ソウ6のレビュー・感想・評価
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ジグソウの忘れ形見!仕組まれていたゲーム!
本シリーズではお約束、のっけからの迫力満点のグロい(って言うよりエグい)残虐シーン。
そこから、前作「ソウ5」のラストを回想して本編突入という感じです。
話は新展開に突入していきながらも、シリーズの作品を思い起こして、実はあの時こうだったんだよ~と、新事実を突き付けてくる。
「ソウ(一作目)」のシンプルさはどこへ行ってしまったんだろう。
まぁ、シンプルだったから、後付けの話が付け加えられるんだけど・・・
そして、エスカレートしていくゲームの数々。グロさもパワーアップして(見ようによっては滑稽でもありますが・・・)、スプラッター好きにはたまりません。
【ネタバレ】
前作あたりから、ちょいちょい絡んでくるジグソウの奥さんジル。
まさか、彼女もゲームに参加してくるとは・・・
それもターゲットがホフマン刑事だったとは・・・
ジグソウの真意がわからない?
ジル、ホフマン、アマンダ、ジグソウの関係が明らかになって面白い
ジル、ホフマン、アマンダ、ジグソウの関係が明らかになって面白かった。ここに来てようやく全貌がわかった感じ。ジルがゲームに協力してたのと、ホフマンがアマンダの弱み握ってゲームを支配してたのは意外。ジル、ホフマン、アマンダ3人ともあまり仲良くなかったようだし、ジグソウファミリーって一枚岩じゃなかったのね。ルールを徹底して守り殺しはしない、あの中じゃジグソウが1番まともに見える。
ゲームは苦渋の選択の連続でドキドキした。誰かを犠牲にして誰かを生かすのは難しい決断。中年女と独身男の選択で、独身男を切り捨てたのは自分と重なって悲しかった。もし俺もあそこに居たら落とされてたんだろうな。6人のショットガンでもそうだったけど家族持ちアピールはズルいわ。
ジルとホフマンの後継者争いが面白くなってきた。トラバサミをくぐり抜けたホフマンは生きてそうだし、次のファイナルでどんな結末を迎えるか楽しみ。
鑑賞動機:夏のソウ祭りやってみよう(もう食べられないよお)10割。
今回はギミック大目だけど、いつもいつもよくもこんだけ大掛かりな仕掛け作るよなあ。誰が作ってるんだろう(美術さんです)。
前回は5人の仕掛け今回は6人って、ナンバリングに被せてるのか。今気づいたハハハ。
ここまで観続けてきた甲斐があった!
驚いた。シリーズも6作目ですが、ここに来てソウシリーズに新たな魅力を見せつけられる事になるとは…。
ジグソウ先生の哲学はいつも通り「生」の尊さを教えてくれますが、今作のゲームでは「生きる価値」に対する問いが含まれています。生きる価値とは?それは誰が決めるのか?何よりも「生きたい」という気持ちを尊重すべきなのではないのか?
ジョンを含め、重症患者と保険会社の担当との会話は考えさせられます。「会社の規則なんだからしょうがないでしょ…。」「ふざけんな!命の話をしているんだぞ?わかってんのか!?」………きっつい。アメリカと日本では保険の制度は違うでしょうけど、似たような場面はあるかと思います。
さて、その「生きる価値」を問うゲームが秀逸。自己犠牲を伴う「迷路」の時点でだいぶ面白かったところに真打ち登場、「回転木馬」がもうやばい。ここまで人間の醜さを曝け出したゲームは過去に無かったかも?死を目前にしてようやく人間は「生」の本質に触れる。ジグソウ先生のゲームの中でもトップクラスに残酷なゲームは必見です。こんな面白いゲーム見せてくれるなら、やたらめったらグロゴアしなくていいんじゃない?なんて思うほど。
そして相変わらず、過去作の伏線を回収しながらのストーリーですが、なんと今更「3」の伏線回収するんですよ!しかもめちゃくちゃ重要なシーンの!やられた!これだからこのシリーズはやめられない!
感想メモ
アマプラで5まで見ていたが、かなり時間が空いてから6を視聴
あの時の!みたいなのがかなりあった感じだけど、うろ覚え、次ファイナルまで見たら最初から見直すか
アマンダのマスク!カムバック!
