ロボゲイシャ
劇場公開日:2009年10月3日
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解説
冴えない少女ヨシエは、芸者の姉・菊奴の付き人として毎日こき使われていた。そんなある日、菊奴のなじみの客で大企業の御曹司ヒカルは、ヨシエの天性の戦闘能力に気付き、ヨシエを殺人芸者マシーンの育成組織に入れてしまう。監督は「片腕マシンガール」の奇才・井口昇、主演にグラビアアイドルの木口亜矢。
2009年製作/101分/PG12/日本
配給:角川映画
劇場公開日:2009年10月3日
劇場公開日:2009年10月3日
冴えない少女ヨシエは、芸者の姉・菊奴の付き人として毎日こき使われていた。そんなある日、菊奴のなじみの客で大企業の御曹司ヒカルは、ヨシエの天性の戦闘能力に気付き、ヨシエを殺人芸者マシーンの育成組織に入れてしまう。監督は「片腕マシンガール」の奇才・井口昇、主演にグラビアアイドルの木口亜矢。
2009年製作/101分/PG12/日本
配給:角川映画
劇場公開日:2009年10月3日
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2011年3月25日「片腕マシンガール」が大好きです。その流れで、井口監督の作品を見漁っていた時に購入したDVDでの鑑賞です。 とは言っても、ファンには申し訳ないですが、購入を後悔している一本です。 井口作品の魅力は、エログロ満載。バカバカしいほどのくだらなさ。チープをチープに見せ、楽しさが伝わってくる特撮シーンだと思ってます。 でも、この作品は物足りない。というよりも、全てが中途半端すぎて、魅力が全く感じられない。 噴水みたいな血しぶきは、CGであっさりと描かれています。迫力なんてあったもんじゃない。あまりにもチープすぎる。チープさが売りのB級映画ですが、このチープさは自分には許せません。笑えないグロはさびしい限りです。 そして、なにより「ロボゲイシャ」でありながら、どこが芸者なんだっていう感じです。日本髷を結っていれば芸者なのか!あんなタンクトップにホットパンツで何言ってんの!エロさを出すなら、着物がはだけてチラリのほうがよっぽどエロいんじゃないか。(必殺みたいな暗殺シーンはそれなりに楽しめたんだけど。あの感じで全編通してくれたらよかったのに) ただ、あのセーラー服での戦闘シーンは良かった!自分がセーラー服フェチじゃないかって思うくらい大好きです。(ロボゲイシャでなんでセーラー服の戦闘シーンを誉めなきゃならないのか複雑な心境です) 全編通して、バカバカしさが全面に出ている映画だと思うんですが、このバカバカしさは自分には合いません。今回、改めて見直して確信しました。
3度目の鑑賞 いずれもDVD 監督と脚本は『クルシメさん』『恋する幼虫』『電人ザボーガー』『ヌイグルマーZ』『覚悟はいいかそこの女子。』『惡の華 』の井口昇 グロ系SFアクションコメディー 井口ワールド全開 ぶっ飛んでいる おバカ映画かも知れないが海外のようなおバカ映画ではない セリフにもグッとくるものがある 姉妹が葛藤するシーンはシリアス 芸者または舞妓を題材にした映画は数多くある 周防正行監督の『舞妓はレディ』 宮藤官九郎監督の『舞妓Haaaan!!!』 