ダーリンは外国人のレビュー・感想・評価
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トニー!コミックを見事に再現!
昔、このマンガを読んだなぁ〜。
学生の頃は、海外で生活することを
夢見ていたんで…
マンガ家を目指すサオリは、
日本語の美しさに惹かれて来日した
トニー・ラズロと出会い、
いつしか、一緒に住む間柄に。
姉の結婚式では、
両親にトニーを紹介するものの、
父親の反対にあってしまう。
マンガ家になる夢を追いかけつつ、
トニーとの交際を認めてもらうために、
日々奮闘する。
トニーのおもしろ日本語は、
いつ見ても、クスッと笑えます。
また、困った顔や笑った顔は、とてもキュート!
逆に、悲しい顔は、
私までシュンとなってしまう…
原作は、終始コメディだけど、
映画の方は、きちんと起承転結があり、
ストーリー展開としても、
わかりやすくて、GOOD!
トニーとサオリさんご本人も
映画に登場していますよ!
トニーの深い愛
原作も大好きで、この映画も何回か観ていて大好きな作品のひとつ。
トニーのさおりちゃん(井上真央)に対する深い愛情と、さおりちゃんの寛容さ。
他人が一緒になるって、外国人だろうと日本人だろうと関係なく難しいこと。
でもそれを認めて、理解して、自分たちにとってよいかたちにしていく。その過程をコンパクトに描いていてとてもほっこりする作品だと思う(*^^*)
そして、トニーとさおりちゃんの住んでいる家が可愛すぎる。土地、内装、家具、食器まで全部好みなので、あんなお家に住めたらいいなぁ〜とも思いながら観ている。
時々繰り返し観たくなる。
テッパン
何でも話し合える仲って難しい。
付き合いが長くなるほど、相手が何が嫌いで、何に傷つくのか分かってくるから、相手を思えば思うほど、言えない事が出てくる。
若い頃はいいかもしれないけど、歳を取ったら双方に致命傷を与えられるから、言わない方がいいんだろうなって思う。
井上真央の演技が好き。
CMに興味を惹かれたのと、原作を読んだ知り合いの前評判が良かったの...
CMに興味を惹かれたのと、原作を読んだ知り合いの前評判が良かったので鑑賞。
外国人の男と日本人の女の恋愛物語。
その狭間には様々なカルチャーショックがあり、お互いの心には距離ができ始める。
しかし、離れた時に初めてお互いの大切さを知り、愛に人種の壁がないことを考えさせられる。
要約するとそんな感じだが、やはり国際恋愛するならどちらかの、いやどちらもの相当な努力が必要だということが、この映画を通じ再認識させられた。
2人の恋愛自体には山あり谷ありなどの並はあまりなく、ただただ外国人の文化の違いが恋愛においてどこまで左右するのかを認識させられた映画であった。
ニヤニヤしちゃう素敵な映画でした
原作のイメージは壊さず、映像で更に味付られた良い作品だと思います。
作品中の笑えるツボは、原作を読んでいるので判っていたと思うんですが、それでも笑えるのは上手に作品が出来ているからだと思います。
主人公の二人のイメージに、配役のお二人はぴったりだったと思うし、ほのぼの感、幸せ感、不安、心配、ホッとした感、そんなものが等身大に伝わってきました。
観終わった時のニヤッと感、それだけで十分素敵な映画だった証だと思います。
それにしても、普段気にしていない日本語の意味、改めて聞かれると答えられなかったり、言葉で表現できなかったり。
難しいものですね、気持ちや考えを言葉で伝えるのは・・・。
「毒にも薬にもならない恋愛ドラマ」に一票
映画、「ダーリンは外国人」。
原作を少しだけ読んだことがあって、
旦那さんのキャラクターが面白く、話も結構笑えたので、
映画もそういう感じなのかなって思って観たのですが、
映画の方は恋愛ものと家族ものを合わさったようなストーリーでした。
わたしとしてはカルチャーギャップや笑える話を期待していたので、
的はずれな結果となってしまいました。
ほかの方の映画の感想に「毒にも薬にもならない恋愛ドラマ」とありましたが、激しく共感。「2人が乗り越えるべき壁もスケールが小さい。家事をやるとかやらないとか」という点も…。
コメディ映画として観るとがっかりしますが、恋愛ものとして観るのならいいかもしれません。
毒にも薬にもならない恋愛ドラマ
原作コミックを集めているわけではないし、まともに読んだことはないけれど、一度は誰もがチラッと目にしたことがあるんじゃないか。真面目に読んではいないけど、ダンナさんのキャラクターとか、オモシロいと思う。
そんなコミックの映画化だから、どうなるのかと思いきや……まあ、毒にも薬にもならない恋愛ドラマになっていた。もうちょっとカルチャーギャップとかオモシロ可笑しくできたのではないか?
