RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語のレビュー・感想・評価
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都会もんは田舎で暮らせるけど田舎もんは都会では暮せんのよ
とてもよい物語でした 風景もきれいでだし、電車も味があって ほろっと泣かせる所も、笑わせるところもあって 都会の人間は田舎に憧れてますよ 田舎の若いもんは都会に憧れるけど 年取るともう都会には行きたくないよね 主人公がうらやましい おじさんも50歳まではあと数年あるから なんか一発やらかしてみたいですね とりあえず、久しぶりに電車でgo!でもやるかな(笑)
懐かしさで涙!
私も先日、観てきました。地元民なので高校時代はバタデンを通学に使っていたので、公開前から心待ちにしていました。昔のことを思い出してしまい、冒頭のデハニ登場シーンから涙してしまいました(恐らく大多数の人はここでは涙は出ないでしょう(笑))主人公の転職のきっかけとなったのは、母の病気と会社の同期生 川平(遠藤憲一さん)の事故ですが、本当に事故だったのか?映画では語られていませんが、いろいろと想像してしまいます。
ところどころ、ちょっと強引なストーリーがありますが、何よりのどかな出雲地方の風景と電車が走る姿に感動!(地元民だからよけいに)娘(本仮屋ユイカさん)とおばあちゃん(奈良岡朋子さん)のシーンも良かったです。
何でもないシーンになぜか涙が出てきてしまいました。それはなぜか?あとで振り返ると、我々が大人になって忘れてしまったものを思い出させてくれたからでしょう。
観終わった後、とてもすがすがしい気分にさせてくれる映画でした。是非観るべし!
大切なものとは
なんだか懐かしい気分になれる映画です。 最近は3D映画などが主流になってきていますが、このような派手さはありませんが心に響く作品に好感が持てます。 将来が約束されたエリートがとある理由から会社を辞める。 あまりにも呆気なく辞められるあたりは映画です。 ただ、その勇気ある決断が彼の人生を大きく変えていくのです。 鉄道員になったあとの中井貴一の表情は実にゆとりのある笑顔です。 忘れていた優しさを取り戻しくれる姿が見て取れます。 そして時折見せる笑顔を見ているとホッとした気持ちになれます。 また、他の出演者たちの想いも画面から伝わってきます。 大切なものが何かを想い出せてくれる作品に感謝するばかりです。
映像がとても綺麗な作品でした。
各シーン自分自身に疑問を投げかけられているような気がして観てしまいました…。
なかなか面白い作品でしたね!
言葉数は少ないですが以心伝心するものがあったように思います。
風景の映像の綺麗さに本仮屋ユイカ氏が霞むかも…と一瞬不安になりましたがその美貌と演技は一つ上の次元でしたね。
それに友和と百恵の息子のふて腐れる演技もなかなかで及第点としましょう!
こんな作品に出られて彼は幸せものですよ~。
本当に久々に笑顔で劇場をあとに出来ました。
お勧め出来る作品です!!
目頭が熱くなります ☆^^☆
電車の見所もたくさんですが・・。 もと会社人間の、親孝行のお話といった感じです。 ほんわり楽しいシーンもあり、涙もあり。 見た後は、親孝行したくなるのでは・・。 ただ、電車の運転士になろう!と、決心するところまでが 結構長いので、その点だけ、そのつもりで見たほうがよいかな。 ・・と、思います♪ ^-^
予定調和的ではありますが、結構ほろりと来ます。
将来を嘱望されていたエリートサラリーマンが、母親の病気や同期の事故などに直面し、これまでの自分の人生を見つめ直して、子供の頃からの夢の「一畑電車の運転手」になると言う話。 物語の舞台となっている一畑電車ですが、島根県出雲市を営業エリアとする鉄道会社です。劇中では、ひなびた地域を二両編成の電車でゆっくりと走る典型的なローカル線として描かれていますが、実際には特急も走っている路線です。まぁ、ローカル線であるのは間違いないですし、経営的に厳しいのも間違いないとは思いますが、画面から得られる雰囲気だけだと、若干誤解してしまいそうです。 主演の中井貴一や本仮屋ユイカなど、演技派が揃っているだけあって、中々見せる内容になっています。唯一難点を上げれば、この作品がデビュー作となった、三浦友和・山口百恵夫妻の次男三浦貴大ですかねぇ。演技が固いと言うか、演技しきれていないと言うか、何と言うか。終盤の野球のノックシーンではいい感じでしたが(笑)。まぁ、デビュー作なんで仕方ないのかもしれませんが、今後の研鑽に期待します。