ローラーガールズ・ダイアリーのレビュー・感想・評価
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試合の反則行為がわからない
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
『ジュノー』でもそうだったが、エレン・ページはいい演技をしていた。物語はありがちだがローラーゲームというものを入れてきて独自性を出している。問題を抱えつつもそれを乗り越えていこうとする全体的に前向きで軽快な雰囲気だった。
だが試合中に暴力行為があっても普通に見過ごされることもあれば反則になることもあり、また何も抵抗無く追い抜きをかけられることもある。この違いがわからず試合の場面は躍動感はあったけれどあまり面白みを感じられなかった。
彼氏との関係はどうなったのかもはっきりしないが、やっぱり駄目になったのか。親友は自らの失態で逮捕されて勝手に怒っていたが、結局は名門大学に合格したから仲直りというのも好きな展開ではなかった。
ジュリエット・ルイスは生活感のある中年女性になっていて、昔の美少女の面影がさっぱり無かった。ある意味では役に成りきれているということだが、変化の差にちょっと驚いた。
チームメイトが魅力的
このスポーツを知らなかったけど、なんとなくわかりました
あんな荒くれ者の中で華奢な主人公がなじんでるのが不思議だったけど
そこまで違和感なく見れました
チームメンバーやコーチがすごく魅力的だったので、
映画じゃなくてドラマでみてもおもしろかったんじゃないかなーと
もっと登場人物を掘り下げるとか
主人公の一目惚れのバンドマンも、かっこいいし、
なんか登場人物がアニメチック…!
わかりやすくてよかったです
ちょっと尺が足りなく感じる映画でした
ローラーゲームを知っていますか?
見、B級のガールズムービーっぽいし、
単なる女の子のスポ根ものみたいに見えたんだけど、
どうしてどうして。
楽しくて、興奮して、共感して、ちょっとホロリとする
とってもいい映画でした。
スケートの練習を延々と見せられるのかと思ったら、
それはほんの最初のうちだけで、
もうすぐにガンガン走りまくります。
私はリアルにローラーゲーム知っているので
ルールはほぼわかるのですが、
「ブロスも何にも知らないで入団しちゃった」
という設定なので、
コーチがとてもわかりやすく説明してくれるのでご安心を。
ローラーゲームって、接触型スポーツなので、
ゲーム中も激しくぶつかり合うし、
乱闘に発展するのもめずらしくないです。
じゃあ、力の強い大女ばかりかというと、
実際は小柄なジャマーが機敏に相手チームの隙間をぬってすべりぬけ、
仲間のアシストやホイップ(手をつないで前方へ押し出す)を受けて
一気に加速し、一挙高得点をとったりする
興奮しまくりのゲームです。
ジャマーというのは、みんなより少し遅れてスタートする「得点ゲット係」で
ヘルメットに★のマークがついています。
小柄で速くすべれるブリスはまさにぴったり!
体力もだけれど、試合に勝つにはそれ以上にメンタルの強さが必要。
これって人生でもそうなんだけど、
このゲームではそれが何の解説がなくても
目に見えてわかるのが面白いです。
彼女の入団した「スカウツ」は万年ビリの弱小チーム。
「当たり屋」「血まみれ」とかみんな過激なニックネームがついています。
「ベイブ・ルースレス(非情)」というのがブロスのこと。
伝説のホームラン王もびっくりのネーミングです。
「あ、こんなところにバリモア監督が!」
カメオ出演かと思ったらとんでもない!
誰よりもハイテンションで滑るわ、殴るわ、血出すわ、の大活躍!
「17歳の肖像」と似ているのは、
共通するのはどちらも家族や友人に愛され、
学校のお勉強もちゃんとする「優等生」なんですね。
それがある日ちょっとした「出会い」があって、
生活が一変する、というのは同じです。
ごく普通の少女だからこそ、伝わるものが多いです。
2作とも甲乙つけがたい作品だけれど、
私はこちらが好きだなぁ~
家族や友人などひとりひとりを愛情持って
ていねいにキャラ設定していて、
「都合のいい悪役」をつくらないこと。
ストーリーにからまない小さなエピソードの使い方が
とっても上手いこと。
脚本もありきたりでなく
ちょっと予測できない気のきいた返答にいちいち感心していました。
(字幕もよかったのかな?)
なんかね、ここに出てくる女子たちはみんな例外なく強くて、
反対に男性たちは、腰ぬけというか、優しいというか・・・
けっこうコケにされています。
そしてきまってMなんですね。
ブロスの恋のお相手オリバーもとってもイケメンだし、
波長もぴったりで、「多少の浮気疑惑は大目に見て・・・」
と思っていたら、ブロスの決断はなんてきっぱりしているの!
もう爽快、爽快です。
「SATC」とかより「女子力アップ」できそうです!
史上最高の映画!~2回目は1回目より面白かった~
夢のような映画である。ローラーゲームファンだった人は必ず見ておいた方が良い。ローラーゲームは70年代に「日米対抗ローラーゲーム」として放映されていたもので、毎週、テレビに食い入るように見ていた。30年たってもあの時の興奮は忘れられない。
子供に「ローラーゲームはいつオリンピック競技になるのかな」と話すと
「永遠にないよ」と一瞥された。
そこにある日突然この映画をしる。ロードショーが一日千秋のように待ち遠しかった。
ローラーゲームを知っている人も知らない人も、見ることを強くおススメしたい。スケートリンクを「ゴ~~~」とローラーの音がうなる!本業を終わった後、スケートリンクにはつらつと向かう女性は魅力的だ!爽やかな女の友情!アメリカ人高校生のライフスタイルも目新しい。そしてベイブが得点を上げた時の愛くるしい笑顔!
10年以上、映画を見たことがないのに、ロードショーの後、また見てしまった。2回目は内容がよりわかり、1回目より面白かった。3回目もいくかもしれない。
この映画のヒットをキッカケにまず、メジャースポーツになり、近い将来、オリンピック競技になれば何としても見に行きたいと夢見ている。
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