相手が外国人であろうと日本人であろうと同じ人間、大切なことは同じ……と言いたいことはわかるのだけど、だからこそ、この設定の物語をやる意味がわからない。2人が乗り越えるべき壁もスケールが小さい。家事をやるとかやらないとか……。
思わずホロリとします。
小栗左多里氏の人気コミックエッセー「ダーリンは外国人」の映画化。
さおりがトニーと付き合い始めた頃から、結婚するまでの時期が、舞台に設定されています。映画化されているこれらのエピソードが実際にこの時期のモノかは不明ですが、エピソードそのものは、原作本で見たものが多いので、実際に起きたことだと思います。
面白いエピソードばかりなので、基本的なトーンは『笑』なのですが、物語終盤のさおりとトニーの仲に暗雲が立ち込める所辺りで、迂闊にも、「良い話だぁ」と思って泣きそうになってしまいましたよ(苦笑)。って言うか、大竹しのぶスゲェ。やっぱり彼女は、大女優ですね。その二人の仲に暗雲が立ち込めている時に、さおりは実家に帰るんですが、その時の演技には、大竹しのぶの素晴らしさを感じます。何気ない表情とか、間のとり方がスゴイです。この映画の一番の見所は、ココですね。
トニー役のジョナサン・シェアも良いです。トニー・ラズロ氏本人の事は、基本的にみんな知っているわけで、そのような状況にも関わらず、トニー・ラズロ氏本人のイメージを壊さず、上手く演じていたと思います。
劇中のさおりの仕事部屋ですが、原作者の小栗左多里氏が、自分の仕事部屋をイメージしながらインテリアをデザインしたそうです。それと、さおりが漫画を書いているシーンですが、手元を小栗氏が吹き替えをすると言う構想もあったそうですが、主演の井上真央が猛練習して、吹き替え無しで撮影されています。その甲斐あって、井上真央の姿と手元が、ワンショットになっています。
さて映画には、トニーことトニー・ラズロ氏が、さおりの姉三佳の結婚式の神父役で出演しています。原作者の小栗左多里氏も、エンドロールの出演者に名前があったので何処かに出ていると思うのですが、発見できませんでした。あ、あと、さおりが疲れた時に飲むのは、やっぱりチョコラBBドリンクでした(笑)。
ホンワカする中にも、人と人の繋がることの難しさや、逆に、人と人が繋がることの素晴らしさを感じる映画です。意外に泣かされます(苦笑)
ダーリンは外国人でも、日本人でも、同じ人間なのさ
単純に映画の質だけを問われたら
Bかもしれないけど、
笑わせてもらえたし、男女の関係、
結婚についてのメッセージから、
考えさせられることもあったし、
A-つけてもいいんじゃないかなぁ(笑顔)
~~
元々が
『キッズウォー』の頃からのファンなので、
『僕の初恋をキミに捧ぐ』のような下手を
打たないかぎり、評価は甘くなってしまうのですが、
ラブコメの要素もありつつ、外国人対日本人といった関係でなく、
純粋に人間対人間が向き合う難しさや、素晴らしさに触れられていて、
事前に想像していたよりも、真面目な、内容に正直ポジティブサプライズでした!
