。

役者の演技?音楽?構成?なんだろう?しみじみするこの気持ちはどこからくるのだろう?

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うさぎさん

3.0福の神

2025年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

バグダッド・カフェという名前と
音楽
そして砂漠の気象現象が
ノスタルジックandエキゾチックな感じを
醸し出しています。

ヤスミンは
疲れ切ったブレンダにとって
まさに福の神。
失礼な態度をとっても
反論さえしないヤスミン、
お客なのに掃除もしてくれるヤスミン、
赤ちゃんのお世話も進んでしてくれるヤスミン、
カフェのお手伝いのみならず
ショーまでご披露して店を繁盛させるヤスミン、
まさに福の神。
こんな人いてくれたら最高。

ブレンダの演技が舞台のようで
最後はミュージカル的になりました。
舞台出身の女優さんでしょうか。

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アツコ

5.0めちゃくちゃお気に入り

2025年2月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

みんながヤスミンをどんどん好きになっていく物語。はじめの佇まいがマツコさんにしか見えなかったけど、どんどんヤスミンの魅力に取り憑かれていきました!何回も観たいです。

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ささき

4.0とても面白かったこんなに愉快なコメディで友情がエモい作品とは知らな...

2025年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

とても面白かったこんなに愉快なコメディで友情がエモい作品とは知らなかった
絆が出来ていく瞬間を感じる
ヤスミンの存在がマジックそのもの
ブレンダと相談するわの台詞からブレンダへの信頼の深さ
仲が良すぎるわと言って出ていくデビーの意味
ジェヴェッタスティールのコーリングユーが素晴らしい余韻を残す名作

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UPtwHmNNLjBjFuAF

4.5

2025年1月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

映画って良いなと思わせてくれる一作。
DVD買って家で寝ながら観たくなる。

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やきたまご

3.5心に染み入る

2025年1月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

二人の夫と不仲になってしまった女性二人が、衝突しながらも徐々に仲良くなっていくお話。仲が良くなって、カフェの雰囲気が良くなるのが良かったさ

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たくわん

4.0観てよかった〜

2025年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

レンタルビデオを借りて、
観たような観ていないような…。
ところどころの場面と、有名な“コーリングユ~♪”
というフレーズは覚えているから、観ているはず!と思いながら、
映画館上映されてるいるこの機会を逃してはならぬ!と鑑賞。

結果、映画館で観れて良かった~。

男運があまり良くないのかな?
見た目も性格も正反対の二人の女性が
友情を育んでいくその課程がテンポよく描かれていて、
最初はイライラしっぱなしのブレンダに
眉をひそめてしまっていましたが、
彼女がヤスミンのチャーミングさに癒されていくのに合わせて、
私自身もだんだん頬が緩み口角があがり、微笑みながら観ておりました。

絵葉書のような風景
登場人物のキャラクター
色味・色彩
アングル
そして、ここぞっ!という時に流れる
“i'm calling you”

全てのピースがキレイにハマっていて、
あ~、良い作品を観たな~という満足感で映画館を後にしました。

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hkr21

5.0古さを感じない。普遍的名作!

2025年1月14日
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鑑賞方法:映画館

当時は高校生でサントラが流行ってて、
なんとなく母と観に行った。

そのときは良い話しだなぁとは
思いつつ、少し風変わりで退屈な印象だったけど、
大人になって1人映画館で没入して観ると
染み入りますね。

まさに多様性、、、!

世界は広いなぁって、、!

なんか後半はジーンときました。

トラベラーズチェックとか懐かしい!!し。

スマホもパソコンも出て来ないけど、
現代にも通じるコミュニケーションの真理が
描かれていて、、、
圧巻でした。

忙しい人ほど、仕事をサボってでも
観たほうが良い名作だと思います!

ダンケシェン、、!

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ZUNKO

4.5こんなに良いとは!!

2025年1月14日
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鑑賞方法:映画館

凄くいい!凄く好き!!そしてきっと数年前のこれほど映画をよく観るようになる前の自分だったらこの映画を好きと感じること無かったと思うから、そんな自分の変化も嬉しい!!!

冒頭のブレンダのギャンギャンは仕事後かつ週末金夜の疲労困憊な頭と身体にはかなり響いて選択間違えたかと一瞬後悔。

けど、ヤスミンちゃんの登場で一気に空気が変わったー。

良すぎて自分ごときでは上手く言語化出来ないのがもどかしい。
なんつーか、人生って何が転機となるのか本当にわからないもんだねー。そしていつでもポジティブに笑顔でいられるヤスミンちゃんみたいにアタシもなりたい。
ヤスミンちゃん、マインドだけぢゃなくかなりボディポジティブなのも魅力的🩷

繰り返しみたい。
だから円盤探して買う!!

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らまんば

3.0コーヒーマシンの修理と心の邂逅

2025年1月14日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

バグダッド・カフェを鑑賞前に、偶然にもかつて勤めていた会社が近くだったので歩いてみた。もう辞めてから30年。全く違う街になっていて、かつての名残りはなかった。映画館に戻ろうと歩いていたら、喫茶店「ルノアール」。急に30年前に戻り、記憶の聖者が行進した。上司に愚痴や悩みを聞いてもらった場所だ。
あの時の上司はどうしてるかなぁ。
ここにこれて良かった。
そんな事を思いながら映画館へと向かう。
コーヒーマシンの修理から始まりやがて心が邂逅する。優しく心が修理されました。
とても良い時間を過ごしました。

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makoto

4.5映像、美術が美しい。

2025年1月11日
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これぞ映画の醍醐味!
っていうのがいっぱい詰め込まれた作品。