切り取った肉を秤にかけて生死を決める
パッケージに書いてある回転木馬出てくるの終盤すぎるやろ
ジグゾウの遺志
【”生死を決める鍵”良くまあ、ここまで殺人トラップ&カラクリを考えたもんだ、の第6作。】
■ジグソウのゲームの犠牲者とされる遺体からFBI捜査官ストラムの指紋が発見され、彼はジグソウの後継者とされてしまう。
しかし、ストラムの上司エリクソンはホフマン刑事(コスタス・マンディロア)こそが後継者だとにらみ、捜査を続行。
そんな中、また新たなゲームが開始される。
◆感想
・今作でも拘束され、死に脅かされるのは悪徳高利貸し、生命保険会社社員たちなど人の命を計算式で弾き出す愚かしき人達である。
<このシリーズが、ここまで長く製作されたのは鑑賞側が、生死の死の選択を迫られる人物達に全く同情の念を抱かない事と、良く出来た殺人トラップ&カラクリが有るからであろうなあ。>
普通
自宅PS4にて、TSUTAYAでBDをレンタルして鑑賞しました。
初っ端からグロいですね。自分の体の一部を秤に乗せていくやつですが、演者の演技力も相まって、かなり痛々しく感じました。また、最後に保険会社の社長が薬品で溶けていくのも中々でしたね。
ただ、それ以外のゲームに関しては、割とグロさは抑えられているような印象を受けました(あくまでシリーズ比ですが)。その分見やすかったのかなと。
そしてホフマン刑事がしぶといですね。あの逆トラバサミ発動してなお生きながらえるとか、どれだけしぶといんだと思いました。
個人的な意見ですが、保険会社の社長役の人の悲鳴や演技が微妙だと感じました。そんなに痛そうじゃないというか、苦しそうじゃないというか…どうなんでしょうかね。
全体的な評価は微妙ですね。話がややこしくなってきた上に、一作目や二作目のようなどんでん返しもなくなってきて、面白さが減ってきたような感じがします。まあここまで来たので全作見ようとは思いますが、後の作品が面白いことを期待します。
ジョンの頭の良さと計画性と抜かり無さに脱帽。
「スパイラル ソウ オールリセット」鑑賞前に復習のためEP1からイッキ見。
ジグソウ(ジョン)が遺言として残したゲームをしていくのですが、ジョンの執念と知恵と頭の良さとミスをしない計画性に脱帽。
グロさも有りますが、死して尚やり遂げたい信念がある感じがジョン(ジグソウ)らしくて好きです。
ただ、もう推理はなく、ジョンの過去と後継者に選んでしまった人の暴走を鑑賞している感じです。
EP1でサイコサスペンス要素が気に入った身としては、サイコサスペンス要素は薄いのでションボリですが、シリーズとして全貌が気になりますし、ジョンの手の込んだジグソウのデスゲームも気になってしまいます。
シリーズとしてやっぱりこの映画は大成功…!!
毎年楽しみになったソウシリーズ。11月はソウ月間!
サブプライムローン問題を扱ったのか?オープニングの犠牲者は男女一人ずつ。自分で肉を多くそぎ落とさないとヘッドギアのボルトが脳天を突き刺してしまうというゲームだ。太った男は腹の肉を切り取るが、痩せた黒人女性は腕を切り落とすのだ・・・その男の死体にはストラムの指紋があった・・・前作とちょいと時系列が被っている。
リンジー・ペレーズは生きていた。その彼女と組めとエリクソンに命令されたホフマン。ジルと会ったホフマン。最後の仕事だということはずっと一緒に仕事をしていたのだろうか。
