「この不況下に何を伝えたいのか?」RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 あこちんさんの映画レビュー(感想・評価)
この不況下に何を伝えたいのか?
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49歳で再就職をしたという勇気付けられる感じにも取れますが、
この映画は偶然が重なってるからこそ再就職が出来て、
今の就職氷河期には特には参考にはならないです
再就職に希望を持たせようと、観に行ったり、
観に行かせるなら、そこはちょっと違います(´Д`)
主人公は、島根から東京に出て来て、今は将来有望なサラリーマン
妻と娘1人、東京でローンを組んだ家に住んでいます
会社のリストラ計画
同僚の事故死
母親の余命の発覚
が発端になり、子供の頃に持っていた夢、
(故郷の)一畑電車の運転士になりたいという気持ちが蘇る
そんな時、偶然にも夢であった故郷の一畑電車、
通称“バタデン”の運転士の募集が有り、面接を受けます
ちなみにバタデンの募集年齢制限は《20歳以上》が条件
バタデンは経営状態が厳しく、5年先10年先も見えない…
『だったら、49歳でもいいのではないか』
という経営陣の判断から採用が決まります
採用後は東京の電鉄会社で研修が有るのですが…
東京には家があるので『バタデンは滞在費の心配は無い』
島根では、母親が入院した為に『空いた実家に住む』
再就職という視点で見てしまうと、
恵まれた環境の中で起こっている出来事で共感は持てません
何にせよ、今まで頑張ったから上手く行くんだよ~とも取れます
主人公は東京で、リストラをされる側ではなく、する側にいました
それを夢の為に「私をリストラします」と会社に話します
それって格好良いのだろうかf(-_-;)
会社側も引き止めるのですが、それもどうなんだろ…
辞めて良い社員がいるってことだよネ
この不況時に共感が持てる映画なんだろうか?
バブリーな時代に観たかった映画ですネ
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