画質も絵も、美術も衣装も何もかもが美しくてうっとり。

女性の活躍と友情を描いた物語だけど、ストーリーよりも芸術性のほうが勝っている。

不朽の名作です。

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あさ

4.520代に観ても40代に観ても大好きだった

2025年1月10日
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鑑賞方法:映画館

ずっと映画館で観てみたかったやつ。
もう何と言ってもコーリング・ユーだよね。
一度聞いたら耳に張り付いて忘れられない。

生活がいっぱいいっぱいで全方向に怒りを発散させながら生きてるブレンダの所に、海外旅行中のセレブなドイツ人が突然現れて、彼女の生活を穏やかにでも結構強引に変化させていく、のだけど。

ヤスミンが淑女のスーツ姿から、どんどん服をアレンジして身軽になっていく様は、既視感あるなと思ったらアン王女だわ。
アン王女はどんどん袖が短くなっていったけど、ヤスミンは男物の服をアレンジしていくので、最後肩出しのセクシーなデザインになってたことに今日気がついた。
凝ってるなあ。

生活に余裕があるから幸せってわけでもない。ヤスミンは旦那さんの車から降りて自分の足で進んだ先でブレンダに出会ったことで、本当の自分を取り戻す旅に出られたのだと思う。
新しい場所で、最初はすんなり受け入れられずに色々試行錯誤しながら自分で出来ることをアピールしていく中で、ちょっとずつ皆んなと仲良くなっていく。
この世に生まれたら全員がやっていることだと思うけど、言葉も通じない場所で一からになるとストレスも半端ないと思うけど、負けないし折れないしずっと自分らしさを貫いてたヤスミン、カッコいい!!

ブレンダの生きるパワーが凄すぎて圧倒されるけど、実はヤスミンも負けじと相当強い。
ヤスミンの魅力にみんながトリコになっていく様見てもわかると思う。

ざっくり言うと女性が何も持たない状態から、居場所を作っていくサクセスストーリー?なのかもしれない。
アメリカの大自然の中、他所者に慣れてるのもあるかもだけど、お互いに認め合って一緒に生きていくあったかい環境にすごく癒しを感じる。

一度観たらコーリング・ユーが脳内に棲みついて、同時にあの青い空、赤とピンクと紫の夕焼けが目の裏をざーっと走っていく、なんとも感覚を刺激する映画だと思う。
姉が大好きだった映画だったのがきっかけで観たけど、小さいテレビの画面で観ても忘れられない情景が沢山あった。
大画面なら尚更だわね、ビリビリしたわ。

今年の映画始めにこの作品が観られてよかった。是非とも皆さんも映画館で観てほしい。

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icco

3.5手品と生活

2025年1月9日
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鑑賞方法:映画館

ポスタービジュアルの印象で、不条理砂漠映画と勝手に長年おもっていたのですが、とてもシンプルでストレートにあたたかい話でした。
生活におわれて疲れているときに、するりとかろやかにテリトリーに入ってくるものに苛立つ気持ちわかるわーーーと思いながらみた。
なにをどうやって問題を解決してきたのかはちょっと気になる。

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kikisava

4.0忘れかけていた好奇心を思い出させてくれる

2025年1月8日
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鑑賞方法:映画館

何か事件が起こるわけではなく、最後に大どんでん返しがあるわけでもない。
穏やかに時が流れ、人と人が心を通わせていく。
ヤスミンが子どもに向ける温かい眼差しが印象的でした。

20代の頃、海外の人は皆周りを気にせず
自分らしく生きているように見えて、憧れを抱いていた。
少しお金が貯まればバックパッカーの真似事のような旅に出て
海外の自由な雰囲気を味わって…。
上司より先に帰ってはいけないとか、酒の席でお酌をさせられたり
日本独特の文化が大嫌いだったあの頃(今も)を思い出させてくれました。

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mameta

5.0劇場で鑑賞できたことに感謝

2025年1月8日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

サブカル的におしゃれな作品として当時もてはやされて、今で言う量産型にはなりたくなく劇場に足を運べずのちにDVDにて鑑賞した作品。
ほんと馬鹿だった。
劇場で鑑賞しなさいと、当時の自分に言いたい。

言わずもがな Jevetta Steeleが歌う『Calling You』は圧巻。
そこでかかるか~!!!!エモすぎる~!!と血がぞわわわ~と泡立ちました。
そして、砂漠の砂が覆うような粗い画像と80年代のアメリカの少し安っぽい可愛らしい色味。
あえてのツートーンとか…。
カッコよすぎる…。

ストーリーはとてもとてもファンタジーだったのだと今更気づく。
冒頭はほとんどセリフのないヤスミンとオット。
そこがもう本当にさすがだと思う。
Calling Youが映えることもさることながら、ブレンダのけたたましさも対照的に際立ってくる。
お互いの警戒心マックスの状態にもかかわらず、ヤスミンのどこかシュールレアリズムの絵画の中から出てきたような毒々しくもあり妖精チックな雰囲気もありのキャラクターが砂漠にしみこむように笑顔をもたらしてゆく。
なんて可愛らしいんだ…。
数々のおかしな小道具(ポットや旅行鞄の中身)を使いこなし、妖精の杖が起こすマジックが人々に魔法をかけてゆくファンタジーとも言えるのではないの?この作品。
ふたりの主人公の女性が自分自身に魔法をかけて笑顔で自由になってゆく様は、観客も一緒に笑顔になるのではないだろうか。

魔法瓶がマジックを携えた妖精をここバクダッドカフェに導きました。
そしてアンニュイでどこか不思議な人々の集まる砂漠のカフェは、幸せが満ちている砂漠のオアシスになりました。
それは彼女たちが自らに魔法をかけて友情と信頼と愛情に満たされたからです。
…と、絵本の最後だったらそんな文章を残したい。

また35年経って観たら新たな発見があるのかしら。
生きてたら観よう。

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もも