それと、ポスターなどから得られた印象だと、筒井と宮田の絡みがもっとあるのかと思ったんですが、意外に少なかったですね。 宮崎美子は、筒井の母の介護士と言う微妙な微妙な位置付けの配役なんですが、意外な存在感を示しています。彼女の笑顔が、優しい介護士と言う雰囲気を醸し出していて、良いのかもしれませんね。宮崎が演じる森山を見ていた筒井の娘の倖が、職業として介護士を選択するのは、必然だったのだと思います。 電車の車両的な話で言うと、筒井が乗務する車両にデハニ50系が結構使われています。物語的に、話が作れるので仕方ないのかもしれませんが、この車両は既に引退して、保存されているんですよね。映画の撮影のため、2009年8月末に本線を久しぶりに走行しましたが、8月末で車両の法定検査の期限が切れると言うギリギリのタイミングの中、わずか二日の撮影で、何とか撮りきったそうです。 中々いい映画だと思うのですが、もう少し「こうなれば」と思うところも有ります。一つは、先にも記しましたが、筒井と宮田の絡みですね。「自分の夢を追求する」筒井に触発され、宮田も野球に再挑戦するのかと思いきや、そうでも無く肩透かし。期待する雰囲気もあったので、どうかなと思います。また、筒井がいきなり会社を辞めても、妻の由紀子は「夢を追えば良い」と、あまりにも物分りが良すぎる点と、物語の終盤、由紀子も自分の夢を叶えていて、お互い、東京と島根という別れた生活というのも、物語の描き方としては、もう少し別の描き方が有ったのではないかとも思います。ヘタをしたら物語を破綻させかねないですからね。 物語の筋は、上記の様に微妙なところは有りますが、セリフは結構言葉を選んで書かれています。特に、物語終盤の「ちゃんと終点まで乗って行ってくれよな。」と、肇が由紀子にかけた言葉は、文字通りの意味と、人生最後まで一緒にいようと言う、二重の意味があったと思うんですが、どうでしょうか? 物語の特性上、観客はやはり40~50代がほとんど。現代サラリーマンには有りがちなテーマで、その世代には響く話ですからね。ストーリー的には予想通り、最後の方には思わずホロリとさせられてしまうシーンがあります。私も思わず、グッときてしまいました(苦笑)。物語が微妙なところが有ったり、時間がちょっと長くて、冗長かなぁとも思いますが、全般的にはいい作品だと思います。
癒されました♪
のどかな風景と穏やかな映像に、とても癒されました。 日頃もう若くないからと言ってあきらめてる事って結構多いけど、 この映画を観て何だかやる気が出てきた気がします。 今の時代好きな事を仕事に、なんて悠長な事はなかなか言えないけど、 希望だけは持ちたいと感じさせられました。 一流企業を辞めて夢に向かってがんばってる中井さんが、 次第にやさしさを取り戻していく感じがとてもよかった。 お金や名誉じゃなく家族みんなで笑って話せる事が、 本当に幸せな事だと実感しました。
好きなことができる幸せ。
試写会にて。
久々に当たった(爆)たまにはいいこともある^^;
予告を何度も観ながら
「何だ!このふざけたタイトルは?」と思っていた。
タイトルや副題はもっと大切にした方がいいのでは。
どうでもいいことだけど、○○のスタッフが贈る…
っていう宣伝、スタッフが被れば素晴らしい作品だ
という誤解を与えるので?やめた方がいいと思う。
むしろまっさらな気持ちで映画と向き合う方が新鮮v
(タダで観といて言っちゃった、悪いねぇスタッフさん)
キャストが豪華で巧いので安心して観ていられる。
ベタで夢追いの展開、といえば最近の「てぃだ~」と
重なるところが多いが、アレとはまったく違った(爆)
これは監督自らが島根の出身というところも大きい。
例えばもう一人の主役、バタ電こと一畑電車の姿と
島根の景色を見事にコラボさせている。デハニ50形
という(鉄子ではないのであまり詳しくは知らないが)
マニアを興奮させる歴史の造形に思い入れが見える。
おそらく監督自身が、
夢を形にできたから、こんな映画になったのだろう。
主人公49歳、エリートサラリーマンの道をアッサリ捨て、
子供の頃から夢だったバタ電の運転士になる…って^^;
まぁそこまでの決断があり得るかあり得ないかは別として
(でも実話がベース)もしもこんな夢が叶うなら、誰もが
挑戦してみたいとは思わないだろうか。いつも思うが、
どうして子供の頃の夢って、夢のままなんだろうと思う。
もちろんそれを叶えた人々もいるが、たぶん少ない…。
その夢をずっと信じて生きてこられた人もいるけれど、
大慨はどこかで挫折して諦めてしまい生活の方を重視
するようになってくる。仕方ない、ともいえる選択だ。
ある程度歳をとって、社会のなんやかんやを味わって、
地位とお金を手にした時ふっと、これで良かったのか?
