十三人の刺客のレビュー・感想・評価
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爽快!!
吾郎ちゃんの鬼畜ぶりが輝きに輝いたからこそ、みてるこちらがつい「いけーー!!」と応援したくなる作品でした。最後悪役殿様にも死んでいただきお見事!「300」の時も思ったけど、一人の持つ力や戦術って大事だなーって。
そして力あればこそ君主に仕える指命だという鬼頭の言い分もごもっとも。現代社会もそうですが徳のあるリーダー(上司)に巡り会えれば幸せに力も発揮できるけど、バカ殿様に仕えている優秀な部下っていーっぱいいるんだろぅなーと考えさせられる映画でした。
志村けんのバカ殿様のリアル版。
劇場で観たかったが、間に合わず、今回レンタルいたしました。
とくに三池監督が好きなわけではないが…
随所に三池監督らしさは感じられた。
骨が砕ける音などは、やたらとリアルな音響だし、飛びすぎやろってなぐらいの血しぶき。
クローズZERO並のジャンプキック!!(笑)
最後の40分は、学ランを着物に変えただけって感じ。
役者はよかった。
稲垣吾郎さんの気持ち悪さは際立ってた。
ホントに、志村けんのバカ殿をリアルにした感じ(笑)
伊原さんや役所さんは、相変わらずカッコイイ。
山田孝之さんや高岡蒼甫さんのクローズ組も頑張ってましたね。
もはや、松方弘樹さんは、遠山の金さんにしか見えない(笑)
お金あるなら、鉄砲使えば?
とか、
その場所で奇襲しなくても?
とか、
もっと爆薬使えば?
とか、
ホームアローンみたいな仕掛けとか、もっと作ったら?
とか、
まぁ、イロイロあるけれど、
きっと、チャンバラを見せたかったんやねってことで。
でも、外国映画にはない、醍醐味がありました☆
また観たい
戦闘シーンは「長い」と話題になっていたが、長さを感じさせなかった。
ただ、戦闘シーンの最初で、全員が弓から刀に持ち替えるシーンで、まだ矢が少し残っているのに弓を捨ててしまうのがもったいないと感じた。なりふり構わずの戦いなのだから、弓は使い切るべきだったと思う。それで何人かは倒せたはず。
山男の絶倫のくだりは、笑わせてもらったけど必要だったか???あと、ラストで生きていたのにびっくり!!絶対死んだでしょ!
ゴローちゃんの残虐ぶりも話題になっていて、「予告より数倍ひどい」と聞いていたので覚悟して観にいったのに、それほどではなかった。いや、酷いけど。想像が上回ってしまった…。ラストで止めをさされるときに、「礼を言う」と言っていた彼。自分の生きている意味も生きがいも見出せず、かわいそうな人だったのかな…と思った。
色々感想はあるけれど、面白かった。
オリジナルもみたくなる
のっけから切腹のシーン
役者の顔と音声だけで想像する感じにはなってますが
音がね~
前半は結構気持ち悪かったです
後半は気持ち悪いシーンは無く普通に鑑賞できました
松方広樹と役所広司のおっちゃんズが以外にも最後まで奮闘
ゴローちゃんの悪役も、思ったよりかなり自然
全体的にはワリと面白かったです
オリジナルと見比べたくなる作品でした
戦うってことは・・・
予告編からどうしても見たかったこの映画を今日みた★
一言で言うと戦う事の本当の意味を痛感した一作品だったと思う★
今回の戦いはまさに正義対悪者なかんじに描かれていて見ていてワクワクするくらいだった。
特に五郎ちゃんの演技の冷酷非道さがまた作品にのめり込めた要因のひとつだと思う。
また、役所広司さん最高です。参りました。最後のシーンでは鳥肌が立ちました。
今回の映画は色々な意味で戦った作品だと思います。(演出や演技にしても)勝負した感じが出てホントによかった!
