ソフトボーイのレビュー・感想・評価
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【”途中で諦めるのは大嫌い!そして全てはやって見ないと分からん!”今作は一度も試合をせずに全国大会に出た高校生ソフトボール男子チームの実話を基にした青春スポーツ映画である。】
<Caution!内容に触れています。>
ー いやあ、今作面白かったっす。県内に1校もソフトボールチームがない!という事実に目を付け、チームを結成しようと8名集めるノグチを演じたスンゴイ若い賀来賢人さんや、今作の主人公のオニツカを演じた中華料理屋の息子乍ら、フレンチシェフを目指す永山絢斗さん、そして、何だかんだ言いながらノグチの事が好きで、マネージャーになったスンゴイ若い波瑠さんを始め、皆さん、凄く良いのである。
特にノグチが8名集める過程の描き方や、コーチを務める事になった高校野球県大会決勝まで行った事を常に自慢する澤山先生を演じる大倉孝二さんや、ヤッパリ人を引き付ける魅力は、この頃から抜群だったんだね!の賀来賢人さんと、彼に少し惹かれている波瑠さんかなあ。
ストーリー展開も、コミカルで、テンポが良くて、且つ9人の部員のキャラが立っている所など、大変に宜しいのであーる。
<今作の様な気軽に笑いながら、けれどもちょっと沁みる青春スポーツ映画って、ヤッパリ良いんだよなあ。
試合が終わってからも、9名が夫々の道に進む姿までキチンと描いている所も、大変に佳き作品であると思います、キッパリ!>
やってみなけりゃ始まんねえ〜
佐賀のがばい男子ソフトボール。これぞソフト版“ROOKIES”。
しかし、あちら程平凡な中身では無く。寧ろ『ひゃくはち』に迫る熱い青春野球映画。
「やってみなけりや始まんねえ〜」
佐賀には男子ソフトボール部が無いから、試合をしないで全国大会に行ける…良いところに目を付けたもんだ(笑)
かくして短時間で部員を集めなければ認めない!
まるで『七人の侍』の様に部員集めが始まる。
…あ?もう集まっちゃった(苦笑)
この辺りまでは少し馬鹿にして観ていたかも知れない。
部員1人1人に個性が有ってキャラが立っていて、その事でギャグが上手く生かされている。
更に、暴力的な描写全てを省略化する事でギャグに転換させる巧みな編集。それでもまだ半信半疑だったが…。
お定まり通りに数多くの難題が全国出場に向けて立ちはだかる。まぁ、よくよく考えるとそれほど大した理由でも無いのだけれど(苦笑)
顧問を担当するのが大倉孝二。この先生は元高校球児で、甲子園への予選決勝まで進んだ事を自慢する男。あの『デトロイト・メタル・シティ』でのキャラクターが、そのまま先生になったらどうなるか?…を見る思いで、かなりの儲け役。
いよいよ試合のシーンとなるが、当然の様に全員が素人なのだからまともな試合になる筈も無く…。でも『ROOKIES』よりもめちゃくちゃ熱いんだこれが!最後は少しウルウルしてしまった。良いなあ〜青春。
これ秀作だと思いますよ、
こら〜!“全国大会をなめんなよ!”
(2010年6月30日新宿バルト9/スクリーン4)
ぼちぼちな青春の金言がいっぱい!
明るく家族で楽しみました。面白かった、観て良かったです。
職業訓練校、それぞれ将来がかなりハッキリ見え始めた学生最後の夏 。親友ノグチの思いつきに巻き込まれて男子ソフトボールに打ち込む羽目になった、オニツカと部員達のお話です。
パッとしない悩める青年オニツカを中心に据えているのが良かったです。ちょっと荒唐無稽、でもちゃんと地に足がついてました。最後までオニツカらしくて笑っちゃう。よく出来てました、ぼちぼちな青春の金言がいっぱいです。
オニツカを演じる永山絢斗、ノグチを演じる賀来賢人、二人ともぴったり。波瑠の演じる生き生きした美人マネージャー、クサナギさんは素敵でした。
メダリスト上野さんにびっくり。あと、堀部圭亮には大受けでした。
期待しなかったが…
前宣伝もなく、全く期待しなかったのですが。
単純に面白かった。
スポ根ものでもなく、主人公も成長もしないけど。
登場人物が結構ユニークでいいキャラ。
決して泣くような映画ではありませんが、
笑える、楽しい、青春グラフィティ。
満足感が得られたいい映画でした。
ただ、あの点数はいただけない。へたさ加減もありえない。
そのあたりをうまくすれば満点だった。
良いの見つけました!
友人に勧められ、軽い気持ちで観に行きました。タイトルから勝手に、よくある青春もの(屈折&成功)を予想して行ったのですが・・。
考えさせられたり、自分を振り返ってみたりさせられました。当初の予想を超える映画でしたよ。実話だから特に、ということもあるでしょうが・・。
若い年代へのメッセージもあるでしょうが、作品中にあるように「自分を受け入れる」・・という経験がある年配の方にもお勧めです。
もちろん王道の笑いにはドッカンドッカンきました!
単純に笑いを求めるだけでも、十分に期待に応えてくれます!
最近宣伝の割にイマイチな作品を観てしまうことが続いたので、今回は得した気分になれました。
キャストはそんなに豪華ではありませんが、良い役者さんも多くしっかり作られた映画でした。
もっと認知度とか盛り上がっても良さそうだけどなあ。
渋谷試写会を観て!
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