劇場公開日 2010年4月10日

「ダーリンは外国人でも、日本人でも、同じ人間なのさ」ダーリンは外国人 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ダーリンは外国人でも、日本人でも、同じ人間なのさ

2010年4月14日
PCから投稿

笑える

楽しい

幸せ

単純に映画の質だけを問われたら
Bかもしれないけど、
笑わせてもらえたし、男女の関係、
結婚についてのメッセージから、
考えさせられることもあったし、
A-つけてもいいんじゃないかなぁ(笑顔)

~~

元々が
『キッズウォー』の頃からのファンなので、
『僕の初恋をキミに捧ぐ』のような下手を
打たないかぎり、評価は甘くなってしまうのですが、
ラブコメの要素もありつつ、外国人対日本人といった関係でなく、
純粋に人間対人間が向き合う難しさや、素晴らしさに触れられていて、
事前に想像していたよりも、真面目な、内容に正直ポジティブサプライズでした!

劇中のセリフではありませんが
本当に「度肝抜かれました」って感じでした(笑顔)

あとはファンとして純粋にうれしかったのは、
主演ですから当然ですが井上真央さんの出演シーンが多かったこと。

しかもドラマ設定が
恋愛→結婚で、コメディ要素も含まれていますから
ありとあらゆる表情を堪能できるだけでなく、どんどん
キレイになっていく、あどけなさは残るけれども、大人っぽい姿も拝顔できる。

上手いなぁ
かわいいなぁ

見惚れてしまうシーンが何箇所あったことか。

監督も、変にこだわりを見せず、
純粋に、井上真央さんのかわいさと、
目まぐるしく変わる表情の豊かさを、
あますことなく抑えてくれていました。

そこが質についてクエスチョンマークが点ったのですが、
逆に、シンプルに抑えたからこそ、作品に込められたメッセージの
数々が、わたしたちの心に届いたのかな、とそんな気がしています。

井上真央さんだけでなく、
オーディションで選ばれた
ジョナサン・シェアさんの演技力も見逃せません。

まるで本物のような
お似合いカップルで
おふたりの息もピッタリでした(笑顔)

☆彡     ☆彡

こういう作品を観ると、
単純な私は結婚に憧れちゃうんだよなぁ。

まぁ、それだけ幸せな気持ちに
させてもらえる力が充満している
幸せ度満点の映画だということなんですけどね。

プロの漫画家も唸った
本物の漫画家のような執筆シーンも見所のヒトツです。

作品タイトルは
とっても軽いですけど、
なかなか真剣で真面目な作品ですよ(笑顔)

septaka