なんて振り返ったりしちゃうんだろうなぁ。
今作の主人公も、友人の死と母親の病が背中を押す。
夢追い物語そのものはいい話だが、ベタである。
これを2時間超でやるには後半ダレて関係ないシーンも
挿入されてくる。母親の病気もやや引っ張りすぎで、
後半もう少しコンパクトにまとめて欲しかった気もする。
しかし何をおいても中井貴一。いきなり人格が変わった
にせよ^^;巧いものは巧い。観ていてかなり入り込める。
顔面は違うが、ますます父親の佐田啓二に似てきた…。
そして母親役の奈良岡朋子。この人もかなり歳をとった。
でも巧い。泣けるほど巧い。このばあちゃんがいてこそ、
成り立っている映画でもある。孫・本仮屋ユイカも好演。
三浦貴大(三浦友和・百恵夫妻の次男)がほぼメイン?の
大役を演じているが、気負わず堂々としているのが凄い。
最近いい味出してるお父さん目指して頑張ってください^^;
残念だったのが妻役の高島礼子で、え?と思うくらい
妻としての出番がない。いくら島根メインの話とはいえ、
妻が夫の母親の看病もしない展開ってあるのかい?と
思っていたら…ラストに^^;真相が。しかしこれは
高島礼子が頼んで?入れてもらったシーンなのらしい。
この夫婦は、それぞれの仕事がメインの選択をするが、
今のご時世、ある意味リアルだと思った。。
しかし二人の顔を観ていると不幸な面持ちは少ない。
思うに妻は、自分の夢を実現できて幸せだったから、
夫の夢にも賛同できたのだ。彼女がもし不満を抱えた
専業主婦だったら、鬼の形相で反対したかもしれない。
自分に余裕があると、相手を理解することができる。
好きなことをやっていられるのって本当に幸せなのだ。
私にもそれが分かる。
あのばあちゃんは島根で畑を耕しているのが幸せだった。
さらに息子が来てくれたからもっと幸せだったろう。
私も家族の「好き」を奪うつもりはない。
そのかわり私の「好き」も一生奪わないで(爆)下さい。
(初めての切符を大切にするその気持ち、わっかる~♪)
心があったかくなりました。
試写会が当たってみてきました。 もともとローカル線の鉄道や日本の田舎風景が好きだったので、映像を楽しみにしていきました。どこか懐かしい出雲の風景と、そのたくさんの自然の中を走るバタデンにとても癒されました。 さらに私の期待以上に内容が素晴らしく、夢をみることを忘れちゃいけないなと感じました。大切なひとには笑っていてほしい、そんなことを改めて強く感じました。笑って泣ける映画でした。
素敵な映画でした
昨日、試写会で、RAILWAYS見てきました。 涙あり、笑いあり、自分の生き方や両親の事、夫婦の絆等々、いろいろと考えさせられたりと見てよかったと思える、とてもいい映画でした。 映像が美しく、電車と出雲のあったかい姿は秀逸です。 出演者の方もみんなよくて、特に、主演の中井貴一さんが、生き方を見直したことによって、変わっていく様子は、とてもよかったです。 あと、一畑電車の社長以下社員役の方達がそれぞれ個性あって、すごくいい感じでした。 島根出身の佐野史郎を起用してるのもよかった。 ストーリーの展開は思った通りでしたが、それが心地よい、正統派の作品で、「ALWAYS」のスタッフが作ったものって感じでした。
期待しないで何となく見れば...。
あまり期待しないで、何となく見に行ったのですけれど..。 ほぅ~。 なかなか、よかったです。 ちょっと、泣けたりして。 ちょっと、笑ったりして。 くすっ、てぐらいですけれど、 何となく、後味がいい映画ですよ。 中井貴一が、また、いいおじさんをかもし出しています。
この不況下に何を伝えたいのか?
49歳で再就職をしたという勇気付けられる感じにも取れますが、
この映画は偶然が重なってるからこそ再就職が出来て、
今の就職氷河期には特には参考にはならないです
再就職に希望を持たせようと、観に行ったり、
観に行かせるなら、そこはちょっと違います(´Д`)
主人公は、島根から東京に出て来て、今は将来有望なサラリーマン
妻と娘1人、東京でローンを組んだ家に住んでいます
会社のリストラ計画
同僚の事故死
母親の余命の発覚
が発端になり、子供の頃に持っていた夢、
(故郷の)一畑電車の運転士になりたいという気持ちが蘇る
そんな時、偶然にも夢であった故郷の一畑電車、
通称“バタデン”の運転士の募集が有り、面接を受けます
ちなみにバタデンの募集年齢制限は《20歳以上》が条件
バタデンは経営状態が厳しく、5年先10年先も見えない…
『だったら、49歳でもいいのではないか』
という経営陣の判断から採用が決まります
採用後は東京の電鉄会社で研修が有るのですが…
東京には家があるので『バタデンは滞在費の心配は無い』
島根では、母親が入院した為に『空いた実家に住む』
再就職という視点で見てしまうと、
恵まれた環境の中で起こっている出来事で共感は持てません
何にせよ、今まで頑張ったから上手く行くんだよ~とも取れます
主人公は東京で、リストラをされる側ではなく、する側にいました
それを夢の為に「私をリストラします」と会社に話します
それって格好良いのだろうかf(-_-;)
会社側も引き止めるのですが、それもどうなんだろ…
辞めて良い社員がいるってことだよネ
この不況時に共感が持てる映画なんだろうか?
