「本気度は伝わった!」GANTZ ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
本気度は伝わった!
面白かった!
お色気もある!
迫力もある!
ケレンもある!
気持ちは伝わった!
けど!何か足らない!
万人を唸らせるには、何かもう一つが。
熱烈なファンを有してる原作漫画に、演技派ニノ・松ケンを主演に据え、PG12にしてまでグロ要素を加味。本気度は伝わる。
役者の熱の篭った演技に、こちらも胸が熱くなる。
面白いには面白い。
けど、この物足りなさは何だろう。
規模が思った程に大きくなく、ミニマムだから?
バトルスーツに着替え、銃を所持し、戦場に送り込まれる彼等の、戦士たる闘争に、そこまでのカタルシスが得られなかった気がします。
凄いバトルを期待してたのに、え、これだけ?という。
何でそこで銃を撃たないの?何で星人が襲って来るまで待ってるの?という。
もっと、そこは練って欲しかった。練りに練って欲しかった。
に加えて、それと対比される日常パートが退屈。
思い切って「濡れ場を入れても良かったんじゃ?」ぐらいに感じました。
いや、これは飽くまで私見なんで、結局は観た人の嗜好に委ねられるんでしょうけど。内容が内容だけに、賛否もあって当然でしょうし。
ただ、これってまだ前編なんで、これで評価は出来ないんですよね。
PART2に期待したいと思います!
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