シーサイドモーテルのレビュー・感想・評価
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ちょっと何かが足りてないワケあり男女の、笑えるけど切ない群像劇
別冊漫画ゴラク連載のコミック、岡田ユキオ「MOTEL」が原作。田舎の山のなかにある「シーサイドモーテル」に、ちょっと何かが足りてないワケあり男女たちが集まり、微妙に交錯しながらコミカルで切ないアンサンブルを織りなす群像劇。監督は、『スクールデイズ』に続いて本作が2作目となる守屋健太郎。
いわゆるアメリカンな感じのロードサイド・モーテルの、ひなびた感じの雰囲気が、抜群にいいですね。
“VACANCY”とか電飾でちゃんと入ってる。
その意味では、この映画の本当の“主役”は、このモーテルそのものなんですね。
主演は“ジャニーズの枠には収まりきらなさそうな”活躍が期待できる、生田斗真。
がんばってはいるのですけれど…共演するメンバーが実力派揃いなものだから。
伝説の拷問職人・ペペ役の温水洋一には凄味すら感じるし、長身で体の柔らかいキャバ嬢を演じることができるのは山崎真実以外には考えられないし、モーテルの客(?!)10人が、それぞれ“ふっきれた”素晴しい演技で魅せますね。
豪華キャスト11人!って表現が多いようですけれど、
忘れちゃいけないのが警官役の2人。彼らの存在が、いい塩梅のスパイスで効いてます。
で、最も秀逸で光るのは・・・山田孝之?
いやいや、ここは、玉山鉄二でしょうか。
キャラがすごく立っていて、そのチンピラぶりは爽やかですらありますから。
柄本時生とのコンビは、まだまだいろんなこと出来そうです。
田舎のモーテルという設定であることもあり、車もたくさん出てくるのですが・・・
ホンダのアコードとか、ボルボとか、そのチョイスにもセンスを感じます。
決して大作ではないけれど、
笑えるけど切ない、見ごたえのある群像劇に仕上がってます。
古田新太恐るべし
男女11人、とにかく色んなキャラクターの俳優が勢ぞろい。
温水洋一の拷問職人役も笑えたが、やはり真骨頂ともいうべき
ハッスルぶりで嬉々とした表情をのぞかせているのが古田新太。
小島聖扮する妻にハイヒールで股間を踏みつけられた際の「アーオ」
コールガールを待ちわびる際の表情
女装をさせられてポカーンとした間抜け面。
その全てが巧妙に計算され尽くしたようでいて、そうでもない。
そこが古田新太の凄さといえよう。
麻生久美子も山崎真実も多少のエロさをにじませながら演技を楽しんでいる。
生田斗真も、ジャニーズのなかではトップクラスの演技力。
それでも、やはり作品としての持続性がいまひとつ欠ける。
こういう映画がある程度ヒットすると日本映画界も元気を取り戻すので
あろうことは重々承知だが、劇場へ足を運ばせるだけの力があるかと
いえば、何とも微妙。
ただひとつ言えるとするならば、疲れて元気のないときに2時間予定が空いて
いたら、見て損はない。スカッとさせてくれるだろうから。
うまい!
よりどりみどりな豪華キャスト
展開が読めるけど笑える
おかしいおかしい映画です!
舞台挨拶つき試写会に行ってきました。
4つの部屋の4つの事件!
それが微妙につながっていて
・・・楽しめます。
またキャストが最高。
皆さん独特の雰囲気を醸し出していて
くすくす笑えます。
日常生活に疲れた頭を軽くしてくれますよ!
ゴチャゴチャ考えないで楽しんじゃえ!!っていう感じです。
生田斗真さん カッコイイです。
ダメダメセールスマンぶりがキュートです。
麻生久美子さん セクシーでかわいいです。
この二人の103号室は、
萌え萌えで、ちょっぴり切なくなります。
山田孝之さん・・・イメージ変わりました
超おかしいです。
玉山鉄二さん
ワイルドで素敵でおかしいです。
成海さんはかわいいし・・・
皆さんのこと書ききれないぐらい魅力的で、おかしいです。
こんなホテルどこかにふつーにありそうですよ。
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