パーフェクト・ゲッタウェイのレビュー・感想・評価
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サスペンス苦手な方もぜひ
難しい映画ではないです。
幸せな新婚旅行の雰囲気はよく出てました。
役だからなのですが、ミラってあんな感じなんだ!てまた違う一面が見れた感じです。
しかしあんなサバイバルなハネムーンあるんですね。日本人ならまずやらないでしょうね。
犯人が確定してからは、激しくなります。サイコスプラッターな感じです。
足が痛そうです。手が痛そうです。
ハネムーン行きたい!!
結局そこに辿りつますか
疑心暗鬼!!
何度も観たくなる本格的リゾート・サスペンススリラー
ミラ・ジョボヴィッチの出演作品の中ではいちばんの評価。
今回彼女の耳をつんざく叫び声はほとんど封印されている。
さて、デヴィッド・トゥーヒー監督は「ピッチ・ブラック」「リディック」などが代表作。脚本家でもあり、独特の世界観を構築し、ストーリーも安定感がある。ただSFの世界では壮大さが物足りないサイズの世界観のまま巨費を投じて「リディック」で失敗。作品そのものは悪いデキではなく、新作を待っていた。
ハワイという閉じられた空間が功を奏したか、ほど良い世界観を創りだしている。
ストーリー展開も冒頭から目を離せない。
最初から誰が犯人か、、、と推理しながら観るのもいいし、素直に流れのまま観るもよし。
おそらく最初ではおさえきれない伏線が最初からたくさんあるから、是非見直して楽しんで欲しい。
ただ、ある程度の映画ファンであれば、犯人はすぐにわかる設定。
とはいえ、動機やラストの展開は、それを意識してか一味付け加えてるのは妙味。
オススメの98分。
観終わって、タイトルの意味がわかった。
「この映画の結末は、誰にも話さないでください」とのこと。
新婚ホヤホヤ&アツアツのクリフとシドニーは、ハネムーンでハワイに来た。
徒歩でしか行けない小さな美しいビーチへ行くために、トレッキングを始める。
その途中、クレオとケイルのカップルとニックとジーナのカップルに会う。
そして、ホノルルで起きた新婚カップル殺人事件の犯人が、この島に来ているとのこと。
犯人もまた、カップルであるということ。
怪しいカップルが3組。
一体、誰が犯人なの???
3組とも、見ず知らずの関係なので、それぞれが疑心暗鬼になり、不安感が増す。
カウアイ島の絶景を見ているうちに、不安が不安を呼び、心理作戦のようなストーリー運びにうまく乗せられた。
犯人がわかってからは、アクション映画もどきの展開で、楽しめる。
ミラ・ジョボヴィッチ、ティモシー・オリファント、キエレ・サンチェス、そしてスティーブ・ザーン。
キャストも良いな。
冒頭の幸せいっぱいのミラ。
ちょっと、はしゃぎ過ぎじゃないの~?!と思うけど。
そして、最後のミラ。
そうか、○○だったのね!
うぅぅ~、言えないよ~。
最後は、ラブコメみたいになっちゃった。
だけど、ハワイだもの。
そのおかげで、後味が良くなった。
ケータイ電話が結構重要な小道具になっていて、面白かった。
意外と良いかも
ミラ・ジォヴォヴィッチが個人的に好きなので見に行きました
最初のたる~い新婚夫婦の話で「あ~帰りたい」と思ったのですが
後半の展開からもう釘づけ・・・ホント裏切られました
この映画で気づいたことが少し、この作品ってクエンティン・タランティーノ監督のデス・プルーフinグラインドハウスにかなり影響されてないか?
例えば最初ミラ・ジョヴォヴィッチがジープの助手席から脚を出しているシーンとか、本筋とまったく関係のない会話
出ている女性が皆ホットパンツはいてる(場所が場所だけにしょうがないか…)とか女性の蹴り・・・・
もろ「俺はデス・プルーフが好きだぜ!!」っていう監督の思いが私には勝手に伝わってきましたが皆さまはどう感じられたでしょうか?
あれあれ?
いい意味で裏切られる映画・・・
犯人が誰だか解らないドキドキ感が堪りません!でも、もう少し、ネタバレ台詞は終盤に取っておくべきでした。
ハワイでハネムーンを楽しむカップルが巻き込まれる殺人鬼の恐怖を描いたサスペンス作品。
舞台となるカウアイ島の映像美が、強めに彩度アップされた映像と共に強烈な印象を放っています。美しい自然の中で、甘いカプッルが愛を語り合っているのに、場違いな殺人鬼は忍び寄っていくのです。
最初は、ラブストーリーのようにスイートに開始し、徐々に殺人鬼の存在を臭わせて、恐怖感を募られる。ラストでは正体が明らかになった殺人鬼とターゲットにされたカップルの逃走劇でスリル感たっぷりの演出でした。
面白いのは、殺人鬼が誰かが解らないこと。そのため観客は、主人公のカップルに自分の気持ちを投影させて、近づいてくる人物が怪しい、このまま近くにいると何か起こりそうだという緊張感を常に持ち続くことになります。
そして警察まで騙してしまうこと。
犯人の片割れが、警察のヘリに搭乗し、逆襲しようとする被害者をあれが犯人だと偽証し、警察が射殺しようとするところもドキドキしました。被害者側の視線でカメラは追い続けていたため、絶対絶命の緊迫感に包まれたのです。
そして最後で明らかになる真犯人とその動機が明かされたとき、冒頭のシーンの意味がひっくり返ってしまうことです。その辺の構成の面白さや意外性は感じさせました。
惜しむらくは、中盤で語られるあるセリフで、だいたい犯人が誰なのか見え見えになってしまったことです。もう少し、ネタバレ台詞は終盤に取っておくべきでした。
場の展開として大きいのは、WEBニュースをクリフが見るとき。このとき本人も観客もホノルルで男女二人組のカップルによる殺人事件の詳細を詳しく知ります。
ただ巧みなのは、犯人の映像をぼかしたりして観客に悟られないように編集していることです。
このニュースで、観客も犯人達はカウアイ島に潜伏していることを知ります。
そういう目で見ていると、クリフたちのすぐそばで野宿しているニック&ジーナ、ケイル&クレオという二組のカップルがどうも挙動不審に思えてならなくなります。また疑われても仕方ない言動をしていました。
だからクリフは、緊張と被害妄想から、先手を打って彼らを襲撃しようとすらしたのです。
けれども警察が来て、犯人と思われるカップルが逮捕されて、ほっとしたクリフとシドニーは、疑ってきたことをケイル&クレオのカップルに詫びて、目標のビーチを目指します。でも本当の恐怖は、ここからだったんですね。
主演のミラ・ジョヴォヴィッチが見せる幸せな花嫁の表情の下に忍ばせた不安定な性格。女同士でいるときクレオにふと告白する、病的なまでに孤独に恐怖する性格。
その複雑な感情の動きをを的確に表現しています。ぴったりのキャストでした。
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