今回のゲームの被害者はアンブレラ生命保険のウィリアム・イーストン(ピーター・アウターブリッジ)。彼は理屈をつけて病気になった者に保険金を払わない。またジョン・クレイマーとも面識があったのだ。ウィリアムの選択は辛いものばかり。同僚や部下たちの死を自分で選ばなければならない。彼が顧客の被保険者を選んできたように・・・健康で長生きできそうな者、病弱だが養うべき家族がいる者等々。そして彼の行為を見守る者たちがいた。母と息子、そしてジグソウの犯罪行為を煽るかのような記者パメラ・ジェンキンスだ。この母と息子がてっきりウィリアムの家族だと思って見てしまうのだが、終盤、それが保険金未払いのため死んだ父の家族だったのだ。そしてパメラこそがウィリアムの家族。ちょっとしたサプライズだ。もちろん、ウィリアムの運命は未亡人と息子に託されるのだ。
一方、ホフマンはセスの体内に残っていたテープの声の分析によって正体がバレるが、エリクソン、ペレーズ、分析官の女性をあっという間に殺害してウィリアムの処刑場へと急ぎ戻るのだ。しかし、そこに待っていたのはジル。ジョンの遺品である箱の中には1から6までの番号がふられていた封筒があった。1から5までは今回の被害者であるが、6はホフマンそのもの。アマンダに女医リン・デンロンを殺させたのがホフマンだったという回想シーンもあった。ほとんどの残虐な機械はホフマンが作ったものであったが、最初の犯罪で使われたヘッドギアをジルに被せられた・・・まぁ、血まみれになり顎が外れながら生き残ったようだが・・・
ジルとホフマンの対決は次回作に持ち越しか・・・今回はそれでも単なる復讐劇とはいえないほど社会派作品なのかもしれない。アメリカが抱える医療保険の問題、サブプライムローン(ちょっとだけ)。そんな非道な会社にいるエリートでも自分の命は惜しい。回転木馬の6人の部下たちが2人しか生き残れないというのも、保険会社が3分の2の支払い拒否をしていることと同じ確率なのが面白いぜ。とにかく、早く決着つけてくれ!
【2009年11月映画館にて】
2019年12月1日 #ソウ6 鑑賞 #ソウ4 #ソウ5 と続けて...
2019年12月1日
#ソウ6 鑑賞
#ソウ4 #ソウ5 と続けて見たため、謎解き要素はよくわかりましたが、おそらく数年後になったら、4と5と6の違いは分からなくなるんだろうな!
シリーズ1のグロさ
ケーブルテレビ、字幕版を鑑賞
今作はシリーズが作られるごとにダメになるシリーズの最後から2番目の作品だが、今作に限ってはグロさ、ストーリー面はとてもよく、中でもグロさは今作が一番だと思う。
観たらわかるが、スプラッターホラー初心者にとってはOPでダウンしそうなグロさだ。何度見ても「うっ…」となってしまうような表現は最後まで飽きずに楽しめる。
ストーリーも良く、1ほどではないがドキドキする展開はたまらなかった。
残念な所と言えば絶望感が無い所。グロに力を入れすぎて、肝心な部分を見落としてしまったのが今作のおしい所。
しかし、今作の異様なグロさは、前作での展開による「変化」を表しているものだと思う。だから☆はそこまで下げず、高めの評価になった。
楽しめた
シリーズがでるごとにどんどん質が落ちていたけど今作はなかなかテンポもよくストーリー展開に引き込まれた
痛さグロさ満載のゲームは顕在
人間がぐるぐる回ってくるゲームは観ていて最高に面白かった(;_;)
新趣向?
悪徳大企業のボスが部下を生贄としてテストされるという展開。今までは「生命を大事にしてこなかった人」が生贄になるケースが基本だったけど、今回はそこが定かではない人達が生贄になるという点が新しい。
そこがメインで、ホフマンとジルの確執があまり描かれていないので、そこが不満。自作で解決ということか。
第6話
前作「5」でも終わりそうな前フリをしつつ
伏線増やして次回請うご期待!とペンディング
ついにエンディングになるのだろうか?