また見たい作品のひとつでした。
帰る場所は・・・
松平を完全なる悪として描くことで
見る側を安心させた。
ここにちょっとでも善の部分が見えると
暗殺に共感できない部分もきっと出てきて
気持ちが乗らなかったと思う。
責任をとって切腹、
恥をさらして生きてきた、
とかいって最後には命をちらすことが美のように考えられていたのかと思うが、
唯一この戦いで残った者は死なずに奥さんの待つ家に帰った。
詳しいことも告げず、
しばらく家を出ると言っていなくなった男。
帰ってくるのかもわからないが
でもずっと待っていた。
待っている人がいるっていいなと思った。
「待つ」ことが失われていっているような気がした。
みんな時間に追われ、せっかちになり、少しも惜しむ。
ゆっくり誰かを待つのもいいかもしれない。
十三人の刺客
クローズZEROが大好きなので
そおゆうのを期待して行ったんだけど
もっと泥臭い映画だった。
山田孝之目当てで行ったんだけど
松方弘樹、市村正親、伊原剛志が良かった。
松方弘樹の殺陣のシーンはさすがだった。
でも高岡蒼甫とかほかの若手俳優とか
もっと前にでてもいいんじゃないかなあ。
高岡蒼甫なんて台詞少なかった気がした。
波岡一喜については、メンバーに加わったエピソードがなかったし。
もっと一人一人にスポットライトあてて、
仲間が集まるまでのエピソードがもっとあってよかったんじゃないかとか
まあ、それやっちゃうともっと長い映画になっちゃうのかなとか
いろいろ考えてしまった。
伊勢谷友介はキャラが際立っててすごいなとおもったんだけど
あそこまで目立たせなくて良くないか?
岸部とのあのシーンはいらないよなあ。。
それと、
クローズZEROでの黒木メイサは「いらないだろ!」と思ったが
この映画の吹石一恵の存在はほんとに良かった。
オリジナル版だと結末が少し違うようなので
みてみたくなりました。
最後に吾郎ちゃん!最高だったぜーーーー!!
死闘を美化せず醜さの迫力
人が命を懸けて必死に戦う醜い姿を、役者が演じカメラが捉え監督が描き切った迫力。
現代とは「恥じ」の価値観が違う。
登場人物の全員が生き恥を晒しながら生きていることを自覚している。
自覚しながら、恥を抱えながら、それぞれの立場として振舞う潔さ。
誰一人として取り繕い装い背伸びをする登場人物がいない。
そして、全員自分の立場を真っ当して、ぶざまに酷く死んでいく。
どんな権力があろうとも、どんな大義名分があろうとも、他人を殺めることは醜い。
戦闘後の虚無感に共感である。無意味なのだ。
護衛も刺客もやる前から意義など無いことを解っている、けれどやり切った生き様。
愚かで悲しく心がヒリヒリする。
エンターテインメント仮時代劇。
傑作時代劇をリメイク…とはいえ、すっかり三池ワールド。
これはもう時代劇というより現代劇なんだな、と思った。
斬って、斬って、斬りまくれ~!!の如く、アクション全開。
バッサバッサと斬られていく人数の多さに引き換え、
肝心の刀さばきに魅了されるのは松方弘樹、ただ一人。
映像といい、台詞回しといい、昔の時代劇とは格段の差。
しかしこれが従来の三池映画だという独自性は心地良い。
モノマネ作品を作る必要はないし、今の時代感性に即した
内容に作って魅せてやろう、という意気込みは感じられる。
そしてそこに役所広司や山田孝之のような従順で演技派
の役者陣を揃え、世代を超えた娯楽大作に仕上げている。
まぁ確かに気味の悪いシーンは多すぎるのだが…^^;
元の話が面白いので、暗殺現場までの道のりが険しいほど
観ているこちらは楽しめる。クライマックスの50分に渡る
斬り合いバトルはアクション映画そのものになっているが、
各々集められた刺客たちの人物像とその繋がりが面白い。
13人のうち、ほとんど一部の人物だけに絞られてしまうが、
彼らに背景色が存在するからこそ、いざ死に参ろうとする
意気込みに共感でき、絶対無比の戦いに勝ちを見出せる。
土台無理だろう、の先入観が覆っていく気持ちよさ。
出色は稲垣吾郎の暴君ぶり(よくぞ引き受けました♪)
悪役はこのくらい非道で殺したくなる人間でないと甲斐無。
市村正親も敵の腹心を上々の演技で魅了し、彼と同門で
あった主人公とのクライマックスまで緊張感を保ち続ける。
伊勢谷友介が演じた山民は、どう見ても七人~の菊千代
とダブって仕方ないが^^;彼はサービス映像に事欠かない。
どちらかというともっと泥臭いイメージを抱いていたが、
終わってみればエンターテインメント仮時代劇という感じで
へぇ?と思わせるラストの余韻のなさに、かえって笑えた。
やはり三池ワールド。
(なにはどうあれ、過去の名作が甦るのは嬉しいことですね)
三池監督・・
て実は苦手な私・・。スキヤキ〜も、途中で吐き気もよおすくらい。て、映像がじゃなくてこのシーンは嫌だて生理的なとこからくる吐き気です(笑)ヤッターマンも姪と行ったことを後悔したくらい。
でも、予告で見て俳優陣の豪華さと三池監督が時代劇!?の好奇心から。
でも、見て後悔はしなかった。侍魂ってやっぱカッコイイ!!特に好きなのは、山田孝之さんと、吹石一恵さんのシーン。惚れてる男のただならね雰囲気を察し、引き止めずに待つ、ひたすら待つ。現代人には少なくなったもんなぁ・・。憧れちゃいました。
もっと、12人(山猿はどーでもいい)が集まるまでの生き様みたいのを少しでも知りたかったかも。あっそうするともっと上映長くなっちゃうか(笑)
おもしろくなかった。
「いくら刀を変えたからって、あんなに人を切ることなんてできないよ」と思ってしまうので最後の殺陣はあまりにも非現実的、見てて滑稽に見えてしまう。
200人じゃなくて、オリジナルより少ない人数にすればもうちょっとリアリティが出たんではないかしら?
何人もの人をたたき切っても曲がらない刀、突いてすぐ体から引き抜けちゃう刀、一度切っただけで動かなくなる敵、ないでしょそんなこと。
切腹のシーンも脂汗ひとつかかないで自分の腹きれるの?って思っちゃって、臨場感に欠ける。
大体江戸末期の切腹なら腹に刃が入る前に介錯するはずだし、介錯なしの切腹とかありえないし、そのあたり表現しないのもリアリティに欠ける。
残酷さを出すために初期の切腹の作法を演出するならば十字に切った後、なんではらわた出すところまで表現しないのかも不思議です。
非現実的でリアリティに欠けるのでショーとして見てしまい、感情移入できず、ちっとも恐ろしくない。
俳優陣ががんばっているんだから俳優をもっと信頼して、脚本と演出と殺陣はじっくり作りこんで欲しかった。
よかったところは稲垣が2,3度刀を振ってようやく首を落とすシーンと遊び半分で近場から弓を撃って子供を殺すシーンは臨場感がありました。
正直…斉韶が憎めなかった
ゴローちゃんがスマステで自画自賛してたので見たいと思ったんだけど…
正直、斉韶って可哀相な人間だと思ってしまい、そこから彼が残虐なのか?と
思い始め、(実際に両手両足舌を切断するシーンも無いし、
実際に他人の奥さんを犯すシーンも無かった訳で現実味が感じられず)
生まれてからずっと要人ということで
周りの人から常に監視され(食べ物も排泄物も何もかも全て)
まぁ…それは生まれた時からそうなのだから、
私とは違ってそれが当たり前なことなのかもしれないけど…
教育だって皇帝の教育を受けたのならば、下々の人間は自分より劣ってて当然だし
自分が欲しい物は手に入れて当たり前、藩主なのだから明石藩に在籍するものは
皆自分の言うことをきいて当たり前と育ってきたのだから
ワガママになって当たり前なのではないかと…
彼が淡々と刺客から襲われたその日が生まれてきて一番素敵な日だったなどと言うシーンが有ったけど
まさに彼は毎日退屈な日々を過ごして生きてるのか死んでるのか分からなかったのでは無かったか?