鈴木則文監督の『温泉スッポン芸者』 不思議とそれぞれ監督の個性が如実にあらわれる 芸者の姉キクエと付き人のヨシエは悪の組織『影野製鉄』に拉致され暗殺者として教育を受けることになる やがて2人は改造手術を受けてロボゲイシャに変貌する 組織の命令で悪徳権力者を抹殺してきたヨシエだが拉致被害者家族の人たちを殺すことはできず失敗 これをきっかけにヨシエは組織と敵対する しょこたんは出ていない 中川翔子ではなくて中原翔子 冒頭の天軍は日本刀を持ちながらそれを使って敵を殺さず別の方法で その日の現場の思い付きで進めていく形なんだろう 半分に分かれて中身から2人の天軍が出てくるがどうやって入っていたのか疑問は尽きない 爆発事故でヨシエの下半身がなくなってしまう瀕死の重症ではあったが拉致被害者家族の皆様に助けられて再改造手術 下半身が戦車にチェンジした姿が初見では衝撃的 三味線を鳴らすと走り出す仕組み 影野製鐵の本社は城 しかも手足が出て巨大ロボットに変形 ビルを破壊すると鮮血が噴き出す光景は井口昇監督らしい表現 わざわざ富士山を登らず飛んでいけばいいのに 拉致されて戦士になった若い女性たちも拉致被害者家族も殺しあう皆殺しの富野由悠季的展開 城ロボットは天高く爆発し花火になった ロボゲイシャ姉妹も影野ヒカルも死んじゃったのかな どうやらそれほど危険性の高い爆弾を開発しなかったようだ 春日ヨシエに木口亜矢 春日キクエに長谷部瞳 影野ヒカルに斎藤工 影野拳山に志垣太郎 拉致被害者家族の1人キヌに生田悦子 代議士豪徳寺鉄馬に松尾スズキ 元影野製鉄の技術者金井に竹中直人 ロボゲイシャ琴音にくまきりあさ美 天軍の1人に亜紗美
死にゆく者が妙に面白いセリフを残して逝く。 サイバーアクションに家族愛の話を絡めた内容。 ギャグが沢山で軽いノリだけかというと、そうでもなくて姉妹の確執などシリアスな面もある。 志垣太郎&斎藤工の悪の親子による地獄の謝罪マシンガンがおもしろい。 巨大城ロボットが街を破壊しながら富士山の火口へ向かうのを阻止する為にゲイシャロボタンクになって突っ込こんでいく場面がアツい。 映像やギミックはとても良かった。
上映前に予定外の※1 監督挨拶が有り、「前作の『片腕マシンガール』の様な、海外で受ける作品を作って欲しいとの依頼で、分かり易い日本的な物と言ったら“芸者”だろう!」と思ったとの事。
また、血が出過ぎると(レーティングの関係か)昼間には上映出来ないから(それは)抑えてくれ!との要望だったそうだ。
製作費は三千万円なので、『カムイ外伝』※2 の1/100で、カムイ外伝よりも100倍のスケールになっています。」の一言に場内爆笑。
更に小ネタとして、木口亜矢がキャシャーンマスクを装着する時には、監督自ら「キャシャーン!紀里谷さ〜ん!」と、アテレコしていますと語り更に場内が沸く。
他にも、志垣太郎が血管を浮かべて叫び倒れそうになったエピソードや、出演者がセリフを噛んだNGカットをわざと使用している等の裏情報も披露した。
ところで肝心な内容ですが、もう下らない下らない(笑)文句なしに今年最低な位の下らない映画になっています。
中盤がややダレるものの、序盤のゲイシャ少○寺を筆頭に、飛ばしに飛ばす。
終盤で城ロボ○トが登場すると、対抗する様にゲイシヤトランスフォーマー※3 が炸裂。
全く覚醒するにも程が有るぞ(笑)
役者陣も負けじとばかりに、ゲスト出演の竹中直人が“必殺技”を発動。更に尻から※※が飛び出すと場内の笑いは最高潮に達した。
細かい小ネタは書ききれない程で、友達同士でワイワイガヤガヤやりながら鑑賞したら楽しめる事間違い無しです。
この回で音声トラブルが有り、30分位上映が止まる。最後まで音声が不安定の為に、違った意味でもハラハラした。
まぁ、次回招待券が貰えたので不満は無いですけどね。
(一応記録的な意味合いで書き込んで起きます。)
※1 本当に突然の出来事だった様で。笑いあり、トラブルありの場内の雰囲気をレビューする結果に。
※2 公開当時『カムイ外伝』の出来の悪さが、映画ファンの話題になってましたね。
※3 世界的大ヒット作品まで取り込む貪欲さには頭が下がる思い。
(2009年10月10日 シアターN渋谷/シアター1)