結論から言うと 一応全ての伏線は回収されていた(と思う)
なるほど トリロジーの締めという言葉にウソはない。
本作はオープニングでいきなりサービス
過去5作品のダイジェスト 「SAW集編」 から始まる。
なんせ伏線が多いから 前作知らないと面白さが半減してしまう。
ダジャレはともかくSAWいったアイディアは嫌いじゃない。
しかしシリーズ未見の人がこれ見て意味判るのかは疑問
見た事ある人向けの復習編程度のわかりやすさ。
やはり1~5をしっかり見た方が楽しめるだろう。
また、チラシやHPで関係性チェックしておくのもお勧めだ。
そして始まった本編は、のっけから容赦なくゴリゴリと攻めて来る。
挨拶代わりのゲームは、自分の肉を○○して相手より多く・・・うわー
先日観たチャン・ツィイー出演の 「ホースマン」 をSAWっぽいと書いたが
いやいやいや オレが悪かったと謝りたい。
やはり本家は違う、比べ物にならないくらいイタい。
まさか開始早々 目を背けさせられるとは思わなかった。
ストーリーは近作同様 二本の話が軸になる。
一つは1話完結型のゲーム
SAWシリーズを見ていなくても基本的には理解可能。
拉致・監禁され、困難を強いるゲームに参加させられる。
そのテーマは試される者自身に関わる因果応報的な内容だ。
今回は保険で申込不備を掘り起こし支払を抑えてきたウィリアムが試される。
相変わらず痛みを伴い究極の選択を迫るゲーム。
サディスティックな責め方、やはりマニアックでいつもどおりおぞましい。
だが、ここに2つの残念がある。
まず、何故ゲームに選ばれたのかという理由が最初から判っていること。
これは交通事故に絡んだ「3」と似た形だが、
「1」や「2」のようにゲームに選ばれた理由不明の状態から
徐々に詳細明らかになって行く方が面白いだろう。
また、時間制限が短すぎること。
「1」や「2」は数時間かけて徐々に追い詰めていったが
今回ほんの数分で決断を迫ることが多い。
だから悩む時間なく衝動的に結論を強いられ その葛藤時間も短い。
じわじわ時間が過ぎて精神的に追い詰められていく方がより恐怖をあおるだろう。
そしてストーリーのもう一つはジグソウの後継者に関するもの
これはシリーズを見ていないと判らない。
主な登場人物を整理すると、
1)オレ様が後継者!と自負してせっせと働くホフマン刑事
2)イタい姿を見せる 「5」のエンディングで○○になったFBIストラム
3)ホフマンを怪しいと疑うストラム同僚エリクソン
4)「4」でストラムのパシリだった再登場のFBIベレーズ
5)「5」 でジグソウの遺品を託されたジグソウの元妻ジル
6)ジグソウLOVEの愛弟子で「3」で亡くなったアマンダ
7)そして死んでなおゲームを操るジグソウ
そして残っている謎は、
a)アマンダが「3」で手紙を見て涙した理由は?
b)ジルに託された遺品の中身は?
c)そしてジグソウの後継者は?
これら伏線は一応すっきりと回収される。
なるほどねと納得はする内容ではある。
しかし グロさにゴマカされそうになるが絶対的な驚きはない。
迷っても想定内でエグい方に転ぶだろうと予測がつく。
作りがシンプルでキレイ過ぎるためか
メリハリなく単調に感じてしまった。
衝撃を求めていたオレには刺激不足。
ジグソウが実は脳移植されて別の肉体にて復活したとか
デタラメが多少あってもいいから、驚きが欲しかった。
これでは意外性が少なくお行儀良すぎだ。
これで終わりだと思うと正直物足りない。
だがまだ残っている人は居るので、ゲームを続けられるようになっている。
話の作りが先に繋げられるところに続編をほんのり臭わせる。
どうなるかは本作の興行収入次第か?
悪態をつきながらも、SAW7がないと淋しく思いそうだ。
オレもこのゲームから逃れられない運命らしい。
果たして来年「SAW7」のレビューを書けるのだろうか?
SAWシリーズは続くのかという謎は残されたまま。
毎年恒例行事化した映画
「今年もまたSAWの季節がやってきましたね。」
もはやそういうイベント的な作品へと昇華している(成り下がった、とも言う)。
とにかくシリーズを重ねる毎に無駄な肉を付けていく作品。
無理に後付けで謎を解決したり、増やしたりして、どんどん膨れ上がるストーリー。
もはやどこに行き着けばいいの、この結末で…
ってな感じの6作目。
もはやジグソウの一貫性や哲学が完全に揺らいで、
ジョン・クレイマーが、ただのクレイマーみたいになっている(笑)、いやマヂで。
劣悪クレイマーですよ、こんなん。
「ただ残忍なことがしたいだけなのか?」
というような科白は、監督が自ら(もしくはシリーズ自体に)自問自答しているようにも聞こえた…
SAWよ、どこへ向かう…
毎回毎回ダメ出ししているのだが、
それでもやっぱり続きが気になるし、ここまで来たら7だろうが、8だろうが、9だろうが…、最後まで見届けるしかない!
5まで観てる人は最後まで見届けようじゃないか!
P.S:
それと今回アメリカの保険制度の話が出て来て、
マイケルムーアの「シッコ」を観てみようかな、と思った(笑)。
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