14才のハラワタ
劇場公開日:2009年10月17日
解説・あらすじ
「学生による商業映画製作」をコンセプトにしたトリウッドスタジオプロジェクト作品。原田ワタル(通称ハラワタ)は、成績を競うナツキと青木さんを尻目に授業をサボってはいつもひなたぼっこしているマイペースな女子中学生。家では仕事帰りのお母さんとスーパーのお惣菜を食べて、今日も帰らないお父さんをマイペースに待ち続ける。
2009年製作/60分/日本
配給:トリウッド
劇場公開日:2009年10月17日
劇場公開日:2009年10月17日
「学生による商業映画製作」をコンセプトにしたトリウッドスタジオプロジェクト作品。原田ワタル(通称ハラワタ)は、成績を競うナツキと青木さんを尻目に授業をサボってはいつもひなたぼっこしているマイペースな女子中学生。家では仕事帰りのお母さんとスーパーのお惣菜を食べて、今日も帰らないお父さんをマイペースに待ち続ける。
2009年製作/60分/日本
配給:トリウッド
劇場公開日:2009年10月17日
映像の見せ方に鏡を使ったり、ノート、風船等を使ってもの凄く巧妙に紡いでいると思う。
起承転結もしっかりして、ショートコントの繋がりで終わらせない。努力を大いに評価したい。
問題は彼女を評価する側の問題だと思う。
アドレナリン出まくりの映画界。日本も同じ。
こう言ったオフビートを押し通せる時代ではないのだろうね。
逢えていう。初期の岩井俊二の匂いはする。
「身も心も自分で守るのよ。ゆっくりで良いから」
ハラワタは原田ワタルの通称。序盤には人体模型のハラワタも登場するが、エロ、グロはまったくありません。成績はビリから10番目が定位置という彼女は個別学習塾にも通い、のんびりした生活から抜け出さないでいる・・・
両親のすれ違い生活や学校での成績争いを尻目にかけ、あくまでもマイペース。ただ、人の気持ちを考え、平和的に暮らすところが素晴らしい。学校では冬になるというのに、名前も覚えてもらってない空気のような存在。でも彼女のおかげでわだかまりが解ける友人たちもいるんだよね。いい!
まぁ、ハラワタよりもガリ勉だと思われてた青木さんが絵の才能によって皆と話すようになるところが素敵。靴の色にも表れているように、ほんのりと暖かくなれます。