「お部屋のインテリアも見所のひとつですね♪」ランブリングハート septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
お部屋のインテリアも見所のひとつですね♪
わたしは“アリ”だなぁ
でもキャスト目当てじゃないと
きっついかもしれないなぁ(苦笑)
◇ ◇
上映前に読んだミニ冊子で
『アリア』(08)の村松亮太郎監督が
今作の監督をされているのを知りましたので
大外しはないだろうな、と地雷を覚悟しつつも安心感はありました。
双子の女の子を1人2役
ラブコメディ=コメディエンヌの素養が必要
臼田あさみさん、映画初主演作でいきなりの
難役だったと思いますが、頑張っていました(“巧かった”でないのがミソ)。
音楽、表情、間
終盤、特に
あ~、もったいない
そこ、表情をもっとつけて
酔ってるんだから、挙動不審にしちゃえば
笑いもとれるし、笑いを引っ張ることができるのに
そんなシーンが幾つかありましたが、
村松監督、コミカルにすると言いつつも
一定の部分では、リアリティにこだわっていたように感じました。
だから、臼田さんのシーンでは
クスクス笑えたシーンが何箇所かあっただけ。
むしろ、
個人的にツボで笑いを必死にこらえたのは
(ここまで我慢して悶えていたのは、私の視界に入るかぎり、私1人だけ)
『アリア』(08)主演つながりで、友情出演していた原田佳奈さんのぶっ飛び演技。
(『ブラッディマンデイ』吉沢悠さんの婚約者役。ウィルスで死んじゃった女性)
清楚な役柄しか見たことがなかったのですが、
服装、髪型、しゃべりかた。そんな司会者女芸人でもおらんぞ
突っ込みたくなるくらい好き放題にやらかしてます。
あれは、本人も演じていて、かなり楽しかったんじゃないでしょうか。
もう1人お目当ての桐山漣くん。
役柄の基本ラインは『仮面ライダーダブル』と一緒。
彼もプチ1人2役ですので、
臼田さん同様に難しかったと思います。
ただ、髪型も表情もセリフ出しも
なにもかも一緒だったので、ラストある人を助けに行く場面
フィリップ!
そう言って変身しちゃうんじゃないかと。
ポケットからガイアメモリーを取り出すんじゃないかとハラハラしちゃいました(苦笑)
☆彡 ☆彡
ラブコメですから、最後はハッピーエンドで終わります。
カップルや女性同士で観てもらいたい
村松監督は、そうコメントを残していますが、
私の回は、明らかに臼田さん目当てと思われる
男1匹鰥夫ばかりで、そこに女性の芳香は、ひとかけらもありませんでした(苦笑)
私のような、
キャスト目当てにはお薦めしますが
それ以外の人には、厳しいかもしれません。
ただ、鑑賞後の後味のよさは、お約束できますよ(笑顔)