劇場公開日 2010年2月26日

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「あっさり風味でしたが、これはこれで良い」パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 シュナイダーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0あっさり風味でしたが、これはこれで良い

2013年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

予想以上に面白かったです!

まあギリシャ神話に詳しい方が見てどうなのかは分かりませんが、私のようにギリシャ神話をほとんど知らない人が見ても、全く問題なく楽しめる映画であったのは間違いないところでしょう。
神話の世界と現実世界の融合具合が、とにかく絶妙だったと思いました。

ただ、あまりにもコトがサクサクと進み過ぎた印象も・・・。
もう少し盛り上げても良かったような?
まあクリス・コロンバス監督作のファンタジー映画ですから、子供も楽しめると言う意味では、このぐらいあっさり風味な感じでちょうど良かったのかもしれないですね。

とりあえず、ファンタジー映画が好きな方ならば見て損はない映画と言えましょう。

ローガン・ラーマン(パーシー)・・・母を守ろうとする姿には思わず感情移入させられました。
主役としては申し分無しでしょう。

ブランドン・T・ジャクソン(グローバー)・・・何ともチャラい守護者でしたが、妙に憎めないキャラクターはまさに嵌り役。

アレクサンドラ・ダダリオ(アナベス)・・・ダダリオな名前ほどは印象に残らずでしたが、顔に似合わない気の強さはいかにもファンタジー映画らしいヒロインでした。

キャサリン・キーナー(パーシーの母)・・・思わず守ってあげたくなるような、いい母親でした。

ジョー・パントリアーノ(パーシーの義父?)・・・見事なクズ具合!エンドロール中のオチも最高でした。

ピアース・ブロスナン(ブルナー先生)・・・あれ?思ったほど印象には残らずでした。

ユマ・サーマン(メドゥーサ)・・・ユマにだったら石にされちゃってもいいかも・・・と思えるぐらい、美し過ぎるメドゥーサでした。

ショーン・ビーン(ゼウス)・・・我がままな神様だったなぁ(苦笑)出番少な・・・勿体無い。

スティーヴ・クーガン(ハデス)・・・意外過ぎるハデスの実態でした。って、さすがにこれは・・・。

ロザリオ・ドーソン(ペルセポネ)・・・妙に艶っぽかった!今までにない役どころでしたね。

思いのほか楽しめたので、続編にも期待してみたいです。

シュナイダー