劇中のセリフではありませんが
本当に「度肝抜かれました」って感じでした(笑顔)
あとはファンとして純粋にうれしかったのは、
主演ですから当然ですが井上真央さんの出演シーンが多かったこと。
しかもドラマ設定が
恋愛→結婚で、コメディ要素も含まれていますから
ありとあらゆる表情を堪能できるだけでなく、どんどん
キレイになっていく、あどけなさは残るけれども、大人っぽい姿も拝顔できる。
上手いなぁ
かわいいなぁ
見惚れてしまうシーンが何箇所あったことか。
監督も、変にこだわりを見せず、
純粋に、井上真央さんのかわいさと、
目まぐるしく変わる表情の豊かさを、
あますことなく抑えてくれていました。
そこが質についてクエスチョンマークが点ったのですが、
逆に、シンプルに抑えたからこそ、作品に込められたメッセージの
数々が、わたしたちの心に届いたのかな、とそんな気がしています。
井上真央さんだけでなく、
オーディションで選ばれた
ジョナサン・シェアさんの演技力も見逃せません。
まるで本物のような
お似合いカップルで
おふたりの息もピッタリでした(笑顔)
☆彡 ☆彡
こういう作品を観ると、
単純な私は結婚に憧れちゃうんだよなぁ。
まぁ、それだけ幸せな気持ちに
させてもらえる力が充満している
幸せ度満点の映画だということなんですけどね。
プロの漫画家も唸った
本物の漫画家のような執筆シーンも見所のヒトツです。
作品タイトルは
とっても軽いですけど、
なかなか真剣で真面目な作品ですよ(笑顔)
さわやかなハッピーエンド+ちょっと人生を考えさせられる深みもあって、お勧めできますよ。
本作は、実体験に基づく人気コミックエッセイシリーズの映画化したもの。
日本はもっと多くの外国人を受け入れ、国際都市、国際国家として繁栄していくべきだとは思います。でもそれを個人のレベルでいえば、こんな国際結婚が増えていくことになるのでしょうかねぇ。
とにかく本作は演出が上手いのです。見せ場を心得ていて、大事なシーンは、丁寧に描きます。ところがその前後の導入のところでは、大胆にシーンを飛ばして、テンポ良く繋いでいきます。だからラストまでの起承転結がきっちりしていました。
それと映像がとっても綺麗で、オシャレなんです。基本がラブストーリーなので、全体にまぁ~い感じが、濃厚に漂っています。それでいて、しっかり人生を考えさせる、泣かせどころもあって、奥の深いドラマなんですね。
加えて、漢字オタクのトニーが唐突に喋る、四文字熟語や格言が、駄洒落のように聞こえて、可笑しかったです。本人は、大まじめなんですがね。
主人公の漫画家デビューを目指すイラストレーターのさおりは、意外にも英語が大の苦手だったんです。そして仕事がらみで知り合ったアメリカ人ライターのトニーは漢字の美しさに一目惚れして来日した、日本語ペラペラの語学オタクでした。
ふたりは、意気投合したものの、3度目のデートでもただの友達でした。ヤキモキするさおりに対し、トニーはマイペース。それでも、やがて恋愛に発展し、二人は同棲するようになります。
恋愛から互いの家族ヘの紹介、結婚へと歩む道を、異文化同士のちょっとしたカルチャー・ショックも描きながら楽しく見せてくれました。
問題は、ここから。結婚を意識出したさおりは、姉の結婚式にいきなりトニーを連れて行きます。母の一江には気に入って貰ったのに、父の正利には漫画家を目指す約束で家を出たのに結婚に逃げ込むのかと、反対されてしまいます。
家族の反対の理由が、外国人だからというのではなかったことが、意外でした。父親に何とかふたりの関係を認めさせるべく、さおりは漫画家としての仕事に没頭します。そしてトニーから、アメリカの実家に一緒に行かないかと誘われたことから、苦手な英会話の勉強も始めます
優しいトニーは、そんなさおりを支えるべく家事をかって出るのです。まるで主夫です。
