劇場公開日 2010年12月1日

「(-_-)」SPACE BATTLESHIP ヤマト 逝ってよし認定委員会さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0(-_-)

2010年11月28日
PCから投稿

萌える

メイキングなるものをテレビでチョコっと見ただけですが、とても金を払ってまで観る気にはなりませんでした
主役の木村はそのままスマップのキムタクであり、黒木メイサもそのまんま
あの二人、映画に出る為の役作りをしないみたいですね
アクションしてもまるで汗をかいてないみたいで、違和感かんじまくり
とても、地球の滅亡から人類を救う使命を背負った戦士とは思えません
艦長の沖田を演じる山崎務に至っては、殆ど動きがないようで、
ならば人形でもいいじゃないか・・と思ったぐらいです
舞台挨拶では役者どうしが互いの傷を舐め合うかの様に相手を誉めちぎり、
映画の宣伝用のCFには試写会を見終えて泣いている子供が登場している等々・・
ひょっとしたら史上最低の映画 『死霊の盆踊り』 に匹敵するかもしれない代物だというのに、日本が世界に挑むSF映画としてのフレコミです
なぜ日本が中国や韓国にバカにされるのか解かる様な気がします
実際にヤマトを試写した人のレビューをみてみると『デビルマンの再来か』ともありました
デビルマンの実写版とは一体どんな酷い映画だったのでしょうか?(笑)

※以下、抜粋です

今年最大の問題作と言われている「デビルマン」を見てきました。
事前に山ほど嫌な噂を聞いていたので、
正直あまり気乗りはしなかったのですが、原作ファンの友人2人に
半ば「拉致」される格好で、強引に劇場に連れて行かれてしまいました。
いよいよ映画が始まり、そこで僕たち3人が見たものは・・・
まさに衝撃映像の連続です!

「酷い酷い」と聞いてはいましたが、
想像力の限界をぶっちぎりで超越する「酷さ」の前に
成すすべはありませんでした。
素人同然の「やる気の無い演技」に思わず我が目を疑います。
説得力皆無の「いいかげんな展開」に開いた口が塞がりません。
「全く魅力を感じないキャラクター」に感情移入する事など不可能です。
彼らの「あまりにも必然性の無い言動」に至っては失笑するしかありません。
まるでコントのような「白々しいセリフ」に対して誰かが
「仮面ライダー並みだ!」と言っていましたが、仮面ライダーに失礼です。
唯一期待していたCGでさえも
「プレステのムービー並みのグラフィック」を目の当たりにした瞬間、
腰が砕けそうになりました。
「公開日を遅らせてまでクオリティを上げた」と言われているCGが
あのレベルでは、もうどうしようもありません。

とにかく、「映画をとことんつまらなくする方法」を
考え付く限り箇条書きにして、それらを全て実行して作った
としか考えられません。
そんな拷問のような2時間が過ぎてようやく上映が終了。
茫然自失となった僕たちは、劇場を出てから車に向かうまで全員無言。
車内はまるでお通夜のようです。
そして食事に立ち寄ったファミレスでようやく重い口を開きました。
「・・・どこを直せばよかったのかなあ?」

するといきなり友人の一人はテーブルを叩いて怒り出しました。
「直すだと!?編集やCGの追加ぐらいで何とかなるようなレベルじゃない!
お前はショートケーキに何か足したり引いたりしたら、
ステーキになるとでも思ってるのか!
一から、いやゼロから作り直さなきゃどうにもならん!!」
怒りのあまり彼の体は震えています。
もう一人の友人は今見てきたものを記憶から抹消する為に、
必死でメニューを凝視して現実逃避を図っていました。

しかし僕たち3人は今日目撃したものを永久に忘れる事はないでしょう。
トラウマになる事は確実です。
間違いなく空前絶後のダメ映画であると断言できます!
「キャシャーン」がまるで「名作映画」のように思えてきました。
一生に一度の奇跡体験をしたい人には、ある意味「必見の映画」
といえるかもしれません。

逝ってよし認定委員会