「「超人」マイケル・ジャクソン」マイケル・ジャクソン THIS IS IT nanana828さんの映画レビュー(感想・評価)
「超人」マイケル・ジャクソン
2009年7月初旬、新宿駅周辺をぶらぶらしていた時のこと。その日は曇りだったけれど立っているだけでじんわりと汗ばむような気温だった。
新宿駅東南口に隣接したビルに、タワレコが入っていて、よくビルの入り口にディスプレイをおいて販促をやっている。
その日、そこを通ると、何やら人が集まっている。学生と思われる若者、会社員、お年寄り・・・まさに老若男女、30人ほど。
何があるんだと近づいてみると、数日前に亡くなったマイケル・ジャクソンのCD・DVDをタワレコが販促していて、ディスプレイでは延々マイケルのDVDが再生されていた。
みんな、マイケルのコンサート映像に見入っていた。
私が物心ついた時マイケルは既に「奇人」で、特に洋楽にも興味がなかった。
マイケルの曲はスリラーくらいしか聞いたことなかった。
それでも、みんなが「マイケル・ジャクソン」を知っている。
これは何なんだろう?マイケルってどんなアーティストだったんだ?
こんな疑問がそれ以来胸にくすぶっていた。
映画の中に出てくるMJは本当にほっそりしていて病的。でも、エネルギッシュ。
アーティストでありパフォーマーでありクリエイターであるMJの姿を目の当たりにした。
なにより、あの音楽とダンスをスクリーンで聞く・見ることに価値があると思う。
見終わった後の気分は、ライブに参加した後のそれみたいだった。
マイケル・ジャクソンというのは良くも悪くも、常識を超越した理解できない存在なんだということを理解してしまった。
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