そんな風に思っちゃうと…まぁ彼の行ってきたことを聞かされて
暗殺しろと命令された武士としてはその命を受け、
ゴローちゃんを殺すことを武士としての生き様とし、
最後のご奉公と頑張っちゃう気持ちも分からないでは無いけど…
やはり、私は侍という人種がよく分からない。
彼らには命を惜しむとかいう気持ちって無いの?
剣の道一筋に生きてきたんだから平和な世の中より斬り合って死んでいく方が
何倍も素敵な生き方をしたということなのか?
伊勢谷さんと岸部さんのちょっと笑えないシーンがありましたが…
ぶっちゃけ、あんなシーンとか撮るんだったらゴローちゃんも伊勢谷さんが犯すっていうのも面白いんじゃないの?って不謹慎にも思っちゃいました。
決戦のシーン…少々長かった。もっと大量の爆弾でたくさん殺してしまえば楽なのにって思っちゃった。
殺陣のシーンは松方さんに勝てる人無し。
役所さんと市村さんのシーンはへっぴり腰に見えて笑えて仕方なかった。
オリジナルの方も気になって見たくなっちゃいました。
制作陣の本気を感じました。
役所広司さん、市村正親さん、松方弘樹さん、松本幸四郎さん、伊原剛志さん、平幹二郎さん、内野聖陽さん、伊勢谷友介さんなどなど、そうそうたる役者さんを集めての本格時代劇。
その中で、なんで暴君に稲垣吾郎さんなのか、イマイチ ピンとこなかったのだけど、見て納得。
冷徹非道、自分勝手、世間とずれている感じなど、どれも、はまり役でした。
昼食後すぐの鑑賞だったので、序盤のいきなりのエグイ展開に、少し気持ち悪くなった。
でも、序盤を過ぎれば、後は大丈夫。
ゴローさんの、これでもか!これでもか!というくらいの暴君ぶりには、辟易したけれど、そこまで悪いと、返って見事なくらいでした。
クライマックスの宿場町での50分間(とのこと)にわたる戦闘。
これは、映画の宣伝文句の通り、≪斬って斬って斬りまくれ~!!≫
圧倒されました。
また、刀だけでなく、弓矢、火薬、猛牛などと、色々な仕掛けも興味深かったです。
少ない人数を補う知力。
いいな~。
最後の戦いの場所。
そうきたか~。
暴君にはお似合いかもね。
なんで、13人なの~?!
もっと集められたんじゃないの~?!
なんだけど、少ない方がイイよね。
それぞれに特技があり、人物描写も良かった。
伊勢谷友介さんと岸部一徳さんには、クスリと笑わせてもらいました。
一服の清涼剤でした。
いいな~、野生男に、お金に目が眩む村長。
俳優さんもセットも、お金をかけて作った時代活劇。
久々に、本気を感じて良かったです。
特に、武士に漂う虚無感が良かったです。
子どもにはどうかと思うが、迫力は満点
まず、出演者が豪華!
眼力が強く個性あふれる人が揃ってます。
個人的には、やはり井原剛志さんの男臭さにやられました。
あと、smapの吾朗ちゃんも体当たりの演技ではまってましたね。
あれは、吾朗ちゃんの役だったように思います。
冒頭の内野氏の切腹シーンの迫力も秀逸。
ストーリーは当然ながら単純ですが、各役者の個性と迫力あるカメラアングルで
魅せる映画だったと思います。
ただし、三池監督ならではですが、結構残虐シーンが多いです。
正直子供には見せたくないな。。。
個人的には、後味がちょっとな、、、、という終わり方でした。
一言だけ言いたいのは、最後、伊勢谷友介が生きてたのはおかし過ぎるW
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