バブリーな時代に観たかった映画ですネ
中井貴一くらい、バタデンもかっこよく撮ってくれていれば...
ともかく、主演の中井貴一がカッコいい。エリート街道を走っていた中年の男が、突然に子どもの頃からの夢に向かってローカル電車の運転士になる、というのは、まさに現代の男のロマンであり、憧れそのものを演じているのだから、かっこよく見えるのは当たり前かもしれない。自分も電車の運転士に憧れた子ども時代を過ごしていただけに、この作品は自分の夢を投影している。新鮮味のないストーリーでキャラクターも類型的ではあるが、男が一度は胸に抱くロマンを表現しているだけで、この作品は合格点をつけてもいいくらいだと思う。 ただ、鉄道好きだからこそ言いたくなることもある。この作品の本当の主人公は、出雲の地をはしるローカル鉄道の一畑電車、バタデンだ。なのに、せっかく大きなスクリーンに登場する映像はキャラと同じように類型的すぎて面白味もかっこよさも感じなかった。電車というのは、撮る角度や夕陽に照らされたときのシルエットによって、とても美しく見えてくる。正直、電車好きのスタッフがいれば、もう少しバタデンの登場シーンは、主演者よりもカッコよく、印象的なものになっていたと思う。そこが、なにより残念だ。 そして物語の内容だが、少し主演者たちの家族に焦点を集めすぎたのも、イマイチ気に入らない。東京の大会社のエリートから見た、採算をとるのが精一杯のローカル電鉄会社の実態や、出雲という独特の風土に特化した物語だったら、よりバタデンも類型的に見えたキャラ設定も、スクリーン上に生き生きとしたものに見えたようにも思う。もう少し、地方に目を向けたドラマにしていれば、この作品は単なる男のロマンを描いただけでなく、さらに深みのあるものになっただろう。素材が良かっただけに、ちょっと惜しいと感じる作品だった。
タイトルで絶望的に損してる良作
――twitterレビューよりコピペ(twitterID=skydog_gang) 『RAILWAYS』1 運転士になるまでの話かと思ったら、なって「から」の物語だった。家族の再生を描く話かと思ったら、再生して「から」の物語だった。ここが良い。人生って何かを達成したらゴールという訳ではなく「それからも続く」ものだから。 『RAILWAYS』2 最初の不仲パートは脚本演技共に紋切り型で不安を感じたがそれも早い段階で解消。静かに、しかし確実に流れる時間を映像に切り取ったかの様なタイトルバックの美しさが、この映画の目指す方向を饒舌に映し出していて素晴らしい。 『RAILWAYS』3 ただ、ある事故の動画投稿のパートで突然仰々しい展開になり、日本のダメドラマをみてる気分になり現実に引き戻された。後半はそれ以外凄く良かったのに…。それから、役割のある人物が多く一人に割ける時間が少なかった印象も。 『RAILWAYS』4 細かなエピソードを幾つか削り、その分人物描写を掘り下げればより惹き込まれる作品になったと思う。とはいえ今のままでも十分魅力的な作品。こうなると観に行く気にならない酷いタイトルと長過ぎて萎える副題が残念でならない。
夢を持つことは大切だなあ
テーマは夢と家族
夢と家族の物語、って感じでしょうか。
会社人間で突っ走ってきた男が、あるきっかけから立ち止って人生を考える。
そして決断し、忘れていた夢にチャレンジ、実現させる。
男の夢はやがて家族や周囲も変えてゆく。最後にはそれぞれが夢に向かって歩き始める。
のどかな田園風景の中、二両編成の電車がゆたりと走る姿がいいですね。
小さい夢でもいいから持とう。
夢を持つことに年齢は関係ない。
どんな人間にも人生を毎日楽しく生きるためには夢ある生活が必要。
そんな思いを感じさせてくれた映画です。
中井貴一さんがいい。誠実さが良く出ていました。
周りも良かった。三浦ジュニアもいい青年を演じていました。
松任谷由美の歌も心地よい響きを与えていました。
最近見たなかではインビクタスに次ぐいい映画でした。
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