全ては、トニーとの結婚のためにと、無我夢中でさおりは、次第に大事なことを見失っていきました。気がつくと、トニーの家事の仕方に文句ばかりいうし、トニーが話をしたいといっても、今忙しいから後にしてと、仕事場にこもったり、ふたりで暮らし始めたころの楽しい日々に比べて、すっかりコミュニケーションが取れなくなっていました。そんなところに、さおりの父親が結婚に反対していることを隠していたこともトニーにバレてしまいます。
タダでさえ感受性の高いトニーは、何で話してくれないのと、ショックを隠しきれません。そしてさおりを残して、単身で実家へ帰ってしまったのです。
残されたさおりは、実家に戻って、一江に愚痴を言います。やっぱり国際結婚って難しいもんだわと。けれども一江は、自らの結婚生活を引き合いに、優しく諭します。「自分と違うのは、相手が外国人だからじゃなくて、お互い別の人間だからよ。違いがあっても許し合って、一緒にやっていくのが夫婦なの」と。
ホントに意外です。てっきりカルチャーギャップをクローズアップしていく作品だと思っていましたから。でもこのシーンで、なるほど!と思いました。相手が日本人だろうが外国人だろうがレプタリアン(宇宙人)(^_^;)だろうが、違いを認め合い、理解し合ってつき合うのが大切なのに変わりはないということだったのですね。むしろ大きなギャップを乗り越えてこそ、互いの愛と絆が深まるのかも。
本作が軽いだけの話ではない面を見せる、一番いいシーンでした。
それと、あまり目標に夢中になりすぎると、周りを振り回している自分を見失ってしまいがちになることです。トニーのために、漫画家になる目標も、ホントは自分のためにやっていることをすり替えてしまったのです。
自分の都合のいい理由を勝手に押しつけて、大事な人と関係を疎遠にしてしまうことってありがちでしょう。きっと、本作を見ていると、わが身を振り返りたくなるでしょう。
井上真央の愛らしい表情もかわいかったけれど、初の主役に抜擢されたジョナサン・シェアの演技がいいのです。日本に13年も暮らしていて、奥さんは劇中と同じ日本人。日本語と日本文化に精通して、外国人らしくないナイーブなところが良かったです。
さわやかなハッピーエンドでお勧めできますよ。
ぬかれるなら度肝がいいよね♪
さおりさんの一生懸命さと、
トニーさんの言語オタク キャラが素敵☆でした。
それぞれのご家族が、みんな暖かなのもよかったです♪
アニメなども織り交ぜてあって、ほんわかムードで見られました。
「ダーリンは外国人」の方たちに祝福を☆= ^-^
国際結婚もあり?
この映画もマンガが原作で映画化された作品ですが
またしても原作を読んでなく観に行って来ました。
原作者の本当の普段の生活を描いた内容で笑うとこありちょっと泣けるとこありの外国人と付き合ったり結婚するとこんな感じなのかなぁ~と思うような内容です。だからと言って国際結婚が難しいとかはなく
家族になると言うことはこう言う事なんだなぁ~と改めてわかりました!
TBSの女子アナが出てきたり
最後のシーンは良く観ないと分かりづらいですがパート2もあり?みたいなラストでした!
残念な感じでした
試写会で観ました。
原作は好きだし、我が家のダーリンも外国人なので邦画は久しぶりだったけど
楽しみに観に行きました。
しかし、大変失礼なのですが、ドラマ程度の出来だったと思います。
実際にお金を払ってみるレベルではないと思います。
大竹しのぶさんは演技が上手で彼女のシーンでは落ち着いて観ることができるのですが、その他のシーンでは俳優さんの演技が観ていてつらかったです。
こんなもんで映画にできるんだなあとびっくりしました。
とはいえ、ラスト近くのシーンではベタなんだけどまあジーンとはしましたので最悪、という訳ではなかったです(若い役者さんががんばっているのはわかりましたし)
監督と俳優と脚本が悪いのでしょうがないかな。。
期待していただけに残念でした。
全22件